「MAXIMUS FORMULA」シリーズは2008年から発売され「オーバークロック」、「サウンドチューニング」、「徹底されたヒートシンク設計」などパフォーマンス重視した「コアゲーマー」に向けた「極めるゲーマー」の為にあるマザーボードです。
ASUSファンは「ROG MAXIMUS X FORMULA」を待っていたに違いありません。
海外では既に発売されてましたが、遂に日本に「ROG MAXIMUS X FORMULA」がやってきました。
旧世代「ROG MAXIMUS IX FORMULA」と違いを見ていきながらレビューしたいと思います。
「ROG MAXIMUS X FORMULA」の魅力とは・・・
本格派水冷のマザーボードに対応します。
海外YouTubeのレビューでは水冷化に特化したマザーボードの強みを活かしオリジナルDIYを駆使した個性ある自作PCを紹介するに相応しいマザーボードとして多く採用されてます。
今回も性能アップは勿論、他に大きく進化した「ROG MAXIMUS X FORMULA」はマザーボードの中にある、小さなディスプレイこと「LiveDash OLED」が搭載されております。
筆者は小さなディスプレイの「LiveDash OLED」に惚れてしまいました。
「ROG MAXIMUS X FORMULA」の概要と特長
?ROGアーマーは強化ABS製トップカバーを採用し外観は美しいスタイルに仕上がりました。
?ソリッドスチールバックプレートはマザーボードの歪みを防ぎ高耐久性を実現しました。
?水冷化に最適なマザーボード設計で水冷化経験豊富な上級者も納得のクオリティー
開封の儀
外観
「ROG MAXIMUS X FORMULA」をチェックする
CrossChill EK IIは空冷/水冷に両対応し、いずれの場合もファンは必要ありません。
インターフェースは「嵌め込みプレート」ではなく、マザーボードと一体型なのでカッコいい!
また拡張性が抜群です。
SSD-M.2を換装した様子
旧世代「ROG MAXIMUS IX FORMULA」と違いを見てみる
「Z370」と「Z270」の違い
?対応メモリ
Z370→DDR4-2666MHz
Z270→DDR4-2400MHz
266MHzの差でスピードアップ
?USB転送速度
Z370→USB 3.1 Gen 2の転送速度10Gbps
Z270→USB 3.1 Gen 1の転送速度5Gbps
転送速度は2倍
?RAID構成
Z370では前世代のSATA0/1/5/10はもちろん、PCIe SSDでRAIDを構成が可能
Z270→SATA0/1/5/10
以上が大きな相違点です。
左「ROG MAXIMUS X FORMULA」、右「ROG MAXIMUS IX FORMULA」以下「X」、「IX」
「緑矢印」は金属プレートになり高級感があるだけでなく更に頑丈になりました。
左「X」、右「IX」 上部の「PCファン」周辺
今回「X」で新規採用されたOLEDの小さなディスプレイこと「LiveDash OLED」の違い
左「X」、右「IX」
以上、違いでした。
ここでCPU「8700K」を換装してケースに組み込むます。
NZXT社「S340-RAZER-EDITION」に組み込みます。
「LiveDash OLED」をチェックする
「LiveDash OLED」は主に「マザーボードの状態」を表示する1.3インチOLEDディスプレイになります。
例えば起動時はCPU温度など状態を監視します。
電源OFF時は「ASUSロゴ」、「キャラクター」が表示されます。
付属ソフトである「AURA機能」を使用して様々なライティングを演出します。
ダウンロードはこちら
使ってみた感想
筆者は「水冷化」をしないので評価は難しいです。
これこそ「宝の持ち腐れ」です。
ただ組み立てて感じたことは、とにかく「頑丈」です。
マザーボードを片手に持っても自重で反ることはありません。
マザーボード内部にホコリが侵入しにくいので気軽に表面をドライシートで拭くことが出来ます。
「LiveDash OLED」はCPU温度がリアルタイムに分かるのでとても便利です。
ソフトウェアによる温度表示よりも信憑性があります。
総評
デザインと高耐久性重視で「ROG MAXIMUS X FORMULA」を購入しましたが、とても満足しています。
水冷化しないのであれば下位モデル「ROG MAXIMUS X CODE」で十分だと思います。
水冷化に特化したマザーボードは「LiveDash OLED」も備え、とても便利になって進化しました。
「ROG MAXIMUS X FORMULA」は空冷でも使えるので将来「水冷化」に興味がある方にはオススメするマザーボードです。
デザイン、高耐久性を駆使した「最高峰」のマザーボードは、いかがですか?
過去レビュー
【時は第8世代】intel「Core i7-8700K」とASUS「ROG STRIX Z370-I GAMING」をレビュー
【コスパ最強?!「8350K」】intel「Core i3-8350K」とASUS「ROG STRIX Z370-G GAMING」をレビュー
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