ロングセラーのグルメ漫画の傑作!!
大人のグルメ漫画です!!
淡々と働き、淡々と一人食らう!!
これが大人の喜びと悲しみなのだ!
この漫画、深いです。
静かです。
淡々と淡々と語られる 独白 。
街を歩く主人公の視点と思考。
会話は注文を頼む時の
「追加でイワシと大根のカレーライス!大盛りでね!」「はーい!」ぐらい。
もしくは過去の思い出の中での
昔の恋人との会話。
淡々と淡々と
来る日も来る日も主人公は街を歩き、店を見つけ、食べる。
そこに浮かび上がって来るのは主人公の 今までの人生 と
食う喜び と食わざるを得ない人間の業。
主人公の生き様と
調理人や店のオーナーたちの生き様が
料理という媒体 を通じて重なる一瞬。
料理には 作った人の人生 が込められている。
思いや気持ちや強さや弱さ愛情や悲しみや喜びが込められている。
そんなことを感じます。
主人公ととともに。
絵が細かい。
店の様子が手に取るように伝わって来る 細密な描写 。
もしかすると、
この漫画の魅力はそこにある。
店の 空気感や匂い、雰囲気、温度まで 伝わってくる細密な描写。
まるで、自分も実際にその店を訪れている気持ちになれるんです。
ちらっと、視線を飛ばした先の
若い女性客の畳にすわった腰辺りの感じとか。
主人公がちらっと気にするんです。
何も言わないけど。
そういうことって
実際ある。
カウンター席の隣に座ってビール飲んでるおっちゃんの
帽子に浮き出た汗のシミとか。
二つ向こうのテーブルで食事する家族連れの
生活感とか。お母さんの二の腕の白く柔らかそうな感じとか。
そんな感じ。
リアリズムには力があるんだと再認識させられます。
それは、映画や写真のリアリズムとは全く別の表現。
作者の主観を通した
静かなリアリズム。
それを味わいたくて
この作品を見ている。
すると 原作者の久住昌之 だけでなく
作画担当の谷口ジロー の凄さにも思い至る訳です。
奇跡のコラボです。
素敵です。
何度も何度も読み返して(見返して)
その度に新鮮で、新しい発見があり、
何故か癒される。
そんな漫画だからこそ
ここまで多くの人に支持されているのでしょうね。
孤独な男のアンチ食通の美学!
入ったことのない飲食店に入る時、
ある種の「勇気」がいるのはなぜだろう。
別に黒塗り壁の料亭にフリで入ろうというのでも、
ネクタイ・ジャケット着用してない人お断りの
フランス料理店に飛び込もうというのでもないのに、だ。
単なる、いや単なると言っちゃ失礼だ、
どこにでもありそうな、
レバニラ炒め定食680円冷や奴付きなんてメニューの定食屋。
半ちやんラーメン600円なんていうラーメン屋、
そういう店に、しかし初めて入ってみようかどうしようか、
という時の話である。
……(中略)……
ひとりで入るコワサを、
ビクビクしてる自分をわかっていながら、
イイ店を見つけた時の喜び、早く人に教えたい…
でも教えたくない、という気分。
それが、グルメガイド読んで
店の外にゾロゾロ並んで食う連中にわかるものか!
久住昌之「あとがきにかえて」から
出版社からのコメント
個人で輸入雑貨商を営む主人公が
一人で食事をするシチュエーションを淡々と描く
ハードボイルド・グルメマンガ 。
'94~'96年に月刊誌『パンジャ』(現在は休刊)に連載され、
'97年に単行本化、'00年に文庫化。ジワジワと売れ続け、
累計10万部を突破したロング&ベストセラー が
新装版として登場しました。
10年ぶりの新作に加え、久住昌之×谷口ジロー×川上弘美による鼎談も収録。
『孤独のグルメ』誕生秘話など、ファンなら見逃せない話題もたっぷり。
もちろん初めて読む方も満足できる充実の一冊です。
主人公・井之頭五郎は、食べる。
それも、よくある街角の定食屋やラーメン屋で、ひたすら食べる。
時間や社会にとらわれず、幸福に空腹を満たすとき、
彼はつかの間自分勝手になり、「自由」になる。
孤独のグルメ—。それは、誰にも邪魔されず、
気を使わずものを食べるという孤高の行為だ。
そして、この行為こそが現代人に平等に与えられた、
最高の「癒し」といえるのである。
輸入雑貨商の井の頭五郎が下町で、仕事先で、味わう食の数々。
山谷のぶた肉いため、中津のたこ焼き、西荻窪のおまかせ定食など、
流行グルメが去った後に残ったものを探す。
「PANJA」連載の単行本化。
女版「孤独のグルメ」こと「花のズボラ飯」については コチラをどうぞ 。
大人気のグルメ漫画がついにTVドラマ化!!
