土産モノを少しと野菜を買って、宿に戻った。
「日本のカレーが食べたい、あれはウマイ」
と宿のスタッフから話が出た。
「カレーぐらいなら、作ってあげるよ」
「ホントですか!それはウレシイ!」
「韓国にカレーとか、ルーとか売ってないの?」
「あるんですけど、なんか薄くておいしくないんですよ」
「じゃあ、ルーだけ日本から持ってくればいいね」
「おお!それは楽しみデス!」
その言葉を覚えていて、カバンにルーだけ忍ばせてきた。
旅先の土産、というのはむずしいもので、
特に日本からなにか買っていく場合、けっこう頭を痛める。
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ちょっと前に現地の友達に「なにがほしい?」と尋ねると、
「ユニクロ〜〜!」という回答がものすごく多かった。
安いわりにものすごく品質がよく、
日本でしか手に入らないので、
ちょっとした「ブランド」と化していたわけだ。
それもここのところのアジア進出で、
韓国にもソウルにも、中国でさえ、ユニクロの出店が相次ぎ、
「日本限定ブランド」の魅力は薄れてしまった。
いつも泊めてもらっていたシンガポリアンの家では、
なにげなく作ったカレーが大ヒット。
インド人街もアラブ料理もある国で、
日本のカレーがうまい、と好評を得て、
来星(シンガポールに行くこと)するたびにカレーを作っていた。
特に子供たちは大喜びで「辛口」のカレーをかきこんでいた。
ちなみにアメリカ人やヨーロピアンにウケるのは「肉ジャガ」です。
日ごろからジャガイモを食べ慣れていることと、
テリヤキのように少し甘めの味付けがマッチするようで。
ジャガイモ、ニンジン、タマネギは世界中のどこでも手に入りますからね、
コレ、覚えておくといいですよ。
作り方も似ているし。
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というわけで、帰国日前夜の夕食はゲストハウスのキッチンでカレー。
昼番と夜番のスタッフが入れ替わる時間を見計らって、
キッチンに集合し、カレーを頬張った。
前日、一緒に南山に出向いた長期滞在の日本人も交え、
せまいキッチンでワサワサと集い、カレー大会。
「ご飯の国」の人たちにはあう味なのでしょうね。
「カリー、マシソヨ〜」
「たいした料理じゃないけどね」
「韓国のとは違ってオイシイ〜。韓国カリー、オイシクナイ〜」
「一緒に食べませんか?」
キッチンに水を取りに来たタイワンニーズにスタッフが声をかける。
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「いっぱいあるからどうぞ〜」
「いま、夕食食べてきちゃったんだ、残念!」
「また作ってよ〜」
「OK! 今度来るときもルー持ってくるよ」
「イイデスネ〜」
豪華な料理じゃないが、みなでワイワイ食べるのは楽しい。
なにせ一人旅の最大の欠点は「一人の食事」ですからね。
ホテルと異なり、このあたりもゲストハウスの魅力なのです。
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