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2014年09月29日
いい事ばかりは ありゃしない @Seoul
おばちゃんたちに別れを告げ、また歩みを進めた。
時間がたつにつれ、暑さは割増になり、まさに夏陽気。
これじゃあ、シンガポール並みだな、
と他の人にはわかりづらい形容を思い浮かべながら、マウルを歩く。
丘に這うように巡らされた狭い路地は、ホトンドが行き止まりで、
数軒の軒先を眺めた後は、誰かの家の玄関先でジ・エンド。
路地を歩いては行き止まり、戻っては次の路地、を繰り返す。
狭い路地は風情があり、行き止まりとわかっていてもついつい潜り込んでしまう。
行き止まった先で写真を撮ってはまた歩いていると、
それほど広いエリアではないので日が高いうちに歩き尽くしてしまった。
新しい海外旅行の必需品【マネパカード】
マウルのエリアを離れると、ギャラリーやオシャレなブティックが軒を連ねている。
大使館も多いエリアだけに、街の雰囲気自体はオシャレ。
カフェもこぎれいで、ネクタイ姿の外国人、スーツを決めた人たちが席を陣取っている。
そういえば宿であった日本人が明洞の土産店で働いているらしいのだが、
「例のインフルエンザ騒ぎで明洞から日本人の姿が消えましたよ」
なんていっていた。
ここ仁寺洞では観光バスが次々横付けされ、日本人の塊を吐き出している。
明洞じゃなくて、こっちに流れているのか。
韓流ファンにはあまり関係ないのかな。
「2、3月の閑散期より日本人少ないですからね、どうなってんでしょうね」
と彼が口にしていたのを思い出しながら、駅に向かった。
お財布のような海外プリペイドカード
仁寺洞からソウル駅を目指す。
特に目的があるわけではなく、食料品や土産の捜索。
駅に近いロッテ・マートに何かおもしろいものがあれば、と思って向かってみたが空振り。
日が落ち、ようやく暑さが和らいだ。
赤い夕日が心地いい。
駅から近い場所で「トンカツ屋」を発見。
なんとなく久しぶりだったのと混んでいたので飛び込んでみた。
ロースカツ定食¥7,000。
出てきたカツはハムカツのような心細いトンカツだった。
見た目や定食スタイルは日本スタイル、そのままなんだけどなあ。
JCBカード 買い物で使うとマイルがたまる
「韓国のカツってなぜかみんな薄いんですよ、ペラッペラ」
宿で会った彼がそう言っていたのを、今になって思い出した。
写真1; 居酒屋の前にあった瓶
写真2; 家は古式だが、人々は普通に生活している
写真3; 仁寺洞のオシャレなカフェ。欧米系のビジネスマンが多い
写真4; 携帯で撮ったトンカツ。店先のメニュー写真は日本のモノでした(笑
2014年09月28日
こんなんなっちゃった @Seoul
路地に腰掛け、陽気な軍勢が去るのを待った。
ツアー・グループはスコールのようで、
一瞬、あたりを賑わしていくが少し待てば何もなかったかのような静寂を取り戻す。
時間帯が悪いと、次から次にスコールに見舞われることにもなるが、
人気の観光地ならそれもしかたない。
幸い、インサドン(仁寺洞)のマウル(韓屋)一帯はそれほどではないのだろう。
あるいはすでに午後なので、グループは他に流れたのかもしれない。
ちなみに有名な観光スポットってやつは、
午前中に行くとツアー・グループが目白押しなので、
韓国に限らず、要注意です。
朝からがんばって名所・遺跡巡りなんかした日には、
ずっとスコールに打たれ続けるハメになりますぜ。
5月上旬だというのに恐ろしいほど蒸し暑い。
イオンカード(WAON一体型)
「ニホ〜ンのヒト〜?」
気の抜けた日本語で声をかけられた。
「そうですよ」
笑いながら答えた先には、地元のおばちゃんが日陰に腰掛け、涼んでいた。
「ミヤゲ〜、みてイッテ」
「土産屋があるの?」
「そうよ、ココはXXX住んでいた家よ〜。XXXのロケもしたトコロヨ〜」
キレイな日本語で説明されたが、出てきた俳優やドラマの名前はよくわからなかった。
こちとら、韓国ドラマも韓流もまったくといっていいほどわからないのである。
「アナタはダレのファン?」
「う〜ん、ダレでもないけど」
日常のカードのご利用でもマイルがどんどんたまるJALカード
どうやらこのあたりは冬ソナ(?)でもロケされた場所らしく、
日本からもこぞってファンが詣でているらしい。
