「グレン・ミラー物語」 DVD "The Glenn Miller Story" James Stewart
"In The Mood" 「インザムード」
"Moonlight Serenade" 「ムーンライトセレナーデ」
"Little Brown Jug"「茶色の小瓶」 CD&MP3
所謂、古き良き時代のジャズ!!
そう、スゥイングジャズです。
僕が心から愛する ジェームズスチュワート が主演!!
それだけでも見る価値、いやコレクションする価値ありです。
1953年の作品です。
画面に映るアメリカも何処かのどかで懐かしい空気が漂っています。
グレンミラーの 「インザムード」 と言えば、
日本人なら、「スゥイング・ガールズ(Swing Girls)」で耳にしたことがあるはず。
一方、「シング・シング・シング(Sing Sing Sing)」はベニー・グッドマン Benny Goodman なんですね。こちらも映画になっているんですが、また今度。
この「グレンミラー物語」は高校生ぐらいのときにTVで見たのが最初だったはず。
なんだか、とても惹かれたんですよね。
ひたむきさを演じたら右にでることなしのジェームズスチュワートが演じていますから、
人間的な人柄の良さみたいなものが、彼の演じるグレンミラーからは漂ってくるんです。
ああ、こんな素晴らしい、立派な尊敬できる大人のアメリカ人がいたんだ。
そう思わされるんです。
本当にジェームズスチュワートって好きだわ。
アメリカのハリウッド映画が一番輝いていた時代の一番輝いていた男性スターだと僕は思います。
DVDのジャケットは・・・
まあ、懐かしい感じですよね。(笑)
なぜか、ベストCDのジャケットがやたらと渋い!!
CDのジャケットの発想でDVDのジャケットも作れなかったのか?!
音楽が好きな人や
ジャズに興味のある人、
特にスゥイングジャズのノンビリしながらもノリノリな感じを知りたい人に最適です。
往年のハリウッド映画ここにあり!!
こういうのを映画って言うんですよね。
現代の量産型、お金かけまくりの映画と違って、
映画作りに関わる人々の愛情や熱意が感じられる映画なんですね。
DVDの説明
『グレン・ミラー物語』がハイビジョン・マスター版でDVD化。
リニアPCM音声で、ハイビジョン・マスターの原音が忠実に再現されている。
映像特典
●オリジナル劇場予告編
●フォトギャラリー
●名曲だけをつなげたミュージック・チャプター機能
収録曲
1.ムーンライト・セレナーデ
2.タキシード・ジャンクション
3.紫色の小瓶
4.セント・ルイス・ブルース・マーチ
5.ベイズン・ストリート・ブルース(ルイ・アームストロング&ジ・オールスターズ)
6.イン・ザ・ムード
7.真珠の首飾り
8.ペンシルヴァニア6-5000
9.アメリカン・パトロール
10.オチ・チョ・ニ・ヤ(ルイ・アームストロング&ジ・オールスターズ)
映画レビュー
20世紀アメリカ前半の大衆音楽を代表するバンド・リーダーであり、
トロンボーン奏者としても知られたグレン・ミラーの生涯を
名匠アンソニー・マン監督が描いた音楽映画の名作。
貧乏な一奏者に過ぎなかったミラー(ジェームズ・スチュアート)が、
ベン・ポラック楽団に入り、その演奏旅行の途中で
女友だちのヘレン(ジューン・アリソン)と再会し、
やがて彼女なしに自分の音楽はありえないことを悟ったミラーは
急遽電話でプロポーズし、めでたく結婚。
やがて自分の楽団を持ち、人々の支持を得るミラーだったが、
そこに第二次世界大戦が始まり…。
ミラーの音楽を実に効果的に挿入しながら
ユーモラスに進むドラマの展開が素晴らしく、
その中で音楽と愛情を両立させていくミラーの生きざまが
実に心地よく胸に染みていく。
ルイ・アームストロングなどゲスト出演も豪華。
戦争に対するアイロニーもチラホラだが、
一方ではミラーの音楽あればこそ、
アメリカは時の戦争に勝利できたのではとまで思わせる部分もある。
アメリカ、そしてアメリカ映画のもっとも良き部分を見事に抽出し、
画面に転じさせた傑作。アメリカ映画でなければなしえない奇跡のような感動作である。
・・・的田也寸志
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本物も良い男なのにちょっとびっくり。
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