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2018年10月04日
治療を受け続けていく事
点滴3日後 歯医者さんへ
経過を報告していたので
抗がん剤の点滴スケジュールが 1週間ずれた事を
改めて お詫びされてしまった
自分としては
眠れないほどの痛みから解放されたことの方が
うれしかったので その気持ちを正直に伝えた
O先生が 万全の体調を求めることも当然だし
そしてもちろん 歯科医が 対症療法を選んで
患者の痛みを取り除く治療をするのも当たり前だと思っている
先生方が 患者の「今の状態」に最も適した治療を選択して
患者である私が それを納得した上で受ける
それは 言うまでもなく 治療を受ける事で
「今の状態」から少しでも良くなるためのものであるはず
この当たり前のことが なかなか難しいように感じる
同じ病気の同じような症状の患者さん達(勿論細かくは千差万別あるが)
その一人一人にあった 治療するタイミングというものがあるはずだ
けれど その見極めというか 決断が 非常に困難だと思う
特にガン患者は「患者の意思を尊重する」という前提で
治療方針やら 治療計画やらを ポンっと投げ出される気がする
自分自身でも 多少違和感を感じたこともあったが
調べられるところは徹底的に調べて 先生に質問してきた
自分の体に何が起こっているのか知りたかったし
なるべく痛くない安全な方法で 早くいい方向にいくように
病気と対峙したいと思ったから
(放っておいた私は どれも叶わなかったが 笑)
ガンの闘病経験がある友人達と話すと
耳慣れない医療用語を出されて「どうしますか?」
あるいは「どの治療がご希望ですか?」と
担当医から質問されるという
医学を勉強した事もない患者に選択しろと???
目に見える傷のように どうすれば治るのか?の
その方法も 治療経過も 明確に把握できていれば
先生方は 患者にお伺いをたてるような事はしない気がする
いつも思うが ガンは人によって症状の出方も違うし
同じ治療でも たどっていく経過が 本当に個人差が大きい
何より 転んでできた擦り傷とは違い
そもそも「いつ どのようにして」できた病気なのかが
患者本人が 把握できていないのだ
この何者かがはっきりしない相手との戦いが
精神的にも体力的にも 消耗を激しくしていくように思う
各々のガンに効力があると言われる抗がん剤を
点滴して治療しているからといって
必ずしも即効性がある訳ではないし
いつかは(いつなんだよ〜?泣)絶対効いてくれると
信じて 信じ込んで 嫌な事は考えないように
治療を受け続けているのが 現実だ
今日この時点で 再発の様子が見受けられない私でも
いつまた 元気になったがん細胞が集約するかわからない
一度「ガン」と宣告されてしまうと
萎縮してしまうのが 人間正直なところだと思う
通奏低音のように いつも気持ちの中に
「再発・転移」と言う言葉が流れている
ただ それに負けるのも甚だシャクな事なので
たとえ 貼り付けたような笑顔であっても
嫌々ながらでも 毎日微笑みを作って
生きていこうと思う!
これから 季節が深まると
日が短くなり どうしても思考がマイナスになりがちだ
(大好きな季節でもあるのに・・・)
お気に入りの音楽を聴いたり
大好きなニャンコを抱っこしたり(単身赴任なので容易ではないが)
美味しいコーヒーとケーキを傍らに
ゆったりソファで映画鑑賞と洒落込むのも有りかな?
秋の夜長に とにかく穏やかな気持ちで
自分の心の中と ゆっくりと対話したい
そして 今の体の状態に感謝して
日々 出来ることがあれば 何に対しても
悔いなく行動していけるようにしたい
とりあえず 明日あたり
最近ご無沙汰の 一人カラオケにでも行ってこよう!!!
歌うのは 大きく呼吸する最高のリハビリだと
O先生からも言われてるし、ね?
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タグ: 治療に対する気持ち
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2018年10月01日
2回目のアリムタ&シスプラチン
O先生にダメ出しをされて1週間後
7月に入っていたが お天気は今ひとつの中
いよいよ2回目の治療日!
前回よりも早く病院に到着するも
採血順は50番!!!
