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2015年11月24日
外国へ行く人に読んで欲しい珠玉のエッセイ集!梨木香歩の「春になったら莓を摘みに」海外旅行や異文化理解に必要な人間としての心構えや気持ちの置き所を教えてくれるエッセイ集が素晴らしい!
外国へ行く人に読んで欲しい珠玉のエッセイ集!
海外旅行や異文化理解に必要な
人間としての心構えや気持ちの
置き所を教えてくれる旅紀行!
朝日新聞の書評で
ある女子スポーツ選手が
推薦していました。
国際試合にも
参加して活躍されている
選手のようで
海外へ一冊持っていくのは
この本だと推薦。
なんか、ピンときました。
普段は女性の推薦は
自分が男性なもんで
あまり重視しません。
でも、その時は
海外旅行が好きな自分の直感で、
あ、わかる。これは、役に立つ本だ!
と思いました。
すぐに、購入して読んでみたところ
大正解でした。
結構有名な小説
「西の魔女が死んだ」の作者さんでした。
このエッセイに感動したので
小説も読んでみたいなと思いました。
人を観察する
その感性の鋭さ。
人を理解して
言葉に表そうとする
情熱と表現力。
卓越しています。
人生の様々な場面で
こんな風に
感じたことは僕もある。
だけど、
それを、彼女がするように
きちんと言葉にして
残すことが僕には
できているだろうか。
少しの嫉妬と
大いなる尊敬と
果てしない喜びを持って
僕はこのエッセイを読んだ。
海外旅行へ出かけて
異文化と触れ合う時に
誰もが経験する
さまざまな心の揺れ。
そして、その揺れに
自分がどのように
向き合い
逃げずに生きることが
できるのか。
そんなことを
考えずにはいられない
真摯な経験談の
数々が美しく的確な
表現でもって
言葉に定着されています。
文庫本の
表紙の写真がとても
素敵だなあと思っていたら
なんと、あの星野道夫さん撮影!
装幀にも感動しちゃいました。
気に入った部分を
少し抜粋します。
「そういえば、
ジョーは英国人特有の皮肉とか、
ブラックユーモアとかを
まったく言わない人だった。
生徒の集団を前にしたときのように、
とてつもなく外交的になるか、
人を寄せ付けないほど自分自身に沈み込むか、
どちらかだった。
英国人の形容によく使われる、
シャイなどという中途半端な態度は、
まだまだ精神的に余裕のある証拠なのだろう。
彼女にシャイという形容は
甘すぎて似つかわしくなかった。」
「何かが、ケタ外れに親密だった。
私は少し警戒していたのかもしれない。
リビングはエイドリアンの気配で
いっぱいになっていた。
エイドリアンの目にはどこか、
必死でしがみついている人の
静かな熱狂があった。
私はちょっとたまらずに
リビングを辞した。」
「…….こういう嗜好は
私たちの中に確かにある、
けれど私たちはお互いの知らない
それぞれの思春期を通して、
注意深くそれをコントロールしてきたよね、
それがあくまでも趣味の領域をでないように、
そうだっったでしょう?
こんなにも無防備に、それに ー
つまり無所属というようなことに ー
激しく感応するセンサーは、
何か不吉な方向性をもっているのではない?」
「ビンタには、英国にいる
アフリカからの留学生にときどき見られる、
独特の痛々しい構えのようなものー
出会いの最初からあらかじめ傷つけられているようなー
があり、ナイジェリア人らし誇り高くもあったけれど、
もっとしゃべりやすかった。
こう書くと相手の弱みをアドバンテージに
とっているようだけれど、
傷つきやすさを、変に威丈高にカバーして
コンプレックスにしてしまわず、
そのままで相手の前に無防備にさらせる人を
私は尊敬する。誠実な気品のようなものすら感じる。」
「 ー 驚いたでしょう?
