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ニャンまま
2011年12月に肺腺ガンの疑いと宣告される。 翌年2月に右肺上葉を切除。2014年に右腎臓摘出。 その間 何度か部位を変えて転移するも現在に至る。 2019年12月にパーキンソン病の確定診断を受ける。
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2020年03月13日

2016年 2度目のMRI 1


 夫の友人からのラインで

 いよいよ警告を与えなければ、と思っていたが
 ご機嫌で帰宅した夫の顔を見て ゲンナリ

 気持ち悪くなってしまったので その晩はスルー

 こちらの精神的コンディションがもっといい時にしないと!



 ダイナミックMRIを撮るため Mクリニックへ向かう当日 

 今度はさすがの夫も同行してくれた
 ただし 午後3時の予約だったので " 午後休 " しか取っていない

 " ごめんね "

 " 寂しいよぉ〜 でも大丈夫です 行ってらっしゃい "

 とまあ あいかわらずの中学生カップルのようなやり取り


 妻の検査に同行するのに 職場の女性にどうして謝るのか?

 いちいち気に障るが 
 これが 脳内お花畑の二人の通常運転なのだから仕方がない



 Mクリニックに行く道のりで 友人からのラインを思い出し
 悔しくて 思わず泣けてきてしまった

 警告は帰り道に!と思っていたのに不覚だった


 けれど 夫はと言えば

 私が泣いた理由は 検査結果がどうなるのか不安になって・・・
 と 勝手に解釈したらしい

 「きちんと結果が出るまでは不安かもしれないけど
  K先生に しっかり確認していただかないとね」


 そんなこと あなたに言われるまでもない!!!

 いい意味で頭に血が上り キッ!と気持ちを切り替えた




 ダイナミック〜と銘うってはあるが

 患者側としては 通常と全く同じ経過をたどる検査だったので
 かかった時間等は ほとんど今まで通りで大きな差異は感じなかった

 解析力が違う?という事だけなのかな?




 ただ 今回は 検査後にとてつもなく待たされた!

 待たされている間 不安はどんどん大きくなるばかり


 もし 左半身に麻痺が残ることになったら
 きちんとリハビリして 自分のことだけでもしっかりしなくちゃ!

 仕事も辞めなくてはいけないな・・・

 会話はきちんとできるのかな?

 視力が落ちるようなことはないのかな?


 ・・・などと グルグルと頭の中でずっと考えていた







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