またまた前回よりも遅い順番
早起きしたのにな・・・
採血結果の異常もなく O先生からの許可もおり
早速 5階の化学療法室へ!
今日の患者さんは女性ばかりで
皆さんすでに 点滴を始めていた
ここには ガン認定看護師の方がいるのでとても安心
先生からも言われていた通り
治療中の体調変化のことについて
しつこいくらいの確認事項と
副作用について 改めてのレクチャー
データも良好なので すぐに点滴開始しましょうと!
化学療法室の一角にある 鍵付きドアの部屋の中から
今日の抗がん剤の薬液一式が運ばれてくる
入院中に血管炎を起こした事を思い出し
ドキドキしていたが 針もスムーズに入り
ホッと胸をなでおろした次第(笑)
あとは 最後まで薬液が漏れない事を祈るばかり
1回目ほどの緊張もなく やっている事は同じなのに
入院ではない、というだけで 気楽な雰囲気
昼食は 持参したおにぎり
お水は飲み続けているが やはり お茶が美味しい!
他に点滴を受けていた方達は ほとんど午前中で終了
看護師さんに
「肺ガンの方で 外来での治療は珍しいかもしれません
皆さん 長時間の点滴は 何事かあると怖いとおっしゃって
入院して点滴する方が多いですから・・・」
と 言われてしまった
薬液の数が多いと時間がかかるから
家が遠かったら 外来での点滴は大変だしなぁ
自分は近場でよかったな・・・とのんきに横になっていた
利尿剤を入れ始めてからは
またまたトイレへの往復が いい運動で(笑)
自分が思っていたよりずっと早く
午後5時半に終了!!!
何事なくてよかった!!!
看護師さんからは
ちょっとした体調の変化も 甘くみないで
辛かったら すぐに来院してくださいね、と
念を押された
自分では 解放感いっぱいで
とても気分が良く ご機嫌での帰宅だった
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タグ: アリムタ シスプラチン
2018年09月28日
2回目の抗がん剤点滴は?
歯科医での歯茎切開後 寝不足も解消され
食欲も回復
そして 点滴に向けての「水飲みの修行」!!!
自分では頑張ったつもりが
治療前日に飲みきった水は 1600cc余ほど(汗)
まだまだ 足りないな・・・と思いつつ
明日 病院に行く前にたくさん飲めばいいや、と就寝
翌朝 しっかり水分をとって病院へ!
採血待ちの順番は 46番!!
8時前に行ったのに 混んでる!
初めての外来での点滴治療だったので
何かあると困るよね、と
夫も休みをとって 付き添ってくれていた
その混みように驚いて
「これじゃ 普通の人も体調崩しそうだな・・・」と
本当に「予約」して行っても 病院とは待つものだ!
総合病院に限らず 歯科医も かかりつけ医も・・・
採血結果を聞いて 指示を受けるために
呼吸器外科の外来に戻る
O先生は 相変わらずにこやかだった
「今日の採血結果は 問題ありませんね
白血球の減少も 想定内の数字ですし
点滴するには差し支えないでしょう」
「顔色もいいですね
退院してから 体調の変化などはなかったですか?」
点滴OKと言っていただいて ホッとした
そして この1週間近くの歯の痛み
治療は 結局のところ
歯茎切開まで行ってしまった事を話した
すると O先生の顔色が さっと変わった
「歯茎切開? 出血が結構あって膿も出た?
歯医者さんに 抗がん剤治療中だって伝えたの?
先生 何も言ってなかったの?」
いつもの穏やかなO先生とは違って
厳しい表情で 矢継ぎ早に質問されて
ちょっと驚いてしまった
「一応 歯医者さんには伝えました
年1回 8月頃に診て頂いているのですが
今年は それまで待てないほど痛いです・・と
もちろん 2月からの手術と治療の経過もお話ししました」
そして 歯医者さんが
「痛みを取って きちんと食事と睡眠を取れるようにしましょう」と
言ってくれた事を伝えた
すると O先生は ちょっと困った顔をした
「体力が落ちないよう 食事と睡眠を最優先にして
治療してくださったんだと思いますが・・・
歯茎切開した後 それほど日も経っていないので
今日の点滴治療は 残念ですが 中止にします」
「??? 中止ですか??(せっかく来たのにぃ)」
「切開後 まもないですし 出血も多かったのでは
私としては 抗がん剤は入れたくありませんね
出血しやすい状態になっている人に
点滴はしたくないです
それでなくとも
点滴で 白血球の数値が下がってくるんですから」
こんな感じで 同じような意味のことを 繰り返し話された
「何より その状態では
敗血症になる恐れもあります!