おばさんは自宅を改造して、土産&グッズ・ショップを展開しているらしい。
ちょっとしたベンチャー化ですな。
「ミテイッテ〜」
「みないよ〜、わからないもん。それよりもなんか飲み物売ってないですか?」
「ウチは売ってないよ〜。ソレはアッチヨ」
指差した方向には地元の小さな売店があった。
冷えた缶コーヒーを買い求め、小休止。
おばちゃんがいた日陰を拝借。
「今日はすごい暑いですね。そうだ『暑い』ってなんていうの?」
ハングルのお勉強。
「トウォ」
おばちゃんが臨時の先生。
「トウォ〜〜、アジュ・トウォ〜」(アジュはとても〜の意)
デカイ声で言ってみるとおばちゃんがゲラゲラ笑う。
それを聞いて、道の向こう側で涼んでいたおばちゃんたちもゲラゲラ笑っている。
新しい海外旅行の必需品【マネパカード】
「トウォ。トウォ、トウォ」
忘れないように繰り返し口にすると道の向こうでさらにウケていた。
こんなところでウケはとらなくていいのだが、なんだか知らない街角で笑われてる。
一人で歩いている日本人が馴れないハングルを口にしているのは確かに奇妙な光景だ。
写真1; マウルは狭い路地が多い、それも行き止まりの
写真2; どこかのロケ地らしい
写真3; 町なかののどかな東屋で井戸端会議中
写真4; 普通の民家にも色合いが残る
2014年09月27日
あきれて物も言えない @Seoul
人のいない路地をゆっくりと歩いた。
時折、欧米系の観光客とすれ違う程度で静寂は保たれていた。
アイサツを交わすと、子供は無邪気に手を振り、
親は熱心にマウル(韓屋)を眺めている、という家族連れが多い。
オリンピックが行われ、
仁川空港というアジア屈指のハブ空港が完成し、
ワールドカップが開催され、すっかりこの国は国際色豊かになっている。
街なかは観光客ばかりでなく、駐在や出張の外国人の姿も多くなった。
マウルは小高い丘にあるため、クルマがあまり入ってこない。
その上、ひと気がないので、ゆっくり写真が撮れる。
地べたに寝そべって撮っても気兼ねがないし、ヘンな人として見られることもない。
すっかりマウルと自分の世界に入り込んでいたが、それはあっさり打ち崩された。
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大通りに止まった大型輸送車は次々に兵隊を吐き出した。
威勢のいい指揮官の掛け声にあわせるように軍勢がマウルの狭い路地に押し寄せる。
旗を振る指揮官が決まったところで足を止めると集団に向かって声高に叫び声を上げた。
その声を待っていたかのように軍勢は一斉射撃をはじめる。
軍勢は少し歩いては集団を形成し、また道いっぱいに広がっては移動を繰り返した。
バスから降りた団体客だ。
おかまいなしに記念撮影を繰り返しては、大声で笑いあいながら歩みを進めていた。
マウルの路地は思いっきり日本語で埋め尽くされた。
日本人のツアー客に限らず、中国系だろうが、アメリカ人だろうが、
ツアー・グループってやつはひと塊でやってきては傍若に歩き回ってゆく。
雰囲気も空気もへったくれもなくて、
声高なガイドの説明と、
半ば意地で撮っているのかと思われる整列式の記念撮影を繰り返していく。
安心食材の宅配ならOisix
なんともまあフシギな集団。
かつてはその集団を束ね歩いていたのだから、なんともまあフシギな仕事をしていたものだ。
こういうところに一人出歩いていると、かなり奇異の目で見られたりする。
ツアー・グループは一人旅の者をを訝しげに眺め、
一人旅の者はツアー・グループを煙たがる。
元「先導者」としては、そのあたりは気にせず、フランクに話し掛けたりしてみる。
「ドコからデスカ?」なんて尋ねると
「あら、日本人?」なんていわれたりことはよくある。
グループの人たちには「日本の人はツアーで旅するもの」という頭があるらしい。
「一人で歩いているんです」なんていうと植村直己張りの冒険者に見られたりする。
アメリカ人やヨーロッパの人の場合、アイサツを交わすと、
「ドコからですか?」なんて尋ねてみる。
その街の名物をあげてみるとこれがかなり喜ばれる。
どこの国の人も自分には思い入れが強いのですね。
アメリカ人の場合はそこのプロ・スポーツ・チームがわかりやすく、
ヨーロッパの場合はその街の有名な食べ物がウケがいい。
国内の外貨両替よりお得!