でも、これが伝統的な
日本のヌードルの食べ方とされているの。
ディディは顔色一つ変えず即座に答えた。
ー それが文化である限り、どんなことであろうと
私はそれを尊重する。文化である限りは。
これを聞いた日本の知り合いは嬉々として
『江戸っ子の蕎麦の食べ方』について薀蓄を傾け始め、
ディディは大真面目に頷きながら、聞き入った。
珍妙な光景であった。」
「アダがそこで私に期待したのは
『ムキになること』だった。
多少ソフィスティケートされていない
やり方だとは思ったが、私は乗った。
ー おもしろかったわ。
あなたがあんなに子供っぽくむきになるなんて。。。
ウエスト夫人はあとで
クツクツ笑いながらいった。
ー 私はナショナリストではないけれど、
私は澄まして応えた。
ー 母国の間違った情報が伝播されるのは
阻止する義務があります。
ウエスト夫人は笑い転げた。」
「私はまださっきの波だった気分を引きずっていた。
通じ合えるはずだ、と思った。
この感情を彼に伝えたいと思った。
私は本当にはどう感じたのだったろうか。
憤慨?屈辱?いやいや、そんな表面的なものに
惑わされずにいよう。私が本当に感じたのは。。。。
ー あなたが私の言うことを
信じてくださらなかった、あのとき。
私は彼をまっすぐ見てトーンを落とし、
ゆっくり話しかけた。彼の動きが止まった。
ー 私は本当に悲しかった。
静かだった。うつむいた彼の顔が
一瞬で真っ赤に変わった。」
さまざまな異文化を持つ人々
自分に偏見を持つ人に出会っても
自分を見つめ、人間として
強く誇り高く分かり合っていこうとする
梨木香歩さんの知性的な感じ方、考え方、行動に
多くのことを学べました。
内容(「BOOK」データベースより)
「理解はできないが、受け容れる」
それがウェスト夫人の生き方だった。
「私」が学生時代を過ごした英国の下宿には、
女主人ウェスト夫人と、
さまざまな人種や考え方の住人たちが暮らしていた。
ウェスト夫人の強靭な博愛精神と、
時代に左右されない生き方に触れて、
「私」は日常を深く生き抜くということを、
さらに自分に問い続ける—
物語の生れる場所からの、著者初めてのエッセイ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
梨木香歩
1959(昭和34)年生れ。英国に留学、
児童文学者のベティ・モーガン・ボーエンに師事
内容紹介
中学に進んでまもなく、
どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、
季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、
西の魔女のもとで過した。
西の魔女ことママのママ、
つまり大好きなおばあちゃんから、
まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、
魔女修行の肝心かなめは、
何でも自分で決める、ということだった。
喜びも希望も、もちろん幸せも……。
その後のまいの物語「渡りの一日」併録。
出版社からのコメント
<第44回小学館文学賞受賞>
<児童文学者協会新人賞受賞>
<新美南吉文学賞受賞>
「西の魔女」とは、
中学生の少女まいの祖母のこと。
学校へ行けないまいは、祖母のもとで、
何でも自分で決められるようになる「魔女修行」をすることに・・・。
生きる力を与えてくれる、癒しの児童文学、誕生。
中学校に入ったばかりのまいは、
学校へ行けなくなった。
そして田舎のおばあちゃんのところへ行くことになった。
畑や林、川や緑の山に囲まれて過す日々、
何よりもおばあちゃんとの生活が楽しいまいであったが、
「西の魔女」とはだれだろうか?
梨木香歩
1959(昭和34)年、鹿児島生まれ。
『西の魔女が死んだ』で日本児童文学者協会新人賞、
新美南吉児童文学賞、小学館文学賞を、
『裏庭』で児童文学ファンタジー大賞を受賞
海外旅行や異文化理解に必要な
人間としての心構えや気持ちの
置き所を教えてくれる旅紀行!
朝日新聞の書評で
ある女子スポーツ選手が
推薦していました。
国際試合にも
参加して活躍されている
選手のようで
海外へ一冊持っていくのは
この本だと推薦。
なんか、ピンときました。
普段は女性の推薦は
自分が男性なもんで
あまり重視しません。
でも、その時は
海外旅行が好きな自分の直感で、
あ、わかる。これは、役に立つ本だ!
と思いました。
すぐに、購入して読んでみたところ
大正解でした。
結構有名な小説
「西の魔女が死んだ」の作者さんでした。
このエッセイに感動したので
小説も読んでみたいなと思いました。
人を観察する
その感性の鋭さ。
人を理解して
言葉に表そうとする
情熱と表現力。
卓越しています。
人生の様々な場面で
こんな風に
感じたことは僕もある。
だけど、
それを、彼女がするように
きちんと言葉にして
残すことが僕には
できているだろうか。
少しの嫉妬と
大いなる尊敬と
果てしない喜びを持って
僕はこのエッセイを読んだ。
海外旅行へ出かけて
異文化と触れ合う時に
誰もが経験する
さまざまな心の揺れ。
そして、その揺れに
自分がどのように
向き合い
逃げずに生きることが
できるのか。
そんなことを
考えずにはいられない
真摯な経験談の
数々が美しく的確な
表現でもって
言葉に定着されています。
文庫本の
表紙の写真がとても
素敵だなあと思っていたら
なんと、あの星野道夫さん撮影!
