テレビドラマも原作漫画もいい感じ!!
梶川卓郎 西村みつる
歴史物って面白い。
このドラマも人間的要素が色濃く
見応えがあります。
善人と悪人は紙一重。
同じ人間ががコチラの態度次第で
どちらにも変化する様が描かれます。
主人公の善意が
彼の周りの世界を変え
彼を運のいい人に変えてしまいます。
これって深いですよね。
不幸ばかり引き寄せる人と
幸運ばかり引き寄せる人って
あなたの周りにもいませんか?
そして、あなた自身はどちらですか?
ついてない?損ばかりしてる?
ついていて、何故か幸運に恵まれています?
このドラマを見ていて僕が一番感じたことは
この引き寄せの法則のことです。
人に良かれと一生懸命なひとは
人の善意を引き出しちゃうんですよね。
自分の得ばかり考えている人の周りは
そんな強欲な人ばかりで満たされて行く。
人に与えることで幸せになれる人は
結局、人からもたくさん与えてもらって
幸せになれるんですよね。
イイ話だなあと思いました。
主人公は、
この与えるということを
自分の得意な料理を通して行動します。
相手のために
誠心誠意、手をつくして
美味しい料理を作ろうとするんです。
そして、その味や姿勢が
相手に変化を引き起こす。
料理って味や見てくれもあるけど、
最後は気持ちがこもっているかどうかですよね。
料理ほど、
気持ちの入れようが
如実に結果に現れるものを僕は知りません。
日曜大工よりも
掃除よりも
選択よりも
食べる人がいる分
ハッキリと確実に
気持ちの入れようが伝わります。
料理って
実は凄く凄く切なくも
良いものなんですね。
あなたが
一生懸命おいしい料理を
食べさせて上げたい人はいますか?
そう、思える人は
幸せで、
幸せを引き寄せる力があるんだと
僕は思います。
現代の料理人・ケン。
彼が目を覚ますとそこは戦国時代だった。
京で評判の料理の噂を聞きつけた信長は、
強引にケンを自分の料理人にするが…!?
戦と料理が織りなす前代未聞の戦国グルメ絵巻!
コラム&レシピ「戦国めし」も必見!
伊勢の北畠氏を討伐するため出陣した信長は、
料理頭のケンを従軍させる。
苦戦 を強いられる中、
信長がケンに命じたのは…
「おぬしが戦を終わらすのじゃ!」
平成 の料理人・ケンが戦国の世で武将を…大名を虜にする!
信長のシェフ
ジャンル 歴史漫画
漫画
原作・原案など 西村ミツル
作画 梶川卓郎
出版社 芳文社
掲載誌 週刊漫画TIMES
レーベル 芳文社コミックス
発表期間 2011年 - 連載中
巻数 6巻(2013年1月現在)
『信長のシェフ』(のぶながのシェフ)は、
原作西村ミツル、作画梶川卓郎による日本の漫画作品。
およびそれを実写ドラマ化したもの。
漫画作品は芳文社『週刊漫画TIMES』にて、
2011年3月18日号より不定期連載中。
料理人ケンは、戦国時代にタイムスリップし、
記憶を失ってしまう。
間者と思われ斬り殺されそうになり、
川へ飛び込んで逃げた。
川を流れていた瀕死のケンを助けたのは、
夏という女性の刀鍛冶。
自分の過去も、現代人であることも思い出せないケンだが、
料理の技法や料理に関連する記憶だけは残っており、
まだ蒲焼しか調理法が無いウナギを開いて白焼きにする。
京の都で評判になったケンを、
織田信長は自分の料理頭に取り立て、
数々の難題を申しつける。
材料も調味料も無い中、ケンは創意工夫で乗り越えていく。
登場人物
ケン
現代(平成)から戦国時代にタイムスリップした
西洋料理の調理師と思わしき人物。
本名は、ようこに依れば「賢一郎」。
本名をはじめ自身についての記憶は失っているが、
日本史の教養(大きな事件、合戦など)山野草の知識、
テーピングなどの応急処置の方法、有機農法など、非常に幅広い知識を持つ。
