マーカー値が上昇したのがわかってからの
1ヶ月の間に 年度が変わった
次男は就職 娘は大学進学
長男と娘の学費はまだ続く・・・
予約診療日 火曜日
今回は午前診療の最後だった
「採血とレントゲンの結果は・・・
肺はとても綺麗で 影もない うん」
しかし すぐにO先生の表情が曇る
「マーカー値がまた上がって来てるね」
前回 16.7だった数値が21.7になっている!
止めてよ!と叫びたいくらいにショックだった
「薬が弱いのかな?
GW明けに入院して 抗がん剤を打ちましょう」
何気に話す先生に向かって 全力で否定した!!!
「お願いです!
数値が確実に上がって来ているのは
どこかに 転移・再発しているっていうことですよね?
それが どこに どのくらいの大きさであるのか
確認していただけませんか?
自分の体の中で 何が起きているのか把握しないまま
抗がん剤の点滴を始めることは 絶対したくないんです!」
後にも先にも O先生の方針に異を唱えたのは
この時だけだ
とにかく 抗がん剤は 引き伸ばせるかぎり
先延ばしにしたかった
副作用が怖いということも勿論だが
その時の自分は
抗がん剤に頼ったらもう最後だ、という認識に染まっていた
肺腺がんという病気の特性で
抗がん剤が効きにくいということを知っていたし
ファーストラインの標準治療といっても
効かなければ どんどん薬が強くなっていくのは
目に見えていたし・・・とにかく 怖かった
「それもそうですね
話を事務的に進めてしまい 失礼しました。
では 前回の病院と同じ放射線科に
PET検査の予約をお願いしましょう
念のために ここでもMRI検査をしますね」
先生がすぐに電話をしてくれて
金曜日の午前中に PETの予約を取ってくれた
よかった
とにかく 検査をしてもらえることになった!
状態によっては 抗がん剤も点滴ではないものに
変えてもらえるかもしれない と一息ついた
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タグ: #総合病院 #通院 #O先生
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