装幀にも感動しちゃいました。
気に入った部分を
少し抜粋します。
「そういえば、
ジョーは英国人特有の皮肉とか、
ブラックユーモアとかを
まったく言わない人だった。
生徒の集団を前にしたときのように、
とてつもなく外交的になるか、
人を寄せ付けないほど自分自身に沈み込むか、
どちらかだった。
英国人の形容によく使われる、
シャイなどという中途半端な態度は、
まだまだ精神的に余裕のある証拠なのだろう。
彼女にシャイという形容は
甘すぎて似つかわしくなかった。」
「何かが、ケタ外れに親密だった。
私は少し警戒していたのかもしれない。
リビングはエイドリアンの気配で
いっぱいになっていた。
エイドリアンの目にはどこか、
必死でしがみついている人の
静かな熱狂があった。
私はちょっとたまらずに
リビングを辞した。」
「…….こういう嗜好は
私たちの中に確かにある、
けれど私たちはお互いの知らない
それぞれの思春期を通して、
注意深くそれをコントロールしてきたよね、
それがあくまでも趣味の領域をでないように、
そうだっったでしょう?
こんなにも無防備に、それに ー
つまり無所属というようなことに ー
激しく感応するセンサーは、
何か不吉な方向性をもっているのではない?」
「ビンタには、英国にいる
アフリカからの留学生にときどき見られる、
独特の痛々しい構えのようなものー
出会いの最初からあらかじめ傷つけられているようなー
があり、ナイジェリア人らし誇り高くもあったけれど、
もっとしゃべりやすかった。
こう書くと相手の弱みをアドバンテージに
とっているようだけれど、
傷つきやすさを、変に威丈高にカバーして
コンプレックスにしてしまわず、
そのままで相手の前に無防備にさらせる人を
私は尊敬する。誠実な気品のようなものすら感じる。」
「 ー 驚いたでしょう?
でも、これが伝統的な
日本のヌードルの食べ方とされているの。
ディディは顔色一つ変えず即座に答えた。
ー それが文化である限り、どんなことであろうと
私はそれを尊重する。文化である限りは。
これを聞いた日本の知り合いは嬉々として
『江戸っ子の蕎麦の食べ方』について薀蓄を傾け始め、
ディディは大真面目に頷きながら、聞き入った。
珍妙な光景であった。」
「アダがそこで私に期待したのは
『ムキになること』だった。
多少ソフィスティケートされていない
やり方だとは思ったが、私は乗った。
ー おもしろかったわ。
あなたがあんなに子供っぽくむきになるなんて。。。
ウエスト夫人はあとで
クツクツ笑いながらいった。
ー 私はナショナリストではないけれど、
私は澄まして応えた。
ー 母国の間違った情報が伝播されるのは
阻止する義務があります。
ウエスト夫人は笑い転げた。」
「私はまださっきの波だった気分を引きずっていた。
通じ合えるはずだ、と思った。
この感情を彼に伝えたいと思った。
私は本当にはどう感じたのだったろうか。
憤慨?屈辱?いやいや、そんな表面的なものに
惑わされずにいよう。私が本当に感じたのは。。。。
ー あなたが私の言うことを
信じてくださらなかった、あのとき。
私は彼をまっすぐ見てトーンを落とし、
ゆっくり話しかけた。彼の動きが止まった。
ー 私は本当に悲しかった。
静かだった。うつむいた彼の顔が
一瞬で真っ赤に変わった。」
さまざまな異文化を持つ人々
自分に偏見を持つ人に出会っても
自分を見つめ、人間として
強く誇り高く分かり合っていこうとする
梨木香歩さんの知性的な感じ方、考え方、行動に
多くのことを学べました。
内容(「BOOK」データベースより)
「理解はできないが、受け容れる」
それがウェスト夫人の生き方だった。
「私」が学生時代を過ごした英国の下宿には、
女主人ウェスト夫人と、
さまざまな人種や考え方の住人たちが暮らしていた。
ウェスト夫人の強靭な博愛精神と、
時代に左右されない生き方に触れて、
「私」は日常を深く生き抜くということを、
さらに自分に問い続ける—
物語の生れる場所からの、著者初めてのエッセイ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
梨木香歩
1959(昭和34)年生れ。英国に留学、
児童文学者のベティ・モーガン・ボーエンに師事
内容紹介
中学に進んでまもなく、
どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、
季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、
西の魔女のもとで過した。
西の魔女ことママのママ、
つまり大好きなおばあちゃんから、
まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、
魔女修行の肝心かなめは、
何でも自分で決める、ということだった。
喜びも希望も、もちろん幸せも……。
その後のまいの物語「渡りの一日」併録。
出版社からのコメント
<第44回小学館文学賞受賞>
<児童文学者協会新人賞受賞>
<新美南吉文学賞受賞>
「西の魔女」とは、
中学生の少女まいの祖母のこと。
学校へ行けないまいは、祖母のもとで、
何でも自分で決められるようになる「魔女修行」をすることに・・・。
生きる力を与えてくれる、癒しの児童文学、誕生。
中学校に入ったばかりのまいは、
学校へ行けなくなった。
そして田舎のおばあちゃんのところへ行くことになった。
畑や林、川や緑の山に囲まれて過す日々、
何よりもおばあちゃんとの生活が楽しいまいであったが、
「西の魔女」とはだれだろうか?
