欧州の研究チームは6月に、「血液型がA型の人は新型コロナの感染リスクや重症化リスクが高く、O型の人はリスクが低い」という研究結果を米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに発表したそうです。
それによると、A型の感染リスクはそれ以外の血液型に比べて45%高く、O型の人が感染する割合は、他の血液型の人の65%にとどまったそうです。(スペインとイタリアでの調査)
血液型と新型コロナウイルスの関係について、フランス国立保健医学研究所のジャック・ルペンデュ氏は、2つの仮説があると指摘する。
1: O型の人は血液凝固問題が起こりにくい という説。
(血液凝固は新型コロナウイルス感染症の重症化につながる重大な要因と指摘されている)
2: ウイルスが患者の血液型抗原を運ぶ という説
この場合、 O型の人がつくり出す抗体が、A型の人から感染したウイルスを無力化させている可能性がある 。
だそうです。
◇新型コロナ重症化リスク A型はほかの血液型の1.45倍
◇大学の調査で判明、なぜO型の人は重大事故の死亡率が高いのか
※O型の人は血液が固まりにくいため交通事故死が多いそうです。
タグ: 血液型の感染リスク
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image