中国系やアジア系の場合、
海外旅行に馴れてない、というのもあるだろうが、
基本的にシャイなので、話し掛けると驚かれることが多い。
なので会話で判断して、「ニイハオ」とか「ネイホー」「テレマカシー」なんて、
その国の言葉でイキナリ話し掛けると、ウケる。
観光地でウケをとる必要はないのだけれども、グループを見ると血が騒ぐのだろうか。
職業病が残っているのかもしれない。
2014年09月26日
雨上がりの夜空に @Seoul
雨は深夜になってまた降り出し、午前中も降り続いていた。
雨を理由に惰眠を貪る。
休養を兼ねた渡航なので、カラダを休めるのもアリだろうが、
旅行先で寝て過ごすなんて、旅行者の風上にも置けない振舞いかもしれない。
そういえば、前回の4月に訪問したときも到着日は雨。
空港から乗り継いだ地下鉄、
次から次へとズブ濡れの傘を持った客が乗り込んでくるので閉口していた。
重い荷物を背負い、知らない宿を探して歩くのはあまり楽しいことじゃない。
ところがこういうところは悪運強く、
地下鉄の階段を上がると雨はスッカリ上がっていた。
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今回もやっぱり雨を運んできてしまったが、
市庁でリムジンバスを降りた時に雨は上がっていて、
乗り継いだタクシーを降りたときも宿まで濡れずに済んだ。
夜中には宿の窓を叩く雨音がしていたので、悪運健在だ。
今回は前回と同じ宿。
シングルの安さと駅からのアクセスの良さに気をよくし、定宿化しようかと企んでいる。
シングルは4畳ぐらいの部屋にベッド、TV、机、冷蔵庫まで備わっていて、
共同シャワーなら22,000W。
シャワー付のシングルなら25,000W、
ドミトリーならもっと安いが、カメラを抱えた身としては、シングルが気楽。
3月に見つけ出した宿は設備は変わらないが、部屋のサイズがもう一回り狭く、
駅まで10分ぐらい歩くのがメンドウだった。
ここは駅まで3分ぐらいというアクセスがウレシイ。
「おいしい水の宅配便」が「うるのん」にリニューアル!
雨が止んだ昼に宿を出る。
「マウル」という韓屋の写真が撮りたくて、仁寺洞(インサドン)へ。
雨上がりの涼しい風が午後になると止まってしまい、
昨夜から続いていた蒸し暑さが割増でやって来た。
かつての王宮であった景福宮と昌徳宮に挟まれたエリアにマウルは並ぶ。
王宮に仕える高級仕官=両班(ヤンバン)が住居を構えたこの一帯は、
日本の金沢のような「武家屋敷」をイメージさせる。
今は大使館などが並ぶエリアに変貌、ギャラリーやブティックなどが連なるオシャレなエリアだ。
観光案内所で周辺の地図をもらい、みどころを尋ねる。
観光案内所が貸し出している3時間1,000W(≒¥70!)という自転車が魅力的だったが、
写真を撮るため、歩みを進めた。
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狭い路地に整った瓦屋根が並ぶ。
凝った造りの扉の金物が目を引く。
ひと気のない路地裏、ちょっとした異空間にしばらく浸っていた。
写真1; マウルの入口は鍵や扉具が装飾されている
写真2; ひと気もなく、閑静な佇まい
写真3; 門戸の前の鉢植えと
写真4; 新しく建てられた家も景観保存のため、韓屋の形式を模倣している
2014年09月25日
よォーこそ @Seoul
急ぎ足で入国審査へ。
外国人用の列、2人目を確保。
アッという間にスタンプをもらい、ターンテーブルを通過し、
税関で申告書を放り投げ、出口のドアを蹴破り、到着ロビーに踊り出た。
バス乗り場の番号を探し当て、表に出た。
ソコには数人の男性がいるだけでバスの姿はどこにもなかった。
すでに行った後か。
時計を見ると23:33。
目の前にいた男たちに行き先とバス・ナンバーを告げると、
「行った行った」「バス終わった終わった」という返答しかなかった。
こちらの英語を理解しているのかもわからず、
