ごちゃごちゃしていたエフェクターボードのシールドをソルダーレスのタイプに変えてみました。
今まで使っていたシールド(パッチケーブル)の長さがぴったりサイズが無かったのでソルーダレスにしたのですが、ソルダーレスケーブルにするとたくさんメリットがある事がわかりました。
シールド(パッチケーブル)の 長さがピッタリに出来る のはもちろんとして、プラグ部分が小さいので エフェクターボードが広く 使えたり。
シールドが細く、軽量だったり。
シールド自体がやわらかいので取り回しがラクだったり。
はじめてソルダーレスで作りましたが、作り方も非常にかんたんでした。
レビューします!
購入したソルダーレスケーブル
購入したのは「 KGR ケーブルキット 」。
Free The Tone ソルダーレスケーブル とかなり悩んだのですが、値段に負けて「 KGR ケーブルキット 」を購入。
Free The Tone ソルダーレスケーブル は10000円位。
KGR ケーブルキット はなんと4000円位です。
Free The Toneのソルダーレスケーブルの半分以外です。
初めてソルダーレスで作るので「失敗したらイヤだしなあー」とか悩んで安い KGR ケーブルキット を購入。
内容物はシールド+プラグ10個+ドライバー
シールド本体。
長さがちょっと不明ですがシールド(パッチケーブル)5本作成して全然あまりました。
まだ半分以上あまっているので、エフェクターボード用の短いシールド作成なら10本位作れそうです。
プラグは10個入っています。
シールド1本でプラグ2個使うのでシールド5本分。
それとドライバーまで付属しています。
小さいのでちょっと使いにくいですが、このドライバーで充分作れます。
ソルダーレスケーブルでシールド作成!作り方!
シールドを適当な長さにカットします。
エフェクターボードの配置を考えながらシールドをカットします。
弦とかカットする時のニッパーで簡単に切れます。
シールドをカットした時にすこしつぶれて楕円形になりますが、指でちょっと押して円形にもどしておきます。
たぶん楕円形のままさしたせいで1個だけ作るのミスりました。
丸にしてしっかりさしなおしたらちゃんと音でました。
挿した時に「スカッ」とする感触だとたぶん失敗です。
「ザクッ」とした感触が正解。たぶんです。
プラグをバラします。
プラグをバラすとこんな感じ。
小さなネジ1本で止まっています。
あとはカバーがかぶさっているだけです。
プラグにシールドをさします。
シールドをプラグにさします。
奥までしっかりさします。
ささりが悪いと音が鳴らなかったりするのでしっかり。
プラグの穴にシールドが絶妙にぴったりサイズになっています。
シールドを折り曲げてネジ止め
シールドをプラグのミゾにそって折り曲げて
カバーをつけます。
付属のドライバーでネジを止めて完成!
超かんたんです。
エフェクターボードにセッティング
配線がムチャクチャすっきり!
ちょっと暗くて見にくいですが、エフェクターボードに配線したところ。
比較用に元々使っていたベルデンのパッチケーブルと並べています。
プラグの大きさが全然違います。
今回購入したKGRのソルダーレスのプラグはすごいコンパクトに出来ています。
プラグの大きさがベルデンの4分の1位の大きさしかないです。
プラグの部分て意外と盲点で、結構スペースとります。
一通りエフェクターボード組んでみると予想よりも狭くなってしまいがちです。
ソルダーレスケーブルにしたら配線がムチャクチャすっきりしました。
シールド1個作るのにプラグ2個必要
ここがちょっと落とし穴な気がします。
はじめは「プラグ10個付くんだ〜、シールド10本作れるな〜」と思っていました。
シールド1本 ⇒ プラグ2個必要 です。
プラグ10個 ⇒ シールド5本
このセットで作れるシールドは5本なので注意です。
エフェクターを1個ループに繋ぐとシールド2本必要です。
このセットだと エフェクター2個繋ぐ + シールド1本あまり って感じです。
音質も問題なし!
さっそくスタジオで鳴らしてみました。
細いケーブルなので音質が悪くなるんじゃないかとちょっと心配していました。
ソルダーレスケーブルの前はベルデンのパッチケーブルを使っていましたがベルデンと比べて音質が悪くなったりとかは感じませんでした。
特に良くなったとかも感じなかったですが。
自分的にはまったく問題ないレベルの音質でした。
結果 → ソルダーレスむっちゃイイ!
今回初めてソルダーレスケーブル作りましたが、大満足。
エフェクターボードが超スッキリしました。
エフェクターボードのスペースが結構空いたのでうまく並べればあと2個位エフェクター入りそうです。
市販のシールドだと「長さが微妙に足りない」とか「ちょっとだけ長すぎる」とかピッタリサイズのシールドってなかなか見つからない物です。
ソルダーレスケーブルだと自分で長さ調整できますから、全部ピッタリサイズに出来ます。
ケーブル自体も柔らかくて取り回しがすごくラク。
細いおかげで重さもだいぶ軽いです。
シールドってまとめてみると意外な程重たい物です。
ソルダーレスケーブルだと細いのが多いので、エフェクターボードの軽量化にもかなり貢献します。
シールドって意外と高いのでそう考えるとソルダーレスケーブルは全然高くないです。
5本作って4000円位なので、1本800円位。
むしろ安いパッチケーブルです。
音質も全然悪くないので充分です。
ソルダーレスケーブルにして良かったです。満足!