梨木香歩
1959(昭和34)年、鹿児島生まれ。
『西の魔女が死んだ』で日本児童文学者協会新人賞、
新美南吉児童文学賞、小学館文学賞を、
『裏庭』で児童文学ファンタジー大賞を受賞
2015年11月21日
スヌーピーの名言集が楽しい!!Keep Calm and Do the Snoopy Dance 手のひらサイズのミニブックでハードカバーなのにお値段もお手頃!本好きには堪らない!繰り返し読んで、英語学習に効果的!
スヌーピーの名言集が楽しいんです。
Keep Calm and Do the Snoopy Dance
手のひらサイズのミニブックでハードカバー。
質感が堪りません。
本好きには堪らない装幀です。
名言は古今東西の有名人や格言の英訳。
ところどころに、
スヌーピーの漫画が配置されていて
格言の内容を表しています。
この本はダンス、つまり踊るということに
焦点を当てています。
人生は踊りであり、
楽しむものである。
踊りこそが
人生の本質を表しているものである。
踊らない人生なんてありえない!
そんなメッセージが
繰り広げられます。
能天気なスヌーピーの漫画が
グッドマッチ。
見てるだけで楽しくなります。
哲学的な内容が
とても分かりやすく
伝わってきます。
英語を読んで、
意味を考えると
だいたい伝わってきます。
たとえば、
タイトルそのものの意味。
「心を穏やかに保ってスヌーピーダンスを行うべし」
なかなか渋い。
矛盾が含まれていて面白いです。
Keep calm and carry on.
もともとはイギリスの
標語だそうです。
その後半を
変えてひねってあるんですね。
人生は矛盾を含んだものだという
メッセージがタイトルに含まれていると
僕は感じました。
踊りは激しいものなのに
Keep Calm だなんて。
でも、それが
人生なんでしょうね。
激しく活動しながら、
冷静に考える。
楽しみながら、
冷静に明日の準備を怠らない。
最初の方にこんな名言があります。
We are fools whether we dance or not.
So we may as well dance.
英語にすると
意味が伝わりますね。
may as well の意味が
よくわかります。
踊らにゃ損損!は下品に聞こえるけど
こんなに素敵な深い意味を湛えていたんです。
他に気に入ったのは
There are shortcuts to happiness,
and dancing is one of them.
- Vicke Baum
深いなあと思ったのは
Don't hurry, don't worry.
You're only here for a short visit.
So be sure to stop and smell the flowers.
- Walter Hagen
これも深い深い
When you dance, your purpose is not
to get to a certain place
on the floor. It's to enjoy each step along the way.
- Wayne Dyer
英語の勉強にも最適なシリースですね。
Oh, happy day!
Make every day a happy one with this cheerful gift book
combining Snoopy's happy dance with joyful quotes on dancing and life.
Snoopy is the quintessential cartoon dog smile-bringer.
From his bantering with Woodstock to his fantasy life,
it's no wonder that he's the most popular Peanuts cartoon character!
And he's never more endearing than when he's expressing
his ultimate joy of life by doing his happy dance (much to Lucy's dismay!).
In the Keep Calm and Carry On tradition of keeping a stiff upper lip,
Keep Calm and Do the Snoopy Dance urges you to maintain peace
by celebrating the happiness of dance and
being grateful for all the joys that there are in life.
More than 100 quotes and sayings are included
in this charming gift book,
highlighted with cartoons showing Snoopy in all his dancing splendor.
Quotes include:
"To those of us with real understanding,
dancing is the only pure art form!” − Snoopy
"I want women to be liberated
and still be able to have a nice ass and shake it.” − Shirley MacLaine
"Will you, won't you, will you,
won't you, will you join the dance?” − Lewis Carroll
"Everything in the universe has rhythm.
Everything dances.” --Maya Angelou
著者
Charles Schulz is a legend.
He was the hand and heart behind 50 years of Peanuts,
which featured one of the world's most beloved
and recognizable cast of cartoon characters, until his death in 2000.
他にも可愛い名言集あります
洒落ているので持っていて楽しい。
贈り物にも最適〜!
本家本元
イギリスでベストセラーの名言集
手元に置いておいて時々見ると元気が出ます。
Packed full of cheery motivational quotes, proverbs and mantras,
Keep Calm and Carry On is an uplifting gift book
meant to give you a boost through troubled times.
Discovered on a poster
created by the British Ministry of Information
for British soldiers
before World War II,
the slogan still manages to strike a chord
in our current difficult times.