そんなことになったら
すぐに重篤な状態に陥りますよ!」
敗血症??? 何それ?
副作用についての項目にあったかな?
「敗血症とは 簡単に言うと・・・
白血球が減少して 抵抗力が下がった状態で
何かしらの病原菌が血液中に入ってしまい
いろいろな臓器や全身に感染してしまう症状です
口内炎や歯肉痛 虫歯からでも感染症になるのですから
ニャンままさんのように 切開術をした人などは
要注意なんですよ!」
とにかく 治療は1週間後でしか受け付けない、と
先生に言われ 拍子抜けした夫と帰宅した
あとで 調べてみてゾッとした!
ガンじゃなくても ほんのちょっとした原因で
死んじゃうかもしれないんだ!!!
「抗がん剤」という
ある意味 毒性の強いものを 体内に入れることは
冊子に書いてある字面で捉える副作用よりも
もっと 多様に重篤なものもあるんだな、と実感した
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2018年09月27日
思わぬところが・・・痛い!
先生と話し合って帰宅した4日後あたりから
左下の奥歯が痛むようになってきた
何となく痛いな・・・・・から
次の日には 痛みで眠れないほど
点滴の副作用で「骨髄抑制」があり
白血球と赤血球のバランス等が崩れる人もいるとの事だったが
白血球の数値が下がっていたので
何か 悪さしてるのかな?と自分なりに解釈していた
けれど 翌日になっても 痛みが引けるどころか
ますます酷くなっていき 耐えられなくなった!
予約なしだったが いつもの歯医者さんへ!
1時間以上待ってから やっとの事で
レントゲンを撮ってもらうと・・・
埋もれている親不知が 治療済みの奥歯の根を
刺激していることがわかった
今までこんな事 一度もなかったのに・・・
治療済みの奥歯の詰め物を一度とり
神経の消毒をして処置するとの事!
結局 せっかく詰めてあったものを削られ
処置が終わって また閉じられた
とりあえずは この処置で様子見
おとなしく帰宅したはいいが・・・・
痛み止めの効き目が切れると 途端に痛み出す
あぁ 辛い!!!
眠れないほど痛い!!!
冷やそうが さすろうが
痛みが酷くて 眠るどころではない!
痛み止めを飲み続けることに
耐えられそうもないので
その2日後 またまた歯科医院へ
前回処置した奥歯よりも 一本手前の歯の根も
やはり悪さしていたらしい
なぜ 前回わからなかったの???
レントゲンも撮ったのに!!!
あまりに 腫れてきていた為
歯茎切開をして 膿を出すことに!!!
” やっぱり・・・(泣)” と納得するほどの出血と
想像していたよりも 膿が出た!!!
この2日間 痛みで眠りが浅かったので
疲れ方が尋常ではないような感覚
けれど 治療してもらった事に安心したのか
強張っていた身体は 力が抜けてフニャフニャに
これでもう
夜中に 痛みで目が醒める事もないだろうと
自分に言い聞かせた
明後日からの 2クール目の化学療法に向けて
また 水をたくさん飲まなくちゃ!
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2018年09月26日
抗がん剤2クール目以降は?