ハングルで聞きなおしてみても「バスはない」の一辺倒。
どうやら彼らはタクシー・ドライバー。
我田引水のセールス・トーク、当てにならない答えしか返ってこないようだ。
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到着機のドア・オープンから8分でたどり着いたが、願いは叶わなかった。
到着ターミナルは雨、梅雨時の蒸し暑さを割増にした熱気がまとわりついてくる。
重ねて迷える羊に狙いを定めるハゲタカ・ドライバーがまとわりついてくる。
彼らを振り払い、インフォメーションへ向かうと、
ロビーのエアコンが蒸し暑さも振り払ってくれた。
届かなかった願いにうちひしがれてる場合ではなく、次の手立てを探すのが肝要。
「23:30のバス、行っちゃったかな?」
英語でインフォメーションの女性に尋ねる。
「行っちゃいましたね。次のバスならあそこにいます」
カタコトの日本語で折り返してくれた。
「『OZ105バス』?ありがとう。それしかないよね」
「ないですね。あとはタクシーです」
「それはないな」
そういうと笑って返してくれた。
あきらめて「OZ105深夜バス」へ。
アシアナが深夜到着のこの便用に手配しているリムジンは、
バスはレンタルなのか、運行を委ねているのか、大韓航空のリムジンバスだ。
14,000Wを支払って、車内に進むと席はソコソコ埋まっていて、
ほどよく埋まると発車だという。
車内のエアコンに浸り、外気と早足で汗ばんだ身体を冷やした。
日付が変わる前にバスは動き出した。
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市内に入り、「麻浦」で数名を降ろし、終着の「市庁」へ。
深夜ということもあり、40分ほどで到着した。
バスが客を吐き出すとその横に次々タクシーがやって来る。
雨はすっかり上がっていた。
慣れた客に従うように並んだタクシーを捕まえ、ドアを開け、荷物を放り込んだ。
写真1; 街なか、どこでもかならずある屋台。
写真2; あらかじめお客さんがいる店のほうがハズレが少ない。
写真3; 光々と光る灯りになんとなく引き寄せられる。
2014年09月24日
2時間35分 −5月の「毎月ソウル」−
飛行機は定刻どおり、とはいかず、10分遅れて成田を発った。
到着後の5分、10分が勝負だというのに、イキナリ出鼻をくじかれ、
やや戦意喪失しながら、コーヒーを頼み、文庫本に没頭した。
久しぶりに筒井康隆を手にとった。
「自薦短編集」というヤツで中学時代に衝撃を受けた作品が連なっていて、
やはり今回もシビれて読んだ。
やっぱり筒井作品の「リズム感」が好きなのだ。
社会人になっても「リズム感」のあう作家ばかり追いかけている。
本なのになんとも変なハナシだが「リズム感」が合わないと
どんな名作でも受け付けられないのだ。
久々に読み返して、カレの文章が持つ「リズム感」が、
自分の読書癖を象っていることを再確認。
文庫本に目を落としている身に飛び込んできた機長のアナウンスは悲しいものだった。
無料カウンセリング来店者募集中 来店者には2,000円のQUOカードプレゼント
「大変申し訳ありませんが、仁川空港には予定より20分遅れて到着します」
英語で繰り返されたアナウンスで、
空港から一番楽で手軽なアクセス手段をあきらめるしかなかった。
到着時には話題のインフルエンザの検疫やチェックがあるかもしれず、
フライトが遅れる、というインフォメーションは残念すぎるお報せだ。
文庫本はテンポよく、到着までに読み終えてしまったが、
西向きのフライトはピッチを上げて飛ぶ気配もなく、予告どおり、20分遅れで到着した。
シート・リクエストができないアシアナの格安チケットだったが、
チェックインの時に「通路側で。なるべく前」という願いを叶えてもらえた。
しかし前方の席からダッシュすれば、バスに間に合う という狙いはすでに虚しく、
機体は23:20に到着し、23:25に扉を開けた。
光インターネットが月額実質500円!