"Success is the ability to go from one failure
to another with no loss of enthusiasm." --Winston Churchill
"Don't judge each day by the harvest you reap,
but by the seeds that you plant." --Robert Louis Stevenson
"It's a recession when your neighbor loses his job;
it's a depression when you lose your own." --Harry S. Truman
本家本元の最新版
装幀が凝っています。
愛に関する英語の名言集
ロマンチストへ
彼女へのちょっと洒落た贈り物として
The latest loved-filled volume
in the bestselling Keep Calm and Carry On series,
for that special someone in your life.
They say love is a many-splendored thing.
So what could be more splendid
than giving this pocket-sized book of love quotes,
sayings and appeasements
to show how much you truly care?
Following in the footsteps of its less love-filled
yet highly successful Keep Calm siblings,
Keep Calm and Cuddle Up has all the advice you need
to understand the complex matters of the heart.
With words of wisdom from Jane Austen and Mark Twain,
to Dr Johnson and Dolly Parton,
let this compendium of amore guide you
along the rocky road of love.
"If you want the rainbow,
you gotta put up with the rain."
−Dolly Parton
"Immature love says:
"I love you because I need you."
Mature love says
"I need you because I love you."
−Erich Fromm
"Marriage is the triumph of imagination over intelligence.
Second marriage is the triumph of hope over experience."
−Dr Johnson
"Friendship is certainly the finest balm
for the pangs of disappointed love."
−Jane Austen
Keep Calm and Do the Snoopy Dance
手のひらサイズのミニブックでハードカバー。
質感が堪りません。
本好きには堪らない装幀です。
名言は古今東西の有名人や格言の英訳。
ところどころに、
スヌーピーの漫画が配置されていて
格言の内容を表しています。
この本はダンス、つまり踊るということに
焦点を当てています。
人生は踊りであり、
楽しむものである。
踊りこそが
人生の本質を表しているものである。
踊らない人生なんてありえない!
そんなメッセージが
繰り広げられます。
能天気なスヌーピーの漫画が
グッドマッチ。
見てるだけで楽しくなります。
哲学的な内容が
とても分かりやすく
伝わってきます。
英語を読んで、
意味を考えると
だいたい伝わってきます。
たとえば、
タイトルそのものの意味。
「心を穏やかに保ってスヌーピーダンスを行うべし」
なかなか渋い。
矛盾が含まれていて面白いです。
Keep calm and carry on.
もともとはイギリスの
標語だそうです。
その後半を
変えてひねってあるんですね。
人生は矛盾を含んだものだという
メッセージがタイトルに含まれていると
僕は感じました。
踊りは激しいものなのに
Keep Calm だなんて。
でも、それが
人生なんでしょうね。
激しく活動しながら、
冷静に考える。
楽しみながら、
冷静に明日の準備を怠らない。
最初の方にこんな名言があります。
We are fools whether we dance or not.
So we may as well dance.
英語にすると
意味が伝わりますね。
may as well の意味が
よくわかります。
踊らにゃ損損!は下品に聞こえるけど
こんなに素敵な深い意味を湛えていたんです。
他に気に入ったのは
There are shortcuts to happiness,
and dancing is one of them.
- Vicke Baum
深いなあと思ったのは
Don't hurry, don't worry.
You're only here for a short visit.
So be sure to stop and smell the flowers.
- Walter Hagen
これも深い深い
When you dance, your purpose is not
to get to a certain place
on the floor. It's to enjoy each step along the way.
- Wayne Dyer
英語の勉強にも最適なシリースですね。
Oh, happy day!
Make every day a happy one with this cheerful gift book
combining Snoopy's happy dance with joyful quotes on dancing and life.
Snoopy is the quintessential cartoon dog smile-bringer.
From his bantering with Woodstock to his fantasy life,
it's no wonder that he's the most popular Peanuts cartoon character!
And he's never more endearing than when he's expressing
his ultimate joy of life by doing his happy dance (much to Lucy's dismay!).
In the Keep Calm and Carry On tradition of keeping a stiff upper lip,
Keep Calm and Do the Snoopy Dance urges you to maintain peace
by celebrating the happiness of dance and
being grateful for all the joys that there are in life.
More than 100 quotes and sayings are included
in this charming gift book,
highlighted with cartoons showing Snoopy in all his dancing splendor.
Quotes include:
"To those of us with real understanding,
dancing is the only pure art form!” − Snoopy
"I want women to be liberated
and still be able to have a nice ass and shake it.” − Shirley MacLaine
"Will you, won't you, will you,
won't you, will you join the dance?” − Lewis Carroll
"Everything in the universe has rhythm.
Everything dances.” --Maya Angelou
著者
Charles Schulz is a legend.
He was the hand and heart behind 50 years of Peanuts,
which featured one of the world's most beloved
and recognizable cast of cartoon characters, until his death in 2000.
他にも可愛い名言集あります
洒落ているので持っていて楽しい。
贈り物にも最適〜!