1回目の抗がん剤(アリムタ&シスプラチン)点滴は
重い副作用もなく 無事に終えた
右手で薬液が漏れ 血管炎を起こし
途中で針を左手に刺し変えたハプニングはあったが・・・
3日後の夕食から完食できるなどとは
自分でも思っていなかったので 変な自信がついた(笑)
退院1週間後 O先生の診察日
採血結果も 数値が良好に推移しているとの事
「顔色もいいし 体調も良さそうですね
何より 採血結果が良くて 安心しました
今のところ 特に心配な点はありません
さて、、、、と」
先生が 何やら見慣れた紙を持ち出した
「2クール目の抗がん剤点滴ですが 月末からの
入院を予約してもいいですか?」
そうだ! あの紙 入院手続きの紙だった!!!
「先生 どうしても入院しなければなりませんか?
できるなら 外来での治療を希望したいのですが?」
「え? 外来で?
んーーー 大丈夫かな・・・・
先日の治療でわかったと思いますが
ニャンままさんの治療は 7時間以上かかるので大変ですよ?
入院しながらだったので あまり感じなかったかもしれませんが
ご自分が思う以上に 体には負担がかかっています。
点滴後 すぐにご自宅に帰られるのも大変かと・・・・
ご自分で運転して来られるんですよね?」
想像してはいたが
先生は私の希望に対して 表情を曇らせていた
「大丈夫だと思います!
運転して帰宅すると行っても 15分くらいですし!
何より まだ2月の手術痕が 硬いベッドだと辛くて・・・」
硬いベッドだと辛い、という言葉が効いたのか(笑)
先生の方が折れてくれた
「わかりました。 仕方ないですね〜
では ご希望通り 外来の化学療法室での治療にしましょう。
ただし 最初の時に説明した通り
急な体調の変化もあるかもしれません。
いざという時にはすぐ入院できるという準備をした上で
来院してくださいね」
自分としては 利尿剤が入れられた後の
トイレに通う心配くらいしかしていなかった(笑)
よかった!!!
これで 4週間に1回の通院で済む!!と
意気揚々で 帰宅した
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2018年09月25日
がん患者のイメージ
1クール目の抗がん剤治療は
2週間の入院予定でいた
終わってみれば 副作用も軽く
何と10日で退院!
それも 体調もすこぶる良く(笑)
こんなにスムーズに終われるとは思わなかった
退院翌日に 母が来てくれた
私の顔を一目見るなり 笑い出し
あまりの元気さに ただただ驚いていた
きっと 高速バスの中で
副作用でゲッソリした私を想像しながら来たのだろう
離れている息子達に 連絡を入れるのも後回し
母と娘とたくさんおしゃべりをして
ニャンズと のんびりして
救急車の音がしない 静かな自宅を満喫していた
長男から 土曜日に帰省すると連絡が入った
夫と娘と3人で 何食わぬ顔をして
高速バスの降車場へ迎えに行った
ニヤニヤして立っている私に気づいて
バスを降りようとしていた長男が
文字通り ”狐につままれた”ような顔をした!
” 肺腺がんが転移して 抗がん剤治療で入院 ” のイメージのまま
帰省したのだから無理もない
「え、え?? どうしてここに居るの?」
あの時の長男の顔は忘れられない(笑)
私はこの日から
他人から見た「肺腺がん患者」のイメージを覆すような
いい意味で 人を驚かす人生を送れたらいいな、と思うようになった
自分自身「がん患者」のイメージといえば
悲愴なものしか持っていなかった
病気になってしまったのは事実だし
検査結果を真摯に受け止めず
精密検査にも行かなかった
適当でダメな自分も本当の自分だ
けれど 手術・治療・副作用という結果を淡々と受け止め
その1つ1つに対応してきた自分がいる、と言うのも事実だ
そうだ!!!
他の人から見れば「病人にはとても見えない」と言う
この状態のまま 毎日楽しく笑って生きていきたい!
そして これからは
その笑顔についてくる楽しい人生が待っているんだと
本気で考えるようになった
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2018年09月24日
退院
抗がん剤点滴3日後にしての夕食完食には
私よりもK先生の方が大喜びだった(笑)
2012年 6月11日
朝6時20分! 何と 朝イチの採血
昨夕食事ができたからといっても
予定よりも早いな
本人としての感覚は 副作用なんてまるで無し!
朝食も ゆっくり完食
ルンルンで 午前中のシャワーに向かう!
