昨日は O先生のところでの定期検診だった
4ヶ月毎に血液検査と画像診断(レントゲンやCT)
今回は 7月にPET検査を受けていたので
画像検査は省略
血液検査では 腫瘍マーカーの上昇は無し
腎臓系の数値が少し下がってる
「1つだけの腎臓で頑張ってるんだし
この夏の暑さで疲れてるのかな?
それほど重大な数値変化でも無いし 心配ありませんよ」
にこにこしてそう言われると 心底ホッとする
「今日は ニャンままさんにある写真を見てもらいたくて」
先生が出したのは 怪しい影らしきものは何も無い
キレイな胸のレントゲン写真だった
「え? もちろん私のでは無いですよね?
肋骨も折れてないし・・・」
「80代女性の肺腺がんの患者さんのものなんですよ。
綺麗でしょう?
なんと 目で確認できるガンは無くなったんです!!!」
おぉーーーーー!!! 80代?
その方は 比較的早期に腺がんが見つかり
胸腔鏡で手術できたんだそうだ
ただ 程なくして 首の両側のリンパ節に転移が見つかり
放射線治療とイレッサ服用で対応したとのこと
そのタイミングで 1番適応しているスタンダードな治療をしただけだ、
と先生は言う
「腺がんについては 昔と違って色々な薬が出ています。
ガンのタイプによる分子標的薬も出来ているし
免疫療法等も選べますからね。
スタンダードな化学療法というと 副作用の辛さなどを心配して
毛嫌いなさる方も多いですが(←私だ!)
患者さんの症状によって 薬の種類と治療をうまく組み合わせれば
効果が期待できるんですよ
体調が良ければ チャレンジしていただきたいのが本音です」
結果として 今では私も 非常に元気で
仕事もし 親の面倒もみながら普通に暮らしている
信頼できる先生に出会って
嫌だなぁと毛嫌いしていた 化学療法をし
知識乏しく「使用差し止め裁判」の印象しかなかった
イレッサを服用し
その後 放射線治療をし・・・・と 80代のその方と
順序こそ違え ほぼ同じ治療をしている
スタンダード、と良く先生が言っているが
やはり 症例が重なって研究されている治療なので
グダグダ言ってないで 体力・元気があれば
とにかくやってみることも大事なのかと思う
「昔は 転移性脳腫瘍ができると 余命は1年と
言われていたのに
今は 放射線治療がいろいろ発達しているから
ガンマナイフやサイバーナイフ等で 対応できるし
ニャンままさんのように 治ってしまったような
状態にまでなる方も多いんですよ
私もいいものを見せていただいている、という感じです」
何やら 嬉しい?
加えて
「こんなに落ち着いている状態が続いているのは
やはり 明るい方向を向いているからでしょうね」と
笑うと免疫力が上がる!と言うのは信じている
実際 気分がいいからだ
出来うる限り ストレスからは離れている
あくまでも私のケースだが・・・
転移するときには 何かしらの要因があった
思い当たる事がピッタリと重なる
これについても 少しずつ記していこうかと
心がけ次第で タダでできる「笑う」事
これ 本当に大事です!!!
右肺上葉をとって 6年半
何だか あっという間だった気がする
まだまだ 生きますよ〜〜〜〜!
にほんブログ村
肺がんランキング
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image