本家本元
イギリスでベストセラーの名言集
手元に置いておいて時々見ると元気が出ます。
Packed full of cheery motivational quotes, proverbs and mantras,
Keep Calm and Carry On is an uplifting gift book
meant to give you a boost through troubled times.
Discovered on a poster
created by the British Ministry of Information
for British soldiers
before World War II,
the slogan still manages to strike a chord
in our current difficult times.
"Success is the ability to go from one failure
to another with no loss of enthusiasm." --Winston Churchill
"Don't judge each day by the harvest you reap,
but by the seeds that you plant." --Robert Louis Stevenson
"It's a recession when your neighbor loses his job;
it's a depression when you lose your own." --Harry S. Truman
本家本元の最新版
装幀が凝っています。
愛に関する英語の名言集
ロマンチストへ
彼女へのちょっと洒落た贈り物として
The latest loved-filled volume
in the bestselling Keep Calm and Carry On series,
for that special someone in your life.
They say love is a many-splendored thing.
So what could be more splendid
than giving this pocket-sized book of love quotes,
sayings and appeasements
to show how much you truly care?
Following in the footsteps of its less love-filled
yet highly successful Keep Calm siblings,
Keep Calm and Cuddle Up has all the advice you need
to understand the complex matters of the heart.
With words of wisdom from Jane Austen and Mark Twain,
to Dr Johnson and Dolly Parton,
let this compendium of amore guide you
along the rocky road of love.
"If you want the rainbow,
you gotta put up with the rain."
−Dolly Parton
"Immature love says:
"I love you because I need you."
Mature love says
"I need you because I love you."
−Erich Fromm
"Marriage is the triumph of imagination over intelligence.
Second marriage is the triumph of hope over experience."
−Dr Johnson
"Friendship is certainly the finest balm
for the pangs of disappointed love."
−Jane Austen
2015年11月12日
アメリカ進駐軍はそのまま占領を続けてるだけなんだ!しかも、日本政府の依頼で?!読み終わると世界が違って見えた!!「日本はなぜ、『基地』と『原発』を止められないのか」矢部宏治著の公文書に基づいた情報量が凄すぎる!
読み進めるにつれて世界が違って見えた!!
全然、戦後ではなかったんだ〜!
「日本はなぜ、『基地』と『原発』を止められないのか」
矢部宏治著の情報量が凄すぎる!
最近読んだ本で、
これほど衝撃を受けた本はありません。
もう、今までの自分の常識は
何だったのって感じです。
インターネット上には、
信じて良いのかどうか
疑わしい情報が溢れています。
でも、この筆者の書き方は、
アメリカの公文書や
客観的な資料や記録を引用しながら、
とても冷静に今の日本の置かれている状況を
説明して謎を解いてくれます。
安倍政権の不可思議な行動も
理由が見えてきます。
日本のマスコミが
本当に駄目なんだという事実を
思い知ります。
大切なことほど
報道しないんだなと
実感しました。
くだらないゴッシップや
どうでもいいお笑い記事。
日本のマスコミは
もっと日本人の民度をあげるために
本当のことを報道すべきなの・・・
日本の支配層は
日本人が政治を本気で語る知識を持つことを
恐れている。
そんな気がするほど
大切なことほど
隠蔽されているんだと
実感しました。
帯にこうあります。
なぜ、戦後70年たっても、
米軍が首都圏上空を支配しているのか?
なぜ、人類史上最悪の原発事故を起こした
日本が、再稼働に踏み切ろうとするのか?
なぜ、被爆した子どもの健康被害が、
見て見ぬふりをされてしまうのか?
なぜ、日本の首相は
絶対に公約を守れないのか?
だれもがおかしいと
思いながら、止められない。
日本の戦後史に隠された
「最大の秘密」とは?
日本は科学研究においては
ノーベル賞を獲得するほどに優秀。
だけど、法律とか憲法とか条約に関しては
本当に無知なんだと思い知りました。
沖縄のことばかり
マスコミは報道する。
でも、本当に報道すべきは
アメリカ軍の飛行機はどこを飛んだってよい
治外法権を持っていること。
低空飛行はアメリカでは
住宅地では危険だから行わないのに
日本では平気でしているーー
つまり日本人の人権を軽く扱っている!
自衛隊は有事には
アメリカ軍の指揮下に入る密約が
あること。
アメリカの諜報部員
つまりCIAは
東京を囲むようにある
横田、横須賀、厚木の
米軍基地のいずれかに
飛行機でやって来て
ヘリコプターに乗り換えて
六本木ヘリポートへ移動すると
自由に日本国内に移動できるらしい。
これも、アメリカの公文書に書いてある!!