すると 看護師さんが廊下でまっていた
” え・・・? 結果悪かったのかな?”
心臓が ドキドキと聞こえるくらいに脈打つ!
「ニャンままさ〜ん 採血結果出ましたよ」
うわっ! もう出たんだ!
こんなに早く伝えられるってことは 退院延期かな?
ちょっぴり 不安になった!
一昨日まで利尿剤入れられてたし
尿を作る力がまだ弱いのかな?
「良かったですね!
結果がとても良いので ニャンままさんの都合で
退院してもいいとの許可が出ましたよ!
K先生も 驚いていらっしゃいました 笑」
” ヒャッホーーーー!!! やったね!もう退院だ!”
シャワーをゆっくり済ませて 病室に向かう時に
ちょうどO先生が歩いて来た
「先生 自分としては気持ち悪さも消えたので
できれば 明日にでも退院したいのですが?」
「採血結果では 何の異常もないので大丈夫だけど
ニャンままさんの体調は 本当に平気なの?」
そう言いながらも 先生はニコニコ笑っていて
私の言うことも ”わかってたよ”と言う感じだった
明日の退院手続きを取ってもらうように
その場で 先生にお願いした
正直 この病院のベッドは狭くて硬くて
2月の手術の傷が当たるたび とても痛いのだ
家族にも早く会いたいし 3びきのニャンズ達も心配だし
何より 自宅で救急車の音を聞かずに ゆっくり眠りたい
両先生の許可をいただき
すんなり翌日の退院手続きが終わった
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2018年09月22日
1回目抗がん剤点滴後の副作用:私の場合(入院中)
点滴3日後の昼まで ろくろく食事も取れなかった
K先生が話してくれたのだが
抗がん剤点滴後は 男性の方が副作用を
強く感じることが多いらしい
それも 3〜4日経ってからひどくなる人が多いと
出産経験のある女性は " つわり "の経験もあることから
初期は比較的我慢できる程度の感覚が多いらしい、と
実際 私と同病だと話されていた男性は
とても辛くて吐き気がおさまらず
退院予定を延期していたと言っていた
雑誌や本が置いてある
廊下の休憩ベンチコーナーで
顔を合わせていた方だった
私よりも ずいぶん年上の方だったが
肺ガンで手術したとは思えないほど
姿勢も良く 上品な方だった
その方が 4日ほど退院を延期したと聞いていたので
自分はどんな風になるんだろう、と
2日目までは 一食分 それもその1/3ほどしか
食べることができなかった
それでもK先生からは
「頑張ってるね! その調子!」と励まされていた
食べることはできなかったが
吐き気どめの薬を処方してもらう程でもなく
どうにかこうにか 気持ち悪さに耐えられた
3日目の夕食
何と 早々に完食!!!
自分でも笑ってしまうほど
気持ち悪さが消えていた!!
それに何より 美味しく感じた!
味覚異常はない! うれしかった!
単に空腹だったのかもしれないが
点滴翌日に差し入れてもらったゼリーの味が
全くわからないほどだったので落ち込んでいた
本当に ホッとした
あとは順調に食事を摂って
採血結果とかが良ければ 退院できるぞっと!!!
この程度の副作用なら 退院してもバッチリだな!!
本当にホッとして 万歳したくなった
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タグ: 抗がん剤・副作用
2018年09月20日
うれしい事 悲しい事
9月最初の3連休は 色々な意味で
毎日 バタバタしていた
長男の結婚が決まり 両家の顔合わせがあった
秋空の中 夫と都心までドライブして
穏やかなご両親とお相手のお嬢さんとの夕食会
6年前は考えもできなかった幸せ
二男が先に結婚し孫が生まれ
11月には二人目の孫にも会える予定だ
娘も結婚が決まり 再来月には両家の顔合わせだ
こんなに幸せでいいのだろうか?と 本当に感謝しかない
肺腺がんになり 手術・転移・治療を何回か繰り返し
都度 色々な病院にお世話になっていた
職場復帰はもちろんのこと
薬も飲まない 普通の生活を送ることが出来るようになるとは!