ダメモトで急ぎ入国へ。
わずか5分だが、可能性はある。
件のインフルエンザ検疫は機材を出た際に質問表を渡すのみでナニもナシ。
いつものアライバルと同じように入国手続きに向かうことができた。
やっぱりあの国のメディアの反応と政府の対応は少し過剰すぎる。
さあ、走れ!
2014年09月22日
Point of Departure -Last DAY- @Seoul −完−
午前中の便に合わせ、早朝に宿を発つ。
来たときと同じ安上がりなルートで仁川空港を目指す。
地下鉄で金浦空港へ。
そこからはA’REXで仁川空港へ直行。
一時間もかからずにチェックイン・カウンターにたどり着いた。
10時のフライトなので、8時にチェックインすればよかったのだが、
ラウンジで朝食を摂ろうと、それよりも少し早めに空港に着いた。
朝の時間でも「アジアのハブ空港」と化しているインチョン空港はニギヤカだ。
預ける荷物もなく、自動チェックイン機でボーディング・パスを受け取り、
すぐに出国に向かった。
最近、普及しつつある「自動チェックイン機」はとても便利で効率がいい。
預ける荷物がなければ、チェックイン・カウンターで行列を作る必要もないし、
あったとしても、専用のカウターでバゲージだけ放り込んでしまえばいい。
コイツの導入で、ワサワサと混み合っているカウター周辺にいなければならない時間は、
極端に短縮された。
紙の航空券を必要としないe-チケットの普及が大きいのでしょうね。
200社の予約サイトから料金を一括比較!最安値の宿泊プランを案内 trivago.jp/
極端なハナシ、予約と発券がキチンとできていれば、パスポートのみで渡航できてしまうわけで。
地下鉄を降り、チェックイン機を過ぎ、出国を済ませると、なんとなく身軽になった気がする。
あとはゲート・オープンの時間に搭乗口に向かうだけだ。
今回も格安航空券にも関わらず、ビジネスクラス・ラウンジへ。
エコノミー・クラスでもビジネスクラス・ラウンジが使えるのは、
「プライオリティ・パス」のおかげ。
通常、プライオリティ・パスのメンバー資格は4万円ほどの会費がかかりますが、
楽天のゴールドカード「楽天プレミアムカード」だと、このPriority Passが無料で付帯します。
楽天ゴールドの年会費は10,500円だけなのです。
しかも今なら入会で10,000ポイントがプレゼントされますから、実質、5,000円ちょっとですね。
空港、ラウンジによっては、同行の家族や友達など数名の同伴が無料になるところもあります。
出発だけでなく、乗り継ぎの際にも利用可能なので、
年間3〜4回のフライト利用でモトが取れちゃいますね。
併せて「楽天ゴールドカード」のサービスとして【手荷物宅配サービス】が年3回利用可能です。
空港からの宅配は1回¥1,500ぐらいはするので、x3回なら¥5,000程度ですね。
これだけでもプラスマイナス帳尻があっちゃいます。
出発前の時間にラウンジでゆっくりコーヒーやお酒を飲んでこの値段、どう思います?
(興味がある方はリンクを辿って、情報をご覧になってみてください)
国内も海外も旅行にはこの1枚。今なら10,000ポイントプレゼント
格安海外ツアーなら<DeNAトラベル>
ソウル・インチョン(仁川)空港の場合、
使用可能なラウンジは
Main Terminal;
ASIANA LOUNGE
HUB LOUNGE
MATINA LOUNGE の3つと
Concourse A;
ASIANA LOUNGE が利用可能。
Priority Passの案内では大韓航空の「KAL LOUNGE」も利用可能ラウンジ、とありましたが、
初めに尋ねてみたところ、こちらはNG。
どうもKALは契約を切ったり、再契約したり、とPriority Passといろいろあるようです。
断られたので、おとなりのアシアナのラウンジへ。
メイン・ターミナルにある「アシアナ・ラウンジ」はかなりのサイズで、
ホテル・ロビーのような落ち着いたシックな雰囲気。
広いスペースに、スツールやソファー、ビジネスデスクなど豊富なシート・アレンジです。
コーヒーとサンドウィッチを取り、座ったものの、朝から利用者が多い。
なんかワサワサしており、朝食のヌードルやフルーツには人が群がっている。
韓国の人の悪いクセで、並ばない、片付けない、大声・・・とちょっと閉口。
ラウンジを変えよう、とコーヒーを飲んだだけで、撤退。
国内・海外ホテル最低価格保証
同じフロアの向かいにあるHUB LOUNGEへ移動した。
こちらはクレジット・カードのゴールド・メンバー向けのラウンジらしく、
こじんまりしているが、利用者が少なく、静か。
落ち着いて朝食が取れるのと、無料のPC端末がたくさんあるので、
ボーディングまで1:30、ここに腰を落ち着けることにした。
淹れたてのコーヒーがうまい。
毎月ソウル 2009年3月編
—完—
出発前の空港、みなさんはナニして過ごしていますか?免税店?カフェ?