もう、ビックリポンです。
目からウロコが落ちるとは
まさにこのこと。
韓国、中国、そして北朝鮮の人々が
受けているマインドコントロールと同じ量の
いやそれ以上の洗脳を日本人は
受けていることに気づかされて
しまいました。
そして、最悪な点は
外国であるアメリカと
その代理人である日本の政治家
マスコミによって洗脳されている!
占領した時点で
占領軍は欧米列強の都合の良いように
日本の教育やマスコミを作り変え
彼らにとって都合の良い歴史だけを
信じる日本人を作ったわけです。
まるで
マトリックスから
目覚めたネオこと
キアヌリーブズの気分です。
日本人の平和ボケは
アメリカや欧州列強の
洗脳だったわけですね。
何も知らないから、
ちゃんとしたことが
国際政治や歴史について何も言えない。
著者が述べているのは、
「本土の日本人以外、世界中の人が知っていること」
それは「外国軍が駐留している国は独立国ではない」
という事実です。
「自国内の外国軍に、
ほとんど無制限に近い行動の自由を許可すること」
と「民主的な法治国家であること」は、絶対に両立しない。
僕は、そんなことに、考えが及んだことは
生まれてから初めてです。
つまり、悲しいくらいに
主権とか民主主義とか
民主主義を守るための
国民憲法とかを知らないように
育てられて来たんです。
日米原子力協定で
日本政府がアメリカの決定に従うことが
定められていること。
米軍の低空飛行訓練は
日本の原子力発電所を
空爆するオプションがあることを
日本政府に誇示するために
行っていること。
東京が3つの米軍基地で
囲まれているのは
東京を守るためというよりも
いつでも東京を攻撃するオプションを
米軍が失っていないということを
日本の政治家に示すため。
日本の政治家に
頼っていてはおそらく
状況を変えるのは無理だと
知らされます。
本当の民主主義的行動で
日本人がこのような状況に
もう耐えられないことを
訴えていくべきです。
本の最後のほうで
憲法をどのように変えたら
アメリカ軍に出て行ってもらえるのか
書いてあります。
ドイツも
フィリピンも
イラクも
アメリカ軍を撤退させています。
特に、フィリピンの憲法改正を
例にして、どうすべきか
述べているところは
特筆です。
このままでは、
アメリカ軍につき合って
望まない戦争を
国外ですることになってしまいます。
専守防衛の日本国軍を
胸をはって持ちましょう。
決して日本の領土から
軍隊を外へ出さないことを宣言しましょう。
アメリカに依存しすぎて
国として独立した判断ができない今の状況は
他国から軽蔑されるだけだと思います。
そういう意味で憲法改正が必要だと言う
筆者の意見を強く支持したいと
思いました。
フィリピンでも
憲法を改正して
アメリカ軍を撤退させるときには
とても心配したそうです。
アメリカ軍が駐屯していなければ
他国の侵略を受けるのではないか。
しかし、きちんとアメリカとの同盟関係をキープして
諸外国とも本当の意味で対等に
外交を行っています。
もっともっと
沢山の人に
この本の内容を
知ってもらいたいと
強く思いました。
日本の政治家が否定しても
アメリカの公文書に
密約が書いてある。
何だか本当に
馬鹿げています。
政治家にいい加減なことを
言わせないために
学ぼうでは
ありませんか。
戦後の歴史を知りたくて、
この本も同時に買いました。
こちらの方が
元政治家の方の著書なので
トーンが控えめです。
しかし、
その分だけリアルな
アメリカと日本の
力関係がよくわかって
面白いです。
それでも
昔の政治家は
必死で抵抗して
日本の自主性を
守ろうとしたことが
伝わってきます。
親米一辺倒の
一部の今の政治家たちへの
不満が募ってしまいます。
「米国との関係は、その時の状況によって変化する」
「米国は軍事面、経済面で日本より圧倒的に強い国です。
その現実の中でどう生きていくか。
それが日本位与えられた大きな課題です。」
「日本には日本独自の価値がある。
それは米国とはかならずしもいっしょではない。
力の強い米国に対して、
どこまで自分の価値をつらぬけるか,それが外交だ
「日本で原子力開発が始まったのは、
米国の意向を反映したものでした。
その理由は第五福竜丸の被曝によって日本人が、
急速に反原子力、反米に動くのを阻止することでした。」
「裏社会でCIAが『経済的な敵(日本)』に対し
工作しているなか、
表社会では日本政府と米国政府との
厳しい交渉が行われました。」
いくつか気になる部分を抜粋しました。
日本の政治が好むと好まざるに関わらず
いかにアメリカの意向に従ったものであるか。
その事実に目眩がします。
紹介文
日本の戦後史は、
アメリカからの圧力を
前提に考察しなければ、
その本質が見えてこない。
元外務省・国際情報局長という
日本のインテリジェンス(諜報)部門のトップで、
「日本の外務省が生んだ唯一の国家戦略家」と呼ばれる著者が、
これまでのタブーを破り、
日米関係と戦後70年の真実について語る。
著者について
1943年生まれ。
1966年、東京大学法学部中退、外務省入省。
駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、
駐イラン大使をへて、
2009年まで防衛大学校教授。
ツイッター・アカウント(@magosaki_ukeru)は
3万5000人のフォロワーをもつ。
著書に『日米同盟の正体—迷走する安全保障』
(講談社現代新書)、
『日本の国境問題—尖閣・竹島・北方領土』
(ちくま新書905)、
『不愉快な現実—中国の大国化、米国の戦略転換』
(講談社現代新書)など。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
孫崎享
1943年生まれ。1966年、東京大学法学部中退、
外務省入省。駐ウズベキスタン大使、
国際情報局長、駐イラン大使をへて、
2009年まで防衛大学校教授。
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全然、戦後ではなかったんだ〜!
