V2Hシステムとは、電気を家庭から車へ送るほかに、車のバッテリーで蓄えている電気も家庭に供給することができる、いわば双方向の電気のやり取りができる装置です。家庭から車に送る電気を太陽光発電でまかなえば、電気代ゼロ、全てクリーンエネルギーという未来型システムです。
紹介するのはDMMエナジーのソーラーパネル6.0kW(DMM8-60MA-375D)と、ニチコンのトライブリッド7.4kWh(ESS-T3M1)、トライブリットパワコン5.9kw、ニチコンV2Hスタンド(ES-T3V1)のセット品です。
イラスト:ニチコンサイト引用
1.ソーラーパネル
DMMエナジーは、エンタメやFXなどを手掛けるDMMグループの仲間です。メガワット太陽光発電など産業用のシステムでも多くの実績を持っている会社です。
ソーラーパネル、「DMM8-60MA-375D」は住宅用太陽電池のN型単結晶。サイズは1756mm×1039mm×30mm、重量24kgで軽量です。
ソーラーパネルは、375Wが16枚になります。
設置は屋根形状にもよりますが、例えば、4列4段の横置き配置とした場合は軒寸法に目安で8m程度、棟方向に5m程度の屋根面が離隔等もありますから必要になりますね。重量はソーラーパネルの384kg+架台重量がかかります。あくまで参考です。
引用:DMMサイト
2.トライブリット
ニチコンのV2Hシステムのトライブリット「ESS-T3M1」は、パワコン「ES-T3」と蓄電ユニット「ES-T3M1」の組み合わせ。
パワコンは屋外設置の5.9kWで、系統連携時は太陽光発電を売電・蓄電に使えます。蓄電ユニットは7.4kWhの蓄電容量で、一般家庭では約15時間程度の使用ができる設計にされています。
パワコン写真:ニチコンサイト引用
蓄電ユニット写真:ニチコンサイト引用
3.V2H スタンド
ニチコンのV2Hスタンド、「ES-T3V1」はケーブルが本体に付属する一体型のスタンドです。
コネクタケーブル長は7.5mなので、車庫の近くに設置した方が間違えないですね。
スタンド写真:ニチコンサイト引用
価格: 3,420,000円
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