一番知識が深いのは料理、特に西洋料理分野であり、
調味料の普及などから自分が過去の時代にきたことを認識した。
ただし、森可成の死亡年や松永久秀の存在を覚えていないなど、
日本史の細かい知識は無い。また信長が濃い味が好みだという、
料理界で有名な逸話も知らなかった。
因みに徳川家康が鯛のてんぷらが好物なことは知っている。
信長の意図をいち早く察するなど頭の回転も早く、
信長に命じられた鴨料理対決で勝ち井上恭之介に変わり
信長の料理頭として頭角を現していく。一方で出世欲や物欲は乏しく、
また人殺しを厭う性格。
当時の日本人と比べるとかなり大柄で、
鴨居に頭をぶつけている様がたびたび描かれている。
ケンの上司(もしくはオーナーシェフ)と思われる人物と
同時にタイムスリップしたが、その上司は物語冒頭で間者の嫌疑をかけられ、
斬り殺されている。その際に他に3人がタイムスリップしてきていると
思わせる追手の台詞がある。
夏
刀鍛冶職人。戦で家族を失い、天涯孤独の身である。
刀を作るために真砂を取っていた時に川上から流れてきたケンを助ける。
ケンに好意以上のものを寄せている。
刀鍛冶を司る女神の嫉妬をかわぬよう、未通の身である。
鍛冶として、信長に招かれ、一時京から岐阜へと住まいを移した。
自ら作った槍の穂先を信長に献上する。(その穂先は森蘭丸に褒美として与えられる。)
楓
信長軍のくノ一。3巻より登場。
10年前の戦で両親を殺され、たまたま通りがかった信長に
(おそらく兄弟だちと一緒に)救いを求めるが、
信長は「戦わぬ者は要らぬ」と拒絶。
その際にひとりだけ信長に強い意志を示し、召し抱えられる。
情報収集のため、男(具体的には今井宗久)と肉体関係になる事も厭わない。
敵対する浅井長政、お市の方の元へとケンが使者として遣わされる際に
監視兼護衛役となる。以後、ケンと行動を共にすることも多い。
実はケンには密かな思いを抱いており、
行為の後に今井に心の内を見透かされる。
ドラマ版では、初めから登場している。
井上恭之介
織田家に代々仕える料理人の家柄。
信長に命じられた鴨料理対決でケンに敗れ、料理頭の座から失脚。
信長はケンに井上を斬るよう命じるが、ケンがそれを拒否したため助かる。
ドラマ版では、再び料理頭の座の地位に返り咲こうと木下藤吉郎秀吉に近づいたりした。
その後、岐阜での宴でケンがバイキング料理を考えていたときは
協力を一時拒んでいたが、打算から翻意して協力。
宴の後ケンから他の料理人と一緒に感謝され、
織田信長からの褒美を譲られる。
以後、この時代の料理知識に通じている事からケンから協力や助言を求められ、
それに応じるようになった。
得意料理は、鶴の肉をナスに詰めた、鶴つぼ。
ようこ
ケンと同様に現代社会から戦国時代にタイムスリップした
パティシエールと思わしき女性。5巻より登場。
石山本願寺の顕如に庇護されている。
料理の腕はケン同様に豊富で、特に洋菓子を得意とする。
ケンのことは覚えている模様だが、ケンはようこのことを覚えていない。
また信長の末路は知っているようだが、細かい年代までは覚えていない。
戦国時代にタイムスリップしてきた後に、乱暴されており心的外傷を抱えている。
太一・金三・与助
織田家の料理頭に仕える料理人たちのうち、
この3人は特にケンを慕って師事している。眉間にソバカスがあるのが太一、
恰幅が良いのが金三、三人の中でいちばん身長が高いのが与助。
ケンと行動を共にすることが多く、ケンの信頼も買っているがミスも多い。
またケンは命の危険がある場合は、3人をあえて岐阜に帰らせる事もあった。
三原
ドラマ版のみで登場。原作のケンの上司と思わしき、
氏名不詳の初老の男に相当する。ケンと一緒にタイムスリップしてきた料理人。