はっきり言って 自分は本当に運がいいと思っている
検診で引っかかっていた影 それが肺がん!
けれど 無事切除できた上に
その後の転移も タイミングよく治療が功を奏して
体力の衰えも最小限で済んだ
その時々で 忌憚のない意見とアドバイスをしてくれた
主治医や がん経験者の友人
そして いつも心の支えになってくれた家族や友人
気を遣わなくていい 心許せる人達との会話が
一番のいい治療だった気がする
毎日の生活の中で 自分ですら病気のことを忘れている時
知っている人の訃報を知らされるのは 本当にショックだ
会食会場へ行く道すがら
速報で知った樹木希林さんの訃報は すぐには信じられなかった
勝手な思い込みで
希林さんは ガンがあっても
彼女自身の寿命を 全うするような気がしていたから
また あの飄々とした姿・笑顔で
テレビに出てくるんだろうと思っていたから
そして18日の 山本KID徳郁さんの訃報
41歳なんて・・・若すぎる
ご本人も辛かっただろうが
ご家族のことを考えただけで たまらなくなる
毎日 普通に暮らせているが こんな事実を知ると
途端に不安が大きくなり 過呼吸のようになる
誰にも気づかれないように
懸命に呼吸を整えるが・・・
知らないふり 忘れたふりをしていちゃダメよ!と
誰かに注意されているような気分になる
生きている時間 泣いているより 笑っていよう!と
自分なりに決めているが
その時間に限りがあるのは 症状が出ない時でも同じなんだよ、と!
一日一日 大切にしていこうと決めた通り 生きていられてる?と
子供達とその新しい家族のことを もっともっと
たくさんの時間 見守っていきたいし
自分自身 まだまだやりたい事 生きたい場所が
たくさんある!!!
あらためて 毎日の生活態度・食事内容等を見直して
より健康維持に努めなくては、と思う
もっともっと 謙虚に 感謝の心を忘れないで・・・ね!
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2018年09月15日
抗がん剤治療:点滴2日後
2012年 6月9日
私の住んでいる地方が梅雨入りした
立春の頃に 右肺上葉を切除して
緑が濃くなった頃に ガンマナイフ
そして 梅雨入り
慌ただしく時間が過ぎていくな・・・・
闘病してると ずっとこうなのかな・・・
吐き気というほどでもないが
気持ち悪さが続いているので 気分も落ち込んでいた
朝食の時間だ!
食欲というほどでもないが 前日2食抜いているので
何となく空腹は感じている
” やった! タラコがでた!!!”
タラコを口に含む! あ、行けるかも!!!
タラコの塩味を借りて ご飯茶碗半分ほどは
無事 食べることができた
けれど その他のおかずには手が伸びず・・・
無理は禁物!
気持ち悪さだけで済んでるのに
吐き気が出て来たら余計辛いし
利尿剤の点滴が終わっていないので 今日のシャワーはなし!
午前中から 暇だな・・・と思っていたら
突然 母の登場!!!
「手紙見てビックリして!!!
大丈夫なの? 痛くないの? 治るの?」
頭の中が 色々と とっちらかってる様子(笑)
高速バスで 飛んで来てた、と
道中 いろんな事を考えながら
たくさんのケースを想定しながら来てくれたんだろうな
「心配かけて・・・ どうして早く言ってくれなかったの?」と
「伝えたところで 治るわけでもないし 余計な心配かけたくなかったのよ」
冗談抜きで
2月の手術だけで終わると思っていた能天気な自分だったし
4月から 隣県の大学に通学している娘にさえ
転移してから やっと本当の病名を告げたくらい
手紙で知らせた息子達のうち 二男からは 長いメールが来てた
ただ 長男からは 直接の連絡はなし!
ツイッターに
「何事にも 堪えられないアカウントはこちらです」とか
訳の分からない書き込みをしていたが(笑)
2月の手術時は、ポリープだけ取るよ、と誤魔化していたが
伝えなくてはいけない人達に 本当の症状を伝えた事で
やっと 変に意地を張っていた力が抜けた気がした
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