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ニャンまま
2011年12月に肺腺ガンの疑いと宣告される。 翌年2月に右肺上葉を切除。2014年に右腎臓摘出。 その間 何度か部位を変えて転移するも現在に至る。 2019年12月にパーキンソン病の確定診断を受ける。
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2020年07月14日

2016年 12月 2


 義姉と久しぶりにゆっくりとおしゃべりできて
 気分的に ずいぶんとリフレッシュできた


 問題は いろいろと山積み状態ではあるものの
 やはり 情報共有は大切なことだ


 4日の日曜日になり 予定通り義実家へ行った

 義父は 義兄からホームの件の話をされているはずなのに
 全くそんな素振りは見せず 相変わらずの感じだった


 訪問ヘルパーさんが男性に変わったことでの文句をひとしきり


 私たちからしてみれば 前の女性ヘルパーさんより
 よほど気が利いているように感じていたのだが

 義父は " 男性 " ということだけで文句タラタラだった


 何か要望があっても 男性には気軽に頼めないから、と


 昔の感覚なので 
 女性には平気な物言いでわがままを言えるが
 男性だったら 何も言えないではないか!ということだ


 正直 どこまでわがままなんだよ?!と怒りたくなった


 これでは ホーム入所の件など なかなか進みそうにないな

 やれやれ どうなることやら・・・



 翌週からは 普段通りのシフトで仕事

 娘も 職場復帰してからは 用心しつつも元気に通勤していた


 第3週に控えている 自分と娘の定期通院までは平和だな、と
 年末の忙しさの " 嵐の前の静けさ " を楽しんでいた



 そう!!  本当に " 嵐の前の静けさ " だったのだ



 7日 仕事を終えて帰宅し

 いつものようにポストから郵便物を取り出し
 玄関の鍵を開けた


 靴を脱ぎながら それらを確認したら
 差出人名がない 白い大きめの封筒があった

 宛先は 苗字だけ・・・  誰宛なの???


 なんとも言えない いやーーな予感がした


 胸がドキドキし始めて 封を開けようとする手が震えてきた



 中には A4サイズの白い紙が一枚だけ入っていた



 「配偶者がいるのに 職場の部下にあたる女性と
  親密な関係になるのは いけないのではないでしょうか?

  職場の風紀も乱れてしまうと思われますが・・・?」



 たぶん こんな感じの文言だったと思う


 ショックで 頭の中が 真っ白というより
 何かがスパークしたような感覚になった









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