泣き面に蜂とはこのことか。体調を崩している安倍首相を、再び「桜疑惑」が直撃する可能性が出てきた。「桜疑惑」に関与した人物が逮捕されたからだ。
しかも、さらにもう1人「桜を見る会」に招待された人物が別ルートで捜査のターゲットになっているという。
自民党の秋元司衆院議員の「IR汚職事件」に関与し、東京地検に逮捕された 淡路明人容疑者(54)は、 首相主催の「桜を見る会」に出席していた ことが国会で問題になった人物だ。
淡路容疑者は、2016年4月「桜を見る会」と「前夜祭」に参加し、その際、首相夫妻と撮った写真を マルチ商法の勧誘に使っていたことが問題視された。淡路容疑者が2015年に設立した「48(よつば)ホールディングス」は、 仮想通貨「クローバーコイン」を販売。消費者庁が、販売手法が「特定商取引法違反」に当たると業務停止命令を出していた。
さらに、毎日新聞によると、警視庁は ジャパンライフの創業者・山口隆祥元会長(78)を、今月下旬にも詐欺容疑で立件する方針だという。山口元会長も、 首相主催の「桜を見る会」に招待されたことを宣伝材料に使い、被害を広げた と問題になった。すでに警視庁は山口元会長の自宅など、33カ所を「特定商取引法違反」の容疑で家宅捜索している。
安倍政権の末期が近づいた途端、「桜を見る会」をビジネスに利用し被害を広げた2人(IR淡路容疑者とジャパンライフ山口元会長)が、まったく違うルートで捜査のターゲットになっている形だ。
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日刊ゲンダイ https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/277678
※国会開いたら追及すごいでしょうね...
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