DVDで登場!
今週末あたり、らくちんで美味しいカニ鍋なんていかが?
蟹のお取り寄せはここが確実!!
楽天での実績が凄い!!!
カニ三昧!!!
言葉では表現しきれない、
主人公・五郎が立ち寄る美味しい“お店"を
食事シーンと心理描写で絶妙に描く!
個人で輸入雑貨商を営む男・“井之頭 五郎"は、
商用で日々色々な街を訪れる。
そして一人、ふと立ち寄った店で食事をする。
そこで、まさに言葉で表現のできないような
グルメたちに出会うのだった-----------
だだの料理のうんちくを述べるのではなく、
ひたすらに主人公の食事のシーンと心理描写をつづり、
ドキュメンタリーのように淡々とストーリーが流れていく。
五郎が立ち寄る美味しい"お店"は
原作に登場するお店ではなく、
実在する"味な店"を、毎回番組スタッフが
自らの足で探している。
また、原作者・久住昌之氏はシナリオに協力するほか、
この番組の音楽も自ら手掛けるなど、製作に意欲的に参加。
また、ドラマの舞台になった街やお店を訪れながらトークをする、
ドラマ本編後の番組コーナーも担当する。
◆【DVDBOX】本編・放送全12話収録+特典映像
【初回限定 特別ふろく】
※初回特典は数に限りがございますので、ご注文はお早めに。
ブックレット
ドラマに登場したお店の食べ歩きに便利な「井之頭五郎の手帳風 孤独のグルメBOOK」
【特典映像】
■「松重“五郎"豊のテーマ STAY ALONE」Live Ver.performed by スクリーントーンズ
■「GORO'S ネ申セリフ集」
「孤独のグルメ」ネ申セリフたち
■「ふらっとQUSUMI 特別編 @吉祥寺」
久住昌之ゆかりの吉祥寺おすすめ店1「大茂」
孤独のグルメマル秘話
孤独のレビュー ~ひとり反省会~
OPテーマ「JIRO'S Title」Live Ver.performed by スクリーントーンズ
久住昌之ゆかりの吉祥寺おすすめ店2「闇太郎」
漫画家仲間たちと「孤独のグルメ」を観る…!
■主演 松重 豊
[スタッフキャスト]
原作:「孤独のグルメ」 作・久住昌之/画・谷口ジロー
脚本:田口佳宏、板坂尚
音楽:久住昌之
Pick & Lips(フクムラサトシ 河野文彦)Shake 栗木健 戸田高弘
制作協力:共同テレビジョン
製作:テレビ東京
[発売元]テレビ東京
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
94年の連載スタートから累計25万部を突破する
人気コミックを映像化したグルメドラマのBOX。
個人で輸入雑貨商を営む井之頭五郎。彼が商用で訪れた街々で立ち寄る
料理店の素朴だが味わい深いグルメの数々を描く。
主演は松重豊。全12話を収録。
作・久住昌之/画・谷口ジローの異色グルメ漫画がTVドラマ化!
言葉では表現しきれない、主人公が立ち寄る美味しい“お店”を食事シーンと
心理描写で絶妙に描く。
個人で輸入雑貨商を営む男・井之頭五郎は商用で日々色々な街を訪れる。
そして一人、ふと立ち寄った店で食事をする。
そこでまさに言葉で表現のできないようなグルメたちに出会うのだった—。
放送された本編全12話、特典映像を収録。
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image