「ROG CROSSHAIR VIII IMPACT」のマザーボードの規格は「Mini-DTX」です。
新世代「Mini-DTX」とは?
「ROG CROSSHAIR VIII IMPACT」は「Mini-ITX」のスペースでは乗り切れないほど高性能、付加価値を凝縮した新しいゲーミングマザーボードです。
「Mini-DTX」は今、最も人気がある極小サイズ「Mini-ITX」よりも少し下に長い規格になります。
写真でみるとこんな感じです。
PCケースのスペック表には「ATX、Micro-ATX、Mini-ITX」と表記されていて「Mini-DTX」が表記されていないのが、ほとんどなので注意が必要です。
確実なのはPCケースの現物確認またはPCケースメーカーに問い合わせるのが良いでしょう。
今回レビューで使用するPCケースはNZXT社「H200i」です。
後ほど組み立て完成を見て参考にしていただけると幸いです。
「X570」は「X470」の上位互換!
「X570」は「X470」の後継機ではありません。
完全なる上位モデルという位置づけになっています。
なので「X470」と比べスペックが飛び抜けて高いのが特長です。
簡単に比較表を作成しました。
新世代「Wi-Fi6」とは?
「ROG Crosshair VIII Impact」の特長
開封の儀
外観
「ROG Crosshair VIII Impact」をチェックする
組み込み完了!
使ってみた感想
良かったところ
残念な点、注意する点
総評
主な仕様
関連商品
それでは「ROG Crosshair VIII Impact」をレビューしたいと思います。
?SO-DIMM.2:ヒートシンク付きのバンドル拡張カードにより、2つのM.2ドライブをSO-DIMMインターフェースを介して接続でき、SSDサーマルを最大限のパフォーマンスで制御できます。
?包括的な熱設計:ヒートパイプを備えたアクティブVRMとチップセットのコンボヒートシンクとフルサイズのアルミニウムバックプレートにより、より多くの熱を吸収するのに役立つ質量が追加されます。
?高性能ネットワーキング:MU-MIMOをサポートするオンボードWi-Fi 6(802.11ax)とASUSを搭載するIntelギガビットイーサネットLANGuardはGameFirst Vテクノロジーをサポートします。
?高度な水冷機能:ROG水冷ゾーン、ウォーターポンプ+ヘッダー、およびラジエーターヘッダーにより、カスタムの水冷ループと簡単に統合できます。
?5-Way Optimization:システム全体の自動チューニングにより、リグに合わせたオーバークロックと冷却プロファイルを作成
?DIYフレンドリーな設計:最大限の耐久性を実現するプレマウンテッドI/Oシールド、ASUS SafeSlot、およびIMPACT Control Card VI、BIOSフラッシュバック、Clr CMOS、Q-CodeおよびFlexKey機能を追加
?比類のないパーソナライズ:RGBヘッダーとGen. 2アドレサブルヘッダーを含むASUS独自のAura Sync RGBライティング
?業界最先端のROGオーディオ:コアユーザーグレードのオーディオ性能を実現するSupremeFX S1220とESS ES9023P、Sonic Studio III and DTS Sound Unbound搭載 (ASUS社 HPより引用)
User's manual
4 x SATA 6Gb/s cable(s)
1 x Supporting DVD
1 x ROG big sticker
2 x M.2 screw kit (short screw and mount)
1 x Wi-Fi Antenna(s)
1 x Extension Cable for RGB strips (80 cm)
1 x Extension cable for Addressable LED
1 x Panel cable
1 x ROG coaster(s)
1 x ROG Thank you card
1 x ROG SO-DIMM.2 with heatsinks
1 x 2-in-1 Rubber pad
「フェーズ」・・・数が多いほど安定性が良くなり、オーバークロックなどの耐性も上がります。
チップセット用のヒートシンクの蓋を開けてみます。
またLEDなど装飾の際に接続する「RGBヘッダー」も近くに装備されてます。
それぞれケーブルマネジメントしやすいように集中配置されているのでケーブルが目立ちにくく栄え良く仕上がります。
「RETRY」「Safe Boot」が目立たないのは良いがグラフィックボードを換装しているとボタンが隠れてしまい押せなくなります。
音源チップの「SupremeFX」を見てみます。
蓋を開けてみます。
いかにも音質が良さそうな重厚感が漂います。
時間があればオーディオを吟味してみたいです。
「M3」は2006年3月に発売しました。
「M3」は大好評のまま生産終了してしまいましたが代わりに弟分の「M2=Computer MusicMonitor」が登場しました。
現在でも「M3」はオーディオマニアの間では今でも色褪せることなく活躍しております。
