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ニャンまま
2011年12月に肺腺ガンの疑いと宣告される。 翌年2月に右肺上葉を切除。2014年に右腎臓摘出。 その間 何度か部位を変えて転移するも現在に至る。 2019年12月にパーキンソン病の確定診断を受ける。
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2020年12月27日

二人でいること


 昨日 年内最後の勤務、と張り切って出勤した


 ・・・が そんな気持ちで仕事を始めたところ
 職場のメンバーのお父様が亡くなられた、との一報が!



 施設に入ってらしたが 状態が悪かったわけでもなく

 朝の5時過ぎに オムツを変えてもらうときには
 ご自分で腰を浮かして お礼の言葉を言うなど

 いつもと何ら変わらない状況だったようだ


 けれど 朝食の時間前に担当の職員が起こしに行ったら
 すでに息を引き取られていた、と



 とても親しくしているメンバーで お互いの両親のことなど
 近しい年齢だったこともありよく話していた


 お母様も亡くしていて お父様にはもっと親孝行していきたいと
 つい先日のランチ時にも言っていたのに・・・



 コロナ禍でもあり 
 面会はなかなかできなかった中でのお別れ


 なんともやるせない



 彼女の中では 少し覚悟していたところもあったようだが
 親に旅立たれるのは やはり辛かったと思う

 とても仲の良い親子関係なのを知っていたので尚更・・・


  合掌




 私の父も亡くなってから半年が過ぎた


 母は 正直まだ実感がわかない、と言う


 最後の2年近くは 父との会話も 半分も成立していないことがあり
 イラついて叱っていた母の姿も見ている

 なのに いなくなった実感がないと言う


  " 夢にも出てこない! " と 遺影に向かって愚痴を言っている


 笑い話のようだが
 心の奥底で " 認めたくない " 感情がまだあるのではなかろうか?

 父が使っていたベッドが引き取られたあと
 広くなった部屋を見て しばらくぼんやりしていた時もあったが

 " 亡くなった " ことは 何やら意識的に認めていないような気がする



 本人は 決してそんなことはない、と言っているが
 娘の自分から見ると それが母の自己防衛本能のように思える



 結婚してから 61年もの間 
 自営業だったこともあり 毎日ほぼほぼ一緒に過ごしていたのだ

 身体感覚として " いない " ことに実感がわかないのも頷ける



 こんな夫婦のあり方もあるんだな・・・



 私たち夫婦は お互いどんな最期を迎え
 残された方は どんな感情を抱くんだろう?



 パーキンソン病となった自分は 認知障害が出る確率が高いので

 夫より先に逝く場合でも 
 夫の感情の変化が見られないかもしれない


 最期には 
 自分がしたことに対して後悔の一つもしてくれるのだろうか?


 でも・・・

 そんなことを考えて時間を費やすのはもったいない!(笑)


 そう!  
 夫には過度の期待をしてはいけないことを学んだはずだから!



 コロナの影響で 子供たちは3人とも帰省してこない

 何年かぶりで 夫婦二人だけの年越しとなりそうだ



 病気のことも含め これから先のことを
 少しは真面目に 夫と話し合うことにしますか!!!




 あ!!!  

 でも「嵐」のラストイヤーの方が一大事だった!(爆)




 それでは 今年ラストの仕事に行ってきま〜す!!!


 ファイト!!! 自分!!!












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