記憶を無くしたケンを危険な場面から助けるが、野盗化した武士に殺されしまう。
謎の女
ドラマ版のみで登場。ケンの記憶の断片に出てくる女性。
織田信長
通説通り、冷酷で残虐だが、
同時に革新性を備えて合理的な人物。
京都で料理人として有名になったケンに興味を抱き、
強引な手段で岐阜に連れ帰り、料理人として召し抱える。
ドラマ版では、藤吉郎を敵の追手から助け、
敵の侍の息の根を止めようとしたときに臆することなく
その行為を制したケンに興味を持ち、拘束したという描写になる。
ケンと料理頭の井上に命懸けの勝負を命じ、
勝ったケンを料理頭として召し抱える一方、ケンに井上を斬るように命じるが、
ケンはそれを拒否。
引き換えとしてさらなる料理を供して、ケンは信長に気に入られる。
ケンを信頼すると同時に、かなりの無理難題をふっかけ、
一介の料理人のケンを間者や使者として送り込んだりもする。
何でも自分で決めないと気が済まない人物であるとの事だが、
ケンに対してはかなりの事を任せている。
料理は濃い味付けが好みで、また甘党。
濃姫
信長夫人。ケンに対して厳しく接すると思わせ、
実はケンの料理を非常に気に入るなど、いささかツンデレ気味。
ケン曰く、急いで食べる事が多い信長に対して、
濃姫は料理をゆっくりと味わう、味覚が人並み以上に鋭い繊細な人物との事。
本作では本名は「帰蝶」である設定であり、この名に因んだ料理をケンが作った。
濃姫はケンを信長と似ていると評した。
森可成
作中においては、家臣の中でも特に信長と強い絆を持つ人物として描かれている。
槍の名手。記憶を失っているケンに優しい気遣いを見せる。
歴史の知識に詳しいケンだが、森可成に関しては
いつ死ぬかの知識を持ち合わせておらず、愕然とする事になる。
森蘭丸
森可成の息子、上に二人の兄、可隆と長可がいる。
作中では長兄の可隆は戦死している。
性格はやんちゃで感情が激しく口が良くない。
反面、心を開くとよく懐き夏の鍛冶場に入り浸り手伝いをしたり
いつも武芸の練習をしている。幼いながらも芯が強い。
木下藤吉郎秀吉
織田家中において、森可成に次いでケンと関わる事になる。
当初はケンの料理に「南蛮の匂い」を嗅ぎ取り、
南蛮からの間者ではないかと疑い監視していた。
しかし監視の最中にその本音を大声で喋ってしまったり、
あるいは徳川家康や明智光秀が瞬時に悟ったケンの料理に込めた意図を、
ワンテンポ遅れてようやく悟るなど、間が抜けた所があるコミカルな人物。
一方で行動派で好戦的な性格の武将として描かれる。
北畠を攻めた時に負傷したところをケンに助けられ、
その後も窮地を助けられ親しくなる。
ドラマ版では、敵の追手から逃げていたら仲間と逸れてしまい、
空腹のあまり夏の家に押し入り食料を出すよう脅し、
そこでケンの宇治丸を用いた料理をに感銘を受けるという描写であり、
信長とケンの出会いのきっかけを作る描写になっている。
足利義昭
作中では、謀略家だが、人の上に立つ器量の無い人物として描かれる。
ケンが作ったうずらの葱焼き照り焼きを食して感服。ケンを拉致し、
自分の料理人として迎え入れようとするが、
その人柄をケンに見抜かれ、拒否される。実はその顛末自体が、
信長が義昭に傀儡としての自分の立場をわからせ、釘を刺すための策略だった。
信長と顕如(ケンとようこ)の料理勝負の際も、
毒見役になっていれば双方の料理を試食できていたと悔しがるなど、
コメディリリーフの要素がある。
北畠具教
足利将軍家から権中納言の位を授かり文化人としての自負があったが、
織田信長との和睦の席でケンが作る料理を食べたときに、
材料、調理法など何一つ理解が出来なかったことで信長には勝てないと
敗北感で打ち拉がれる。
浅井長政