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「年会費1万円は高い!」と思うかもしれませんが、
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空港でお金を使う分のモトは取れちゃいます。
さらには空港からの「バゲージ・サービス」(宅配便でスーツケースを自宅へ配送)が年2回付帯、
関東エリアなら1,500円前後、x2はけっこう大きなサービス。
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しかも今なら入会時に12,000ポイントプレゼント、初年度は無料みたいなものです!
各都市空港ラウンジの利用報告記です!
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2009-01-28 NY (EWR)
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2009-03-13 NY (EWR)
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2009-03-14 LA (LAX)
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2009-05-07 ソウル (ICN)
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2010-05-11 ソウル (ICN)
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2009-08-27 ロンドン(LHR)
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2009-11-04 ダラス (DFW)
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2010-01-28 バンコク(BKK)
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2010-03-17 成田 (NRT)
2014年09月21日
Personal Supper -DAY4- @Seoul
結局、宿からスグの店がにぎわっていたので、戻って入った。
こじんまりした清潔な店。
丸いテーブル席が4つ、その内の3つが塞がっていた。
表には牛のイラストがあったので、焼肉屋さんでしょう。
そう、ソウルに来てからまだ焼肉を食べていなかったのだ。
壁に貼られたメニューを見るが、やはり解読不能。
あきらめて、先客の男性2人が箸を躍らせている焼肉らしきものを指差す。
店のオバチャンはそれを見て、メニューを指差してくれた。
「それはナニデスカ?」
「コプチャン」
おお!それならわかるぞ、ホルモン焼きですな。
「一人前!」
オバチャンが笑顔で頷く。
「ビール?マッコリ?」
首を横に振ると水を置いてくれた。
黒毛和牛カレーもつ鍋セット 3〜4人前 500g
小さなコンロが置かれ、キムチや生野菜、味噌、スープなどが次々にテーブルに並べられる。
一人ながらもにぎやかな食卓。
しばらくすると、鉄板で調理されたホルモン焼きが運ばれてきた。
鉄板を運んできたオヤジサンが、冷蔵庫を指差す。
「ビール?マッコリ?」
マッコリのボトルを取り出し、様子伺い。
う〜ん、お酒はニガテなのです。
「ご飯クダサイ」
「了解」
唯一、まともに言えるハングルを口に出すと、
オヤジサンは奥のキッチンからご飯を持ってきてくれた。
ご飯を置くと、再び冷蔵庫を開け、サイダーを取り出す。
栓を抜くと、目の前に置き、コップを差し出した。
これ飲みな、という素振りだ。
【2人前ホルモンチゲ】完全手作りの『濃厚焼き辛味噌スープ』と『北海道産牛小腸)』のセット
鉄板の上の肉をオバチャンが調理してくれる。
小さい店でも韓国スタイル。
香ばしい煙とか香りが店に広がっていく。
焼き上がるのを待っている間、キムチやレバーの刺身、センマイをつまむ。
これがうまい!
