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2011年12月に肺腺ガンの疑いと宣告される。 翌年2月に右肺上葉を切除。2014年に右腎臓摘出。 その間 何度か部位を変えて転移するも現在に至る。 2019年12月にパーキンソン病の確定診断を受ける。
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2020年06月24日

2016年 10月 娘のこと 2


 見つかった卵巣嚢腫の手術を控えて

 職場への連絡調整 健保協会への限度額申請手続等々

 娘の日程に合わせ 自分の治療時間の合間
 運転手をして あちこち走り回っていた



 娘は 子宮内膜症(チョコレート嚢胞)という診断を受け
 大きい嚢腫ではあるものの 卵巣自体を摘出することもなく

 将来の妊娠・出産に関しても 
 経過を見ながら対応できるとの説明を受けていた


 術後は 薬を飲み続けることで生理のコントロールをして
 再発の可能性をなるべく低くしていくとのこと



 親としては もっと早くに病院へ連れて行ってあげなかったことを
 悔やんでも悔やみきれなかった


 命に関わる状態ではなかったものの 
 女性にとって生涯設計の中で重要なポイントとなる
 結婚・妊娠・出産に 直接関わるデリケートな問題だったのに・・・



 その時点では まだお付き合いしている方はいなかったが
 結婚したい男性が現れて 子供のことを考えた時に
 体調が整っていなければ 色々と悩みも迷いも出てくるだろう



 結果としては 卵巣を取らずに済みそうだが  
 娘には本当に申し訳ないことをしたと思っている



 夫はと言えば 私の放射線治療のことは
 もはや 大学病院への通勤くらいにしか捉えておらず

 娘のことに関しても 術日には出張があるから
 付き添えない!などと抜かす始末(怒)



 娘二人と結束して ことに立ち向かうほかはない


 11月に入ったら8日に入院 翌9日に手術だ


 1週間足らずの間に 精神的な部分も整えておかなくては!



 夫抜きで 娘と二人 とにかく楽しい時間を作ることに専念した








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