話が反れましたが本題に戻ります。
ストレージ部分を見てみます。
「ROG Crosshair VIII Impact」では「SSD m.2」はカートリッジタイプを採用しています。
まずカバーを外します。
SSDを換装します。
マザーボードにカートリッジを挿し込みます。
レバーを上げてから挿し込みます。
インターフェースを見てみます。
「Q-CODE」はエラーコードが表示されトラブルの原因など早期解決に役に立ちます。
また緊急時にマザーボードの接続やシステムトラブルなど発生した場合マザーボードの状態を初期化する「クリアCMOS」ボタンを押すことで工場出荷時に戻すことができます。
新世代「Wi-Fi6」が刻印されてます。
ネット環境が不便な場所には付属の「Wi-Fi」を使って無線接続ができます。
【CPU】Ryzen7 「2700X」
【マザーボード】「ROG Crosshair VIII Impact」
【メモリ】キングストン社「HyperX Predator RGB 4000MHz 8×2/16GB」
【GPU】「SAPPHIRE PULSE RADEON RX 570 8G」
ライティングアプリ「AURA」の不調と思いきゃシステムトラブルのようです。
それ以外は無事に起動しました。
チップセットのファンは無事に回ってます。
オーバークロックは10%ですが順調に動作してます。
PCケースに換装の際は非常に狭くて大変でした。
また狭くてやりづらいだけでなく製品自体をガシガシ傷を付けながら押し込みがちになるのでPCファンなど干渉する部分は予め外しておくことをオススメします。
ライティングアプリ「AURA」が認識せず残念な結果に終わりましたが急遽、返品対応してみます。
?オーバークロックの耐性が非常に良いです。
?「SSD M.2」へSSD交換が非常に楽です。
交換の際に、わざわざマザーボードを外さなくて良いのが気に入りました。
?システムトラブル時にCMOSクリアがボタン1つで扱いやすい。
?システムトラブル時にエラーコードが表示されるので原因が特定しやすいです。
?個体差があると思いますがLEDが点灯しないことがあります。
ソフトウェアが原因だったりすることもあるので色々と試してみます。
?マザーボードがITXよりも大きいのでPCケースに換装の際にギシギシと押し込みながらネジを留めていくので予めPCファンなど干渉しやすいところは外しておくと良いです。
製品自体を傷付けないように、そっと扱いましょう。
?「X570」へのアップグレードはCPUをハイエンド「3950X」「3900X」などにしないと恩恵を受にくいので注意してください。
現にRyzen7「2700X」では体感的に全く変わりませんでした。
単なるマザーボードのアップグレードでしたが「Wi-Fi6」など将来に向けて早めに備えてもサービス開始が一部なので性能を使いきれず宝の持ち腐れ状態です。
オーバークロックの耐性が良いのでオーバークロッカーにはピッタリのマザーボードだと思います。
筆者は耐久性を心配するので通常の範囲で使用してます。
「B450」「X470」から「X570」へのアップグレードするメリットは、あまりないように感じました。
他にメリットないの?!
強いて言えば「PCIe Gen4」の恩恵を受けるかどうか次回に試してみたいと思います。
お目通し戴き、ありがとうございました。
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サイズ-20.3 cm x 17 cm
話題のトレンド
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お時間があれば、こちらも目を通して戴けると幸いでございます
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チップセット | X570 | X470 |
---|---|---|
ソケット形状
|
AM 4 | AM 4 |
最大メモリ容量
|
128 GB | 64 GB |
PCI Express レーン数
|
16 | 8 |
PCI Express構成
|
x1, x2, x4 | - |
USB3.1 Gen2(10Gb/s)
|
8 | 2 |
USB3.1 Gen1(5Gb/s)
|
0 | 6 |
RAID構成
|
PCIe 0, 1, 10 | PCIe 0, 1, 10 |
|
SATA 0,1,10 | SATA 0,1,10 |
X570はX470と比べ最大メモリ容量は「128GB」と2倍になりました。
クリエーター向けには作業も捗り快適です!
PCI Express レーン数も2倍!
より多くのデバイスと接続が可能になり拡張性に余裕があります!
「Wi-Fi6」とは最近、話題の「5G」と同じ技術基盤を用いながらシーンに応じて共存していく新世代無線通信テクノロジーです。
最近は「AI=人工知能」「IoT=身の周りのあらゆるモノがインターネットにつながる」「Wi-Fi6」「5G」など、よく耳にするようになりました。
「AI」や「IoT」を活用するに欠かせない無線通信手段が「Wi-Fi6」「5G」です。
「Wi-Fi6」「5G」をまとめた表を作成しました。