レバーは新鮮で張りがあり、センマイはまったく臭みがない。
こいつだけでご飯一杯やっつけられそうなイキオイだ。
そこをグッとこらえ、焼き上がりを待つ。
「食べなさい」
と、オバチャンが鍋を差し出す。
こちらが食べている間も鉄板の上の肉が焦げ付かないよう、肉やジャガイモをひっくり返してくれる。
なんか親戚の家にご飯を食べに来たみたい。
コプチャンもうまい。
新鮮なのだろう、臭みがなく、張りがあり、味噌をつけたり、野菜と食べたり、
あっという間に白いご飯がなくなった。
おかわりしてもよかったが、それだと鉄板の上のコプチャンが残ってしまいそう。
グッとこらえ、肉に専念した。
箸休めに小皿をつまむ。
あっという間になくなっていたレバーとセンマイを見て、
オヤジサンが声をかけてくれた。
「おかわりいるか?」
たぶんそう言っていたのだろう。
ものすごく食べたかったが、すでにオナカが満杯状態。
涙を流しながら断ることにした。
まわりのテーブルでは、ビールやマッコリのボトルが次々空いていく。
どうやらこの店はご飯処じゃなくて、ホルモンをツマミに呑むところだったのかな?
紛れ込んだ変な客にも親切な対応がウレシイ。
残ったコプチャンと野菜、キムチを平らげ、ディナー終了。
「お勘定、オネガイシマス」
もう他のホルモンは食べられません松阪牛コプチャン【300グラム】【RCP】
コプチャン12,000W+ご飯1,000W。
¥1,000弱のホルモン焼ディナー、付け合せのうまさにシビれました。
あれ?オヤジサン、サイダーはご馳走してくれたみたい。
呑み客じゃない困った客が紛れ込んでゴメンネ。
ローカルエリアのこじんまりした店、一人ながらも楽しい夕食
写真1;豆や種類。スナックとしても、料理にあえても。
写真2;これが一人前。ご飯以外はすべて料金に含まれます。
写真3;自分でやろうとしたら、やってくれました。
写真4;食べている間も気を使って、ひっくり返してくれて。
2014年09月20日
Past Station -DAY4- @Seoul
チッチャイ勝利を重ね、上機嫌で地下鉄に乗り込んだ。
ギャンブルとはいえないような小さな勝利だが、
たぶんカジノにとっては一番イヤな客だろう。
滞在時間が長くなるほど、カジノ側が有利になる。
残念ながら、カジノはそういうシステムの上に成り立っている。
オフィス・アワーが終了したこの時間、
地下鉄車内は東京に負けないぐらいの混雑ぶり。
それでも優先席がキチンと空いていて、
ご年配が乗ってきたときにすぐに腰掛け、当たり前に使われていることに驚嘆。
ソウルの地下鉄は、東京の地下鉄をサイズダウンしたイメージ。
路線図がなければ、わかりづらいし、
たぶんソウルの住人ではない人、あるいは不慣れな人も車内の路線図をよく見ている。
駅に着くと隣の人にいまドコなのか、尋ねる光景はよく見るし、
小さな路線図を広げるわたしに尋ねてくる人もちょくちょくいた。
softbankへ乗換えなら、最大キャッシュバックを目指すスマホカフェ
最新の車両は日本に負けず、液晶TV付、あるいは電光掲示板付、
英語のアナウンスに大きなターミナル駅だと日本語で案内されることもある。
網棚も完備されていて、日本の車両とものすごく似ているのだが、
たぶん線路が広軌道(線路の幅)なのだろう、狭軌道の日本と異なり、車内が広め。
最新鋭の車両でも、なぜかイスがステンレス。
シートは鈍い銀色の光を放っていて、座るとお尻がすべる。
このあたりはものすごく、外国っぽい。
ことによると、真冬はこのステンレスに熱が入り、ものすごく暖かくなり、
「車内オンドル」が成立するのかな。
街の中心から遠ざかるに従い、満員電車も解消。
空いている席に座ると、30分以上の道のりなので眠りこけてしまった。
ノワールサーバーはお手入れ簡単!