当初は信長に憧れ心酔するが、信長と言葉や書面を交わすうちに、
信長の革新的思考が理解できないようになり、不安に陥る事となる。
その結果、朝倉攻めをきっかけとして信長と敵対する事になる。
お市
間者として送り込まれ、捕らえられたケンと語り合うが、
ケンの話(未来の料理・栄養学の知識)が半分も理解できず、
上述の信長と長政のすれ違いについて思い至る事になる。
結果、ケンに信長の面影を見て、逃がす事になる。
明智光秀
南蛮渡来の眼鏡を愛用する、初老の男。
本能寺で信長に叛く運命を知っているケンは慄然とする。
ドラマ版では、岐阜城の牢屋に囚われたケンから
聞かされた未来の話に興味を持つ。
徳川家康
義昭の年賀挨拶の席で、信長の指示によるケンの御膳を見て、
その意味を理解する。またケンの料理で幼少期の信長との記憶を思い出し、
ケンの料理を高く評価する。
本願寺顕如
作中においては、「ようこ」から、信長が長く生きない事を聞かされ、
信長との敵対を決意したと描写される。しかし同時に、
信長との戦いが長期戦になる事を見据えているなど、
戦略眼・洞察力を持つ人物としても描かれる。
今井宗久
堺の納屋衆のひとりで、かなりの実力者。
しかし同時に下衆な性格の人物であり、楓と関係を持っている。
足利義昭と三好が手を結んだ可能性を察知するなど、
洞察力も持ち合わせている。
しかしケンが本願寺が信長の元へ送り込んだ間者ではないかと疑うなど、
間違った推測も披露している。
千宗易
堺の納屋衆のひとり。宗久とは違い人格者として描かれる。
今井宗久の疑念を自ら確かめようとケンに近づき、
その際は自ら刀を振るうなど、行動派でもある。
ルイス・フロイス
布教が目的でポルトガルから来日した宣教師。信長のもてなしを受け、
ケンが作る野菜と棒鱈入りのコンソメ(ドラマ版ではポタージュ)に、
故郷のバカリャウ(タラの塩漬け)の味を思い出し、感涙する。
テレビドラマ
信長のシェフ
ジャンル テレビドラマ
放送時間 金曜 23:15 - 24:15(60分)
放送期間 2013年1月11日 -
放送国 日本
制作局 テレビ朝日、東映
監督 兼?ア涼介
田村直己
藤岡浩二郎
脚本 深沢正樹
倉持裕
プロデューサー 大江達樹(テレビ朝日)
島田薫(東映)
出演者 玉森裕太
志田未来
香椎由宇
及川光博 ほか
外部リンク 公式サイト
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ドラマ
『信長のシェフ』(のぶながのシェフ)は、
2013年1月11日から金曜ナイトドラマ(テレビ朝日)枠で
玉森裕太主演でドラマ化されている。
玉森は本作が連続ドラマ単独初主演であり、
同枠では初めてとなる時代劇作品である。
キャスト
ケン:玉森裕太(Kis-My-Ft2)
夏(なつ):志田未来
謎の女:香椎由宇
織田信長(おだ のぶなが):及川光博(少年期:中内天摩)
木下藤吉郎秀吉(きのした とうきちろう ひでよし):ゴリ(ガレッジセール)
森可成(もり よしなり):宇梶剛士
森蘭丸(もり らんまる):永瀬廉(関西ジャニーズJr.)
楓(かえで):芦名星
井上恭之介(いのうえ きょうのすけ):きたろう
明智光秀(あけち みつひで):稲垣吾郎(SMAP / 特別出演)
徳川家康(とくがわ いえやす)(竹千代→徳川家康):カンニング竹山
(幼少期:池田凱清)
酒井忠次(さかい ただつぐ):池田政典
三原(みはら):酒井敏也
足利義昭(あしかが よしあき):正名僕蔵
主題歌 - Kis-My-Ft2「My Resistance -タシカナモノ-」(avex trax)
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