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ニャンまま
2011年12月に肺腺ガンの疑いと宣告される。 翌年2月に右肺上葉を切除。2014年に右腎臓摘出。 その間 何度か部位を変えて転移するも現在に至る。 2019年12月にパーキンソン病の確定診断を受ける。
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2020年08月04日

法テラスへ 2


 F先生の単刀直入の言葉に 思わず少しのけ反った


 確かに こちらの感情などまるで無視して
 好き勝手なことを繰り返す夫とは

 これ以上一緒にいても 精神的に負担になるだけだ

 それは自分でも重々承知している



 けれど 全くの第三者
 それも弁護士の先生に正面切って言われると

 自分でも 驚くほど 内心が定まっていないことに気づいた



 確かに 「離婚」が一番の選択肢だ

 子供達も心配している


 私が 精神的に少なからず無理をしていると

 やがては
 腫瘍マーカーが上がるような事態になることがわかっているからだ



 少しばかり 躊躇する私の横から 義姉が先生に尋ねた

 「離婚に向けて進むとなると どういったことから始めれば
  一番効率が良く 早くことが進みますか?」


 「何も心配いりませんよ

  言い方は悪いですが
  積年の 女性関係の問題もある上に
  先の裁判で不貞行為を認めた判決が出ていますよね

  加えて 今回も女性が絡むとなると
  奥様が精神的にもう限界だということは
  誰が見ても納得できる事実です

  その事実を 離婚調停で告げればいいだけの話です」




 思わず 吹き出しそうになった

 なるほど・・・ 
 先生にとっては 夫は単なる " 前科者 " 扱いなのだ


 確かに! 

 自分が迷わず動けば 何も難しいことはないという事だ


 義姉と顔を見合わせ 思わず笑いあってしまった



 よく聞く言葉に
 「真実は それぞれの中にあるが 事実は一つしかない」というものがある


 真実はそれぞれの主観の中にあるので 解釈は人それぞれだが
 (真実を正義という言葉で言いかえればわかりやすい)

 事実は 客観的に見て 起こった事そのものなので
 夫がどんな言い訳をしようとも 不貞行為を働いていた事は消えない


 なぁーーんだ!!!

 よく考えてみればすぐにわかる事だ

 自分が決めたら その通りに動けばいいだけの話だったのだ



 とても楽になったし 解放された気分だったが

 いざ 本当に離婚すると仮定してみると 
 目の前に問題が山積みされているのが思い浮かび 

 実際に動き出すには 少々面倒だな・・・と憂鬱になった








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