職場復帰を翌日に控えた 退院1ヶ月後
久しぶりに O先生と会うために病院へ向かう
すっかり春めいてきたまわりの景色とは裏腹に
何となく不安がよぎる
外来は相変わらずのすごい人の数
特に 検査等はなかったので
思っていたよりも早く呼ばれた
退院後 体調も良くなって来ているし
前回 再発転移はない、と言われていたので
” 安否確認 "みたいだな〜と診察室へ
すると O先生が にこやかながらも
神妙な面持ちで
「今日はお薬を処方しますね」
「UFTという薬で がん治療薬の1つです
がん細胞の増殖を抑える働きがあります」
「2年間飲み続けること
副作用もありますが
それほど重篤なものはありません」
先生は 副作用として現れる代表的な症状について
1つ1つ丁寧に説明していってくれた
正直 この時点で 薬に対する拒否反応的な
モヤモヤした気持ちがあった
” 抗がん剤と2年もお付き合いしていかなきゃならないのか"
手術で 右肺上葉やリンパ節を切除しているし
退院後の血液検査の結果では
再発転移の恐れもないって言ってたのに
「切ったら終わり」という 安直な思いがあったので
わざわざ 毒物を身体に取り込むのか・・・という
何とも言い切れない やるせなさで 急に疲れが出た
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タグ: #総合病院 #O先生
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