1位「ランニング・メソッド」(高橋書店)
2位「体感ランニング」(講談社)
3位「マラソン練習法がわかる本」(実業之日本車)
すべて、ランナーのバイブルです!!
脚で走るな!体幹(胴体)の筋肉を使って、走れ!
高橋尚子の最初の指導者が書いた言葉があなたを救う!!
走ることが好きな、
すべての人にお勧めしたい本です。
マラソンは 孤独なスポーツ 。
「長距離走者の孤独」って小説もありました。
でも、今は違います。
仲間で集まって走るひとも多い。
仲間と 情報交換 したり、
仲間といることで、 モチベーション を保てる。
それでも、本当に大切なのは
日々の 一人の練習 をどう組み立てるかです。
走ることは単純なだけに奥が深いです。
実はジョギングに関しては、僕は一人派です。
走る時間は 一人になれる貴重な時間 だと考えています。
自分自身と向き合い、 自分のカラダと向きあう 貴重な時間。
僕にとってはジョギングはそんな時間です。
基本、何でも独学、我流で行くのが好き。
自分が 自分の学びの中で見つけ出したこと しか、
本当には身に付かない。
かなり本当です。
それでも、練習方法は迷うんですね。
自分が知らなうちに、とても無駄の多い
負担の大きな走り方になっていることもあるんです。
練習時間が無駄 になってしまう走り方や
練習時間が害 になってしまう練習の仕方・組み立てもあります。
一人ではなかなか気づけない。
どうするか?
そのとき、頼りになるのが、書籍。つまり本。
先人、 その道のプロ、師匠 として尊敬できそうな人、実績のある人。
そんな人が書いた本を買いあさります。
僕自身が読んで、
実践して、
よかったと思う本ベスト3がこれです。
1位「ランニング・メソッド」金 哲彦(高橋書店)
ランニングがもつ本来の楽しさを堪能するために、
カラダが軽く 感じられて、
なかなか 疲れない走 り方や、
誰でも無理なく 続けられる方法 を紹介。
運動経験や体力がない人、三日坊主になりがちな人でも、
十分理解し実践できる 一冊。
この本の凄いところは
ほとんどすべてのページに カラー写真 があって
とても、分かりやすいことです。
カラダの動かし方、力点、
意識を集中すべき 丹田 の位置、
フォーム の形、
準備運動 の仕方・・・
すべてカラー写真があるのでイメージしやすく
真似しやすい。
男性ランナーのモデルは青山剛さん(プロフェッショナル・トライアスロンコーチ)
女性ランナーのモデルは 矢沢深雪 さん(株式会社アイル)
金哲彦氏ご自身も写真に写っています。
この 矢沢さんのランニングウェア姿 が
とても可愛らしく素敵です。(爆)
孤独なランナーとしては、
一緒に練習しているかのような幻想 が湧きあがり、
ページをめくるたびに、
モチベーション があがります。
男性ランナーの写真は同じ男性として
カラダの動かし方 が良く分かり効果的。
女性のランナーには反対の効果があるのかもしれませんね。
男性ランナーの 引き締まったカラダ に萌えて
女性ランナーのカラダの動かし方が分かりやすい。
ともかく、男女両方の写真を混ぜて使っていることは
この本の大きな成功です。
靴の選び方や
練習の起承転結 の考え方、
ストレッチの仕方、
レベル別 の練習メニューのつくりかたなど
走り始める人に必要な情報がほぼ網羅されています。
人間は忘れる動物。
毎年、マラソンシーズンが本格化するこの時期に
何度も何度も読み返しています。
2位「体感ランニング」(講談社)
こちらは、走る技術のうち、
「 体幹 」により焦点をあて、
深く、詳しく説明した本です。
巻末に体幹エクササイズの見開きまで
ついているので、 具体的な行動 につなげやすい。
「トップランナーは体幹で走っている」ということ。
じゃあ、どうすればいいのか?
詳細に体幹で走るとは
どういうことなのか説明してあります。
「ランニングメソッド」でランニングの 全体の流れ を学習した後、
この本で、体幹で走ることをより深く学習するのが良いと思います。
走ることの経験値 をあげてから
この本を読んだ方が、理解度は高い筈。
この本もカラー写真とイラストがほとんどのページに入っています。
女性ランナーのモデルは、 蒲生麻由 さん。
男性ランナーはイラストです。
蒲生麻由さん はスタイルが良くてキュートな感じです。
やはり男性ランナーとしては、なんというか、エヘン、
励みになります。
写真集やDVDも出されています。
「体幹力チェック」などもあって、
体幹を体感できますよ。(笑)
3位「マラソン練習法がわかる本」(実業之日本車)
こちらは前の2冊とはかなり違う本です。
見る本ではなく、 読む本 です。
写真は全くありません。
紙質も黄色っぽい文字用の紙です。
帯にはこうあります。
超人気コーチ金哲彦が初めて明かす
100日練習メニュー &詳細解説
もっと楽に、ケガも少なく、速く走れる !
「実業団に入ってはじめての監督が金さんでした。
この本は、ワンランク上を目指すすべてのランナーにとって
手放せない一冊 になるでしょう」( 高橋尚子 )
第1章 フルマラソンを完走する魅力
第2章 トレーニングの基礎知識
WALK
JOG
LSD
RACE PACE RUN
WIND SPRINT
BUILD UP RUN
DUSH AT SLOPE
CROSS COUNTRY
INTERVAL RUN
REST
第3章 初心者マラソントレーニング 目標は完走 6時間以内で完走する!
第4章 中級者マラソントレーニング 目指せ、サブ4 4時間以内で完走する!
第5章 上級者マラソントレーニング 夢のサブ3 3時間以内で完走する!
第6章 駆け込み30日トレーニング
第7章 マラソンあれこれQ&A
この本は 長期の練習プログラム をどう組み立てるかに
焦点を合わせています。
練習の様々な方法 も詳しく解説されているので
効果的に練習する方法が見えてくる筈です。
僕自身は ウインドスプリント の必要性を軽視していましたが、
やはり、ゆっくり走るだけでは駄目なんですね。
所謂ダッシュに近い走りを忘れては
スピードのコントロール能力 が低下してしまいます。
また、ただ距離を走っても
オーバーワークもだめ。
練習プログラムの最後に
REST(休息) とあるのが印象的です。
ボディービルで筋肉をつくるのと同じで
休息が必要なんですね。
今では、Qちゃんの言う通り、
手放せない1冊です。
金/哲彦
1964年生まれ。福岡県北九州市出身。
プロフェッショナル・ランニングコーチ。
NPO法人ニッポンランナーズ理事長。
中学時代から本格的に長距離走を始める。
八幡大学付属高等学校を卒業後、早稲田大学教育学部に進学。
競走部に入り、箱根駅伝では1年生から4年連続で5区「山登り」を走り、
2度の区間賞を獲得。
卒業後リクルートに入社し、リクルートランニングクラブを設立。
92年はコーチ、95年には監督に就任。
2001年、NPO法人ニッポンランナーズを設立。
一般市民ランナーやプロアスリートの指導にあたっている。
テレビやラジオの駅伝・マラソン中継の解説者としてもおなじみ。
金哲彦コーチのDVD「3ヶ月でフルマラソン」についてはこちらをどうぞ。
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image