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2014年11月24日
チュソクの夜に @Seoul
秋夕(チュソク)にはあいさつまわりがつきものらしい。
中秋でひっそりとしていた街ではやることもなく、
早々に宿に舞い戻った。
コーヒーを淹れながら、宿のスタッフを捕まえ、
韓国の習慣、風習を根掘り葉掘り尋ねた。
「中国では『月餅』を食べるけど、韓国でもなにか特別なものを食べるの?」
「ソンビョンかなあ。ギョーザのような、ティアドロップ型のお餅ですよ。
あんまりおいしいものじゃないから、最近は食べないなあ」
「なるほど。日本じゃ、まん丸のお団子を食べますよ、甘いやつね」
「へえ。そうだ、食べ物じゃないけど、恒例は『あいさつまわり』がありますね。
お世話になっている人のところへお菓子やお供物を持って、挨拶に行きます」
「へえ、それは日本ではないなあ」
「今日もコレから行くんですよ。買い物したあと持って行くんです」
「それって、一緒に行って問題ある?」
「問題ないですよ。あ、以前行ったゲストハウスにも行きますよ。
あそこのオーナーにもお世話になっているので」
「また会いたいなあ、連れて行ってよ。荷物ぐらい運ぶよ」
「じゃあ、一緒に行きましょう。あとで声かけますよ」
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スタッフの仕事終わりにクルマに乗って、恵化(ヘファ)へ向かった。
「買い物、って言ってたけど、店開いてないんじゃない?」
「それが問題です。たぶんスーパーは開いているでしょう」
「進物は買っておいてないの? 当日買うのかよ!」
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ヘファに到着し、開いていたスーパーに飛び込んだ。
大きなダンボールにスナック菓子をアレコレ詰め込み、
即席の「お菓子詰め合わせセット」を2つ作った。
それとは別に箱で缶ビールを買い求める。
「こんなアバウトな感じなの?」
「プレゼントの中身よりも、アイサツに出向くことが重要なんですよ」
「ああ! それで行列ができていたのか!」
数日前から街なかで気になる風景を重ねて見かけていた。
普通の店はモチロン、スーパーの店先でも、
専門のスタッフがつきっきりで次から次に並んでいる客の品物を包装していた。
店先にはお中元やお歳暮ながらの化粧箱入りの品物が並んでいる。
日本と違うのはシャンプーや洗剤など日用品がヤケに多いところか。
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そう、あれはチュソクのあいさつまわりのための「包装サービス」だったのだ。
スーパーで見かけたその光景を説明すると、彼はあっさり答えた。
「毎年恒例の光景ですよ。プレゼントは包んでもらうことが重要なのです」
韓国らしいワンシーンを見かけたことに気づき、こうして今は体験している。
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フルムーンに @Seoul
今日は祝日、3連休の初日だ。
10月2〜4日は「秋夕(チュソク)」、
日本でいうところの中秋、中国式なら中秋節というやつ。
これが祝日に設定されている。
日本ではもはや「中秋」など消えかけのイベント、
無関係のハロウィンに押され、すっかり忘却の彼方かもしれない。
子供の頃は和菓子屋さんでお団子を買って、
近所の原っぱからススキを摘んできて、お供えなどしていた。
もはや記憶の彼方の節目か。
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かつてシンガポールに住んでいた頃、
中華系の人たちは「中秋」を大いに祝い、
シンガポール中のレストランでは「月餅」のコンテストが恒例で行われていた。
「月餅」といってもホールサイズのケーキ並みで、
コンテストに出るやつはちょっとしたコーヒーテーブルぐらいあるのですね。
英語でいうと「ムーン・ケーキ」と呼ばれるのですが、
どうなの、この直訳ぶり。
とはいえ、サイズ的にはケーキよりはるかにデカく、
「月」のようにバカでかいのです。
子供が楽勝で座れるサイズ、なんなら中に入れてもいいぐらいデカイので。
中の餡に胡桃などの木の実を入れたり、
ドライフルーツを入れたり、干し肉を入れたり、
シェフがその年ごとに工夫を凝らして、腕を競うわけですね。
優勝すると店先にはその「月餅」が飾られ、
写真撮影の人気モノになっておりました。
たしか中国系の各家庭では「粽(ちまき)」を作って食べるんじゃなかったっけ。
シンガポリアンの友達に
「粽はタイ語で『バッチャン』というのだよ」と教わったのをやけに覚えている。
完全にステキでムダな知識です。
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街に出てみると、ホトンドの店が閉まっている。
それでも店先のシャッターの前には出店が増えていて、休日のひっそり感はない。
いつもは東京都内の地下鉄並みに混んでいる環状線の地下鉄はガラガラで、
やっぱり特別な時節なのだなあ、と知らされた。
デパートや大きなモールも徹底的に閉まっている。
軒並みシャッターが並ぶ風景は、さながら日本の正月のよう。
といっても、最近は日本の正月に閉めている店は少ないか。
昨夜、ゲストハウスで教えてもらうまで、今日が休日とは知らなかった。
光化門広場で見たコマイヌのイベントに関する質問を重ねたところ、
「明日、金曜は祝日で週末は3連休だよ」というハナシが飛び出した。
のんきな旅行者はなにも知らなかったのですね。
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著名なホテルではドアマンが民族衣装を着ていた。
ベルキャプテンだけでなく、フロントマンも衣装を着ている。
男性の民族服というのは、その手の趣味がなくてもけっこう、グッとくる。
女性のチョゴリはやや見慣れた感じがあるが、
男性服はなんとも新鮮で凛々しい。
そういえば我が国ではお祝いの日や節句に民族衣装など着ませんね。
見かけるシーンはといえば、
卒業式のハデなだけのハカマ姿、
成人式に見事に着崩れたくれている姿ぐらいか。
旅館に泊まれば、ダラシナイ浴衣姿はいくらでも見かけるけど、
あれはどうもいただけない。
情緒があると思うのですけどね、民族服って。
彼の国は民族衣装はモチロン、心根までも忘れてしまっているようで。
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