5分ほどで空港リムジンがやってきた。
少し先には地下鉄「新設洞」の駅がある。
時間が限られている旅先ではアクセスの良し悪しは重要だ。
ツアーを探すとき、日程や値段ばかりが気になってしまうけど、
実はホテルの「ロケーション」はけっこう重要なのだ。
朝から晩までビッチリ観光や食事が目白押しなら、
自分で街を歩くヒマもないけど、
「自由行動」「フリータイム」が設定されているなら、なおさらです。
かつてツアコンをしていた頃、
いわゆる「イタリア・ブーム」で、
毎月、といっていいほど、彼の地に飛んでいました。
このブログじゃないけど「毎月イタリア」だったのですね。
当時、各旅行会社の価格競争が激しくなって、
「5日間で7万円」なんてツアーまで現れる始末。
時差がある国の場合、出発日と帰国日で3日間奪われるのだから、
かなり過酷です、コレ。
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バスは東大門を過ぎ、鐘路を走り、市庁方面を目指していた。
午前中のこの時間、いつものようにクルマは多いが、渋滞するほどでもない。
停留所ごとに大きな荷物を抱えた客が乗り込んでくる。
価格的にもっとも削りやすいのは、ホテルか食事です。
食事は「自由食」というなんて名目の「勝手にしろ」方式で、
ホテルは値段が安い郊外のホテルが割り当てられるわけです。
パンフには「ローマ郊外ホテル」なんて書かれてたりするんですね。
そうなると「自由行動の日はスペイン階段に行こう!」なんて思っても、
タクシーで小一時間かかっちゃう。
料金が日本より安い、っていったって、
タクシーでそれなりに3〜4千円は掛かるのですね。
東京でいえば市川とか川口あたり、
大阪なら「りんくうたうん」に泊まらされる距離感で、
「ローマか?ここ?」という感じですね。
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車窓の景色が速く流れはじめた。
高速をひた走り、あとは仁川空港に到着するだけだ。
「郊外」だから「自由食」でご飯食べるにも、英語なんか通じない。
イタリア、スペイン、フランス辺りの南ユーロ国だと、
町の中心、あるいは観光スポットを外れれば、英語できる人なんかいないわけです。
安いツアーだからって、目も当てられないでしょう?
「安いものにはわけがある」と思いながら、ツアーはお探しください。
航空券や観光地入場料やバスの料金は値切れないので、
必然、ホテル、レストランの質が落ちます。
あ、「人件費」も削られるので、ガイド、添乗員にツケが回って・・・
ツアコン辞めたのはそんな理由かな。
仁川空港へはちょうど一時間で到着し、
トランクから荷物を受け取ると自動チェックイン機に進んだ。
端末で搭乗券を打ち出すと出国へ。
預ける荷物がないので10分後にはラウンジに到着していた。
いつものように「アシアナ・ビジネスクラス・ラウンジ」へ。
ユナイテッドの格安チケット、もちろんエコノミーにも関わらず、
ラウンジを利用できるのは、「プライオリティ・パス」の恩恵だ。
朝の混雑時間も過ぎているので、ラウンジは貸し切り状態。
誰かが叩くキーボードの音だけが響いていた。
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ちょっとしたホテルの朝食に負けない料理を皿に取り分ける。
仁川空港のラウンジはなぜかカップラーメンが人気メニューで、
韓国の人はいつもお湯の前に列をなしている。
朝からラーメンに挑む胃袋は持ち合わせていないので、
ソーサーを手に取り、ソファーに沈み込んだ。
あとは出発時刻まで、エスプレッソでも飲みながらくつろぐだけだ。
毎月ソウル 10月編
—完—
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