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先日、若葉の頃と題しまして高校一年生の担任だった社会科・倫理の教師のお話をさせて頂きました。
「倫理」や「哲学」って答えが出にくく難しいイメージがありますが、だからこそこの年齢になるとどちらも興味深く感じます。
私はたまにスキマという無料でも漫画が読めるサイトにお邪魔したりします。無料で読めたり期間限定で読めたり、お金を払って(コインを買って)読んだりとよくあるサイトです。類似したサイトはいくつもありますよね。そこで1巻無料でとても話題になっているお話を興味深く読ませて頂きました。
タイトルは「ここは今から倫理です」雨瀬シオリさんが描かれています。
絵も私は好きな感じで今時の高校生、学生にいるような感じの生徒と倫理教師とのお話です。先生、影があってイケメンです(笑)
以下は漫画本の説明を引用させて頂きます。「倫理」とは人倫の道であり、道徳の規範となる原理。学ばずとも将来、困る事はない学問。しかし、この授業には人生の真実が詰まっている。クールな倫理教師・高柳が生徒たちの抱える問題と独自のスタンスで向かい合う——。新時代、教師物語!!
実際のお話ではありませんし、
今は男性教師でも女性教師でも生徒を殴れません。いえ、私の時代だってそうだった筈なんですが(遠い目)そして女生徒にはセクハラで訴えられないように触れる事も出来ない時代です。その点がよく描かれていました。今は逆に教師が怒れない事をいい事に生徒が勝手さを助長している所があるのかもしれません。教師も大変な時代になってきたという事なんだと思います。
「倫理」とは人の道だと思いますが、それを教えるのって哲学者でも難しいと思います。私も無理やり哲学者の言葉をひたすらテストの為に覚えさせられていた事を思い出します。パスカルの「人間は考える葦である」は忘れられません(笑)これは「パスカル・パンセに書かれた・人間は考える葦である」と流れで覚えていましたが、人生の役には立ってはいませんが確かに、年齢を重ねると意味は理解出来るようになってきました。当時は担任教師に殴られて「お前が倫理、人の道を教えるな!」といつも思っていた私ですが、人は完璧じゃないから仕方がないし過去は過去だと忘れられるようになりました。
それでもふと思う事があります。自分の学生時代において、メンターとなる教師に巡り合っていたらと。
もう昔の話ですが、小学校1〜2年生時の担任、N先生が大好きでした。優しいおじさん先生で、膝に座らせてくれて「先生、あのね」で始まる日記を毎日交代で発表するのが大好きだったんです。そして私が4年生くらいになると先生は別の小学校へ赴任される事になりました。月日が流れ、中学2年生の時に同級生のお宅へお邪魔したらN先生が来られていました。そして久しぶりで嬉しかったのに、先生が「お〜!久しぶりだな!胸は大きくなったか!どれ、触らしてみろ」と言われて良い先生だと思っていたのに〜!と良い思い出までがガラガラと音を立てて崩れていきました。もう、こんなんばっかりです(笑)先生は冗談で言っていると分かっていましたが、思春期な私は「エロ親父じゃん」と思ってしまいました。
先生はその数年後ご病気で亡くなられてしまいとても残念に思っています。変な印象を持ってしまった後はお会い出来ないままでしたから。
倫理の先生が題材なんて面白い漫画だと思ったのですが、読んでみて確かに面白く良かったと思える前向きな話でした。これは続きを買うしかない(笑)倫理の教師では良い思い出が無いからこそ気になったのかもしれません。
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