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ニャンまま
2011年12月に肺腺ガンの疑いと宣告される。 翌年2月に右肺上葉を切除。2014年に右腎臓摘出。 その間 何度か部位を変えて転移するも現在に至る。 2019年12月にパーキンソン病の確定診断を受ける。
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2020年07月12日

2016年 12月 1


 11月末 娘の退院後初の健診も無事に終わった

 取り出した卵巣嚢腫は 
 幸いなことに ガン化するような悪性のものではなかった


 娘もそれはもう大喜びで その笑顔にとても癒された



 12月に入ってからは 冷え込みも少なく
 穏やかな冬の始まりといった風情の天候だった


 2日に義兄宅にお邪魔した

 平日だったので 義姉と久しぶりにのんびりおしゃべり

 娘の様子を報告して 予後がいいことを喜んでもらって
 お互いに 直近のこともいろいろと話して来た


 夫が Apple IDを作り直したらしく

 今までのようにiPadのやり取りを見られなくなったと
 話したら 義姉がそれはそれは驚いていた!!!


 「それって 相当危ないパターンじゃないの?

  いよいよ本気モードなんじゃ・・・」


 自分でもそう思っていたのだが いざそう言われると
 胸が押さえつけられたような感覚になり 過呼吸になりそうだった


 「まだ 今の所はなんとも言えない状態だから
  もう少し様子見してみるつもり

  何か動きがあったら すぐに相談にのってね!」とだけお願いした




 義父は 相変わらずホームに行く事を拒否しているという


 デイサービスとリハビリ 訪問ヘルパーさんの今のスケジュールで
 そのまま自宅に住んでいたい、と


 けれども 山あいでこれから気温も下がってくる

 週末は 必ず夫たち兄弟どちらかの家が通っているが
 一人だけで夜間を過ごすにはだんだんと辛い時期になっている

 ヒーターを点けたままでは心配だが 寒さに体調を崩すよりは
 暖かい部屋にいてほしい


 けれど 給油が頻繁になるので ヘルパーさんのスケジュールに
 間に合わない時も絶対に出てくる

 だんだんと厚着になる季節なので 着替えすら大変になるはず

 とにかく 細かいことで心配が絶えない


 それでも 義姉から聞く限りでは 

 義父の様子は頑ななので しばらくそっとしておいた方が  
 本人の決断のためにもいいのかも?と感じた


 本当に辛くなってからのSOSを待つしかないのかな?



 2016年の終わりに向かって 
 まだまだ いろいろありそうだな・・・と義兄宅を後にした









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