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ニャンまま
2011年12月に肺腺ガンの疑いと宣告される。 翌年2月に右肺上葉を切除。2014年に右腎臓摘出。 その間 何度か部位を変えて転移するも現在に至る。 2019年12月にパーキンソン病の確定診断を受ける。
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2020年12月17日

Sクリニックへ


 MRI検査が思ったより早く済んでホッとした

 母と昼食をとり 頼まれた買い物を終えたのが
 午後3時少し前



 ちょっと微妙な時間帯ではあったが
 ダメ元で Sクリニックへ電話してみた


 「あと5人ほどでお呼びできますので
  今からすぐに来院してくださって大丈夫です」との事


 手元にデータを持っていても仕方がないので
 早速クリニックへ向かった




 S先生は 診察室に入る私をみて
 「前回よりも 様子が良くなったんじゃない?」と

 いやいや 自分としては 全く変化はないと思うが!



 手の震えは 振り幅こそ狭くなってきた感触はあっても
 回数や 右半身の凝った感じは全く変わってない



 先生はおもむろに手首をとり また回転させた

 「うん!
  歯車状の関節の動きだったけど 今日はスムーズだね!」



 そうなのか??? 自分では全く気づかなかったが・・・

 薬を服用したのも ほんの数日だし!


 そして TクリニックからのMRIデータを見せてもらう

 心の中で 思わず「ウワォ!!!」と叫んだ



 造影剤を使わずに撮ったMRI検査だったのだが
 素人目の自分が見ても 脳内の血管の素晴らしいこと!!!

 こんなにもはっきりと 隅々まで見えるんだ!

 よく病院の壁に貼ってある医療メーカーのポスターのよう



 肺腺がん転移の確認の時には 脳全体や断面の画像だったので

 こんな風に自分の脳内の血管だけを見るのは不思議で仕方がない



 S先生は画像を見ながら 納得したように続けた

 「これを見る限り 脳内の血管に特に異常はないかな
  とてもきれいな状態!

  脳梗塞等の原因ではないということは確定ですね!

  前回の採血結果では 甲状腺等の異常もなかったし


  薬を飲み始めてまだ間もないけど
  実際に動きも良くなっている状態なので

  ほぼパーキンソン病であると判断できます」



 やっぱりか・・・・・・・・・・・・・・


 前回も 「ほぼパーキンソン病だ!」と言われて
 正直 肺がんを言い渡された時よりショックだった


 夫に連絡した時 思わず電話口で泣いてしまったほど・・・



 けれど 今回はある程度覚悟を決めてきた

 はっきり病名がわかれば これからの行動も決まってくる!



 自分としては 肺腺がんで寿命を全うするものだと思っていたので

 最終的に 全面介護が必要になるパーキンソン病になったのは
 いささか 予定外で 正直心折れそうにもなるが・・・



 これから 体の動くうちは 断捨離中心に終活に励まなければ!!



 このブログも パーキンソン病のタグ付けしなくちゃ、かな?









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