バルセロナのFWリオネル・メッシが現地時間5日に行われたリーガエスパニョーラ第30節のセビージャ戦でゴールを決めたあと見せた仕草は、がんに苦しむ子供たちを助けるためのキャンペーンへの協力を呼びかけるものだった。
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本拠地カンプ・ノウにセビージャを迎えたバルサは、メッシの2ゴールなどで3-0の勝利を収めた。メッシはゴールを決めたあとで、右手の人差指と中指を右目の下に当て、そこから後方へと頬をなぞるような仕草を見せていた。
このジェスチャーには、メッシがイメージキャラクターとして推進しているチャリティーキャンペーンへの関心を喚起する意味が込められていた。がんに冒された子供たちを助けるため、バルセロナに病院を建設する計画があり、そのための支援や募金が求められている。
頬に2本のペイントを入れることがそのキャンペーンへの賛同のサインだとされており、メッシのジェスチャーはそれを意味するものだった。試合後にはメッシはフェイスブックの自身のアカウントでメッセージを投稿し、「みんなも顔にペイントを入れてほしい」と呼びかけた。
建設が予定される病院では、国籍を問わず世界中の子供たちに対して最新の医療を提供することが見込まれている。2月から開始されたキャンペーンでは、必要額の3000万ユーロ(約35億円)のうち400万ユーロ(約4億7000万円)ほどがこれまでに集まっているという。
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2017年04月10日
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