気付くと、自分が降りる駅を3つほど通り過ぎていた。
慌てて降りたが、のぼりとくだりごとに自動改札があり、逆戻りができない。
窓口の係員に声をかけてみる。
「木洞(モクドン)に行くんだ」
「ああ、ソコから反対側に行って」
係員が指差した先には関係者の簡易出入口。
勝手に開けて、彼の表情を見ると、うなづいている。
反対側も勝手に開けて、改札移動完了。
ガラスの向こうの係員に手で合図すると、手を振り返してくれた。
なんともまあ、無駄に時間を使いながら、宿へたどり着いた。
時間に縛りがない旅、というのはなんともレイジーです。
1日5分の英語体験が発音をネイティブにする
荷物を部屋に放り込み、夕食のため、再び外へ。
思いっきりローカルなエリアなので、軒を連ねる店がなんの店かもわからない。
なにせハングルがまったく読めないわが身。
建ち並ぶ店が焼肉屋なのか、鍋物屋なのか、飲み屋なのか、
もちろんフライドチキンやドーナツ、コーヒーショップはわかるのだが。
さて、この旅最後の食事場所をどこにしようか。
写真1;アチコチで見かける蒸しトウモロコシ。日本で見かけない品種も。
写真2;どこでも人気で纏め買いする人も。
写真3;買った店先で食べていく人もいるちょっとしたファストフード。
写真4;市場の味噌屋さん。市場の値札から物価がわかり、生活が見える。
2014年09月19日
Petite Victoire -DAY4- @Seoul
土産とオカズを買い込んで、ご機嫌で外に出ると陽が暮れていた。
陽が落ちれば、写真が撮れなくなるので、急にやることがなくなる。
旅先にいるのになんともゼイタクな話かもしれないが、
ショッピングに熱を上げない身としては、闇の訪れは退屈の合図。
明日は午前の便で帰国、残すところは数時間だ。
カウントダウンのこの時間は貴重な時間だが、アッサリと手持ち無沙汰。
日没時間に宿に帰るのも冴えないが、かといって行くあてもなく。
駅ビル前のベンチで思案していると、思わぬ考えが頭をよぎった。
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そうだ、カジノへ行こう!
とJRの広告コピーのようなことを思い立ち、改札を抜けた。
カジノならカメラも土産もクロークで預かってくれるので、身軽に動ける。
ギャンブルせずに軽くブラついて、なにかでノドを潤し、宿に帰ってもいい。
部屋で読書に耽るのもアリだったが、ソウルらしい夜の過ごし方を思いついた気がした。
幸い、ICカードにはチャージした小銭が残っている。
竜山(ヨンサン)から宿に戻るのは数駅だったが、反対方向へ。
明洞の東側から西まで、地下鉄に乗ってガタゴト移動。
モノズキなのは、地下鉄料金が安すぎるからかな。
ホームの売店に並ぶ新聞。
アレだけ紙面を賑わしていたWBCの記事がパッタリとなくなった。
最大のライバル日本に優勝をさらわれたのがショックだったのだろう。
決勝前日までは韓国チームはモチロン、日本チームも紙面を彩っていた。
それが日本チームはモチロン、韓国チームすら新聞からは消えてしまった。
まるでWBC自体がなかったかのように。
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江辺(カンビョン)駅からシャトルバスに乗り、ウォーカーヒルへ。
クロークで荷物を預け、身軽になって、フロアへ向かう。
場内のピンっと張り詰めた空気がいい。
ラスベガス、モンテカルロ、ブダペスト、シドニー、ペルー、マカオ・・・。
世界各地でカジノに足を踏み入れた。
賭け事が好きなのではなく、この張り詰めた空気が好きなのだ。
言い換えればただの「博打場」なのだが、
そこは清潔で、安全で、整然としていて、
ヘタなダウンタウンを歩くより、よっぽどリラックスして過ごすことができる。
「カジノ」というと日本人はやくざ映画の「鉄火場」を想像するようで、
それとこれとでは、かなりの開きがあることをお忘れなく。
コーヒーを飲み、フロアを歩く。
他人の賭けっぷりを見ているだけでも楽しい。
リアルに現金勝負なので、その表情は生々しいのだ。
それでも見ているとやりたくなるのが心情か。
実は前日の勝ち分があるので、ちょっと強気でやってきた、というのもあるのだが。
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昨日と同じくルーレットへ。
テニスラケット1本分の勝ちを掴んだので、即、退散。
入ってから1時間も経たずにカジノを後にした。
すっかり暗くなった漢江を横目に、地下鉄に潜り込んだ。
写真1;地下鉄2号線。左の駅表示横の3桁の数字が路線と駅を表す。
写真2;最新鋭車両の車内は日本と同じレベル。古い車両も活躍中。
写真3;昼間の車内。ラッシュ時は日本と同じぐらい混む。
写真4;街角の屋台。手前からオデン、フランク、アメリカンドッグなど軽食が並ぶ。