「日本はなぜ、『基地』と『原発』を止められないのか」
矢部宏治著の情報量が凄すぎる!
最近読んだ本で、
これほど衝撃を受けた本はありません。
もう、今までの自分の常識は
何だったのって感じです。
インターネット上には、
信じて良いのかどうか
疑わしい情報が溢れています。
でも、この筆者の書き方は、
アメリカの公文書や
客観的な資料や記録を引用しながら、
とても冷静に今の日本の置かれている状況を
説明して謎を解いてくれます。
安倍政権の不可思議な行動も
理由が見えてきます。
日本のマスコミが
本当に駄目なんだという事実を
思い知ります。
大切なことほど
報道しないんだなと
実感しました。
くだらないゴッシップや
どうでもいいお笑い記事。
日本のマスコミは
もっと日本人の民度をあげるために
本当のことを報道すべきなの・・・
日本の支配層は
日本人が政治を本気で語る知識を持つことを
恐れている。
そんな気がするほど
大切なことほど
隠蔽されているんだと
実感しました。
帯にこうあります。
なぜ、戦後70年たっても、
米軍が首都圏上空を支配しているのか?
なぜ、人類史上最悪の原発事故を起こした
日本が、再稼働に踏み切ろうとするのか?
なぜ、被爆した子どもの健康被害が、
見て見ぬふりをされてしまうのか?
なぜ、日本の首相は
絶対に公約を守れないのか?
だれもがおかしいと
思いながら、止められない。
日本の戦後史に隠された
「最大の秘密」とは?
日本は科学研究においては
ノーベル賞を獲得するほどに優秀。
だけど、法律とか憲法とか条約に関しては
本当に無知なんだと思い知りました。
沖縄のことばかり
マスコミは報道する。
でも、本当に報道すべきは
アメリカ軍の飛行機はどこを飛んだってよい
治外法権を持っていること。
低空飛行はアメリカでは
住宅地では危険だから行わないのに
日本では平気でしているーー
つまり日本人の人権を軽く扱っている!
自衛隊は有事には
アメリカ軍の指揮下に入る密約が
あること。
アメリカの諜報部員
つまりCIAは
東京を囲むようにある
横田、横須賀、厚木の
米軍基地のいずれかに
飛行機でやって来て
ヘリコプターに乗り換えて
六本木ヘリポートへ移動すると
自由に日本国内に移動できるらしい。
これも、アメリカの公文書に書いてある!!
もう、ビックリポンです。
目からウロコが落ちるとは
まさにこのこと。
韓国、中国、そして北朝鮮の人々が
受けているマインドコントロールと同じ量の
いやそれ以上の洗脳を日本人は
受けていることに気づかされて
しまいました。
そして、最悪な点は
外国であるアメリカと
その代理人である日本の政治家
マスコミによって洗脳されている!
占領した時点で
占領軍は欧米列強の都合の良いように
日本の教育やマスコミを作り変え
彼らにとって都合の良い歴史だけを
信じる日本人を作ったわけです。
まるで
マトリックスから
目覚めたネオこと
キアヌリーブズの気分です。
日本人の平和ボケは
アメリカや欧州列強の
洗脳だったわけですね。
何も知らないから、
ちゃんとしたことが
国際政治や歴史について何も言えない。
著者が述べているのは、
「本土の日本人以外、世界中の人が知っていること」
それは「外国軍が駐留している国は独立国ではない」
という事実です。
「自国内の外国軍に、
ほとんど無制限に近い行動の自由を許可すること」
と「民主的な法治国家であること」は、絶対に両立しない。
僕は、そんなことに、考えが及んだことは
生まれてから初めてです。
つまり、悲しいくらいに
主権とか民主主義とか
民主主義を守るための
国民憲法とかを知らないように
育てられて来たんです。
日米原子力協定で
日本政府がアメリカの決定に従うことが
定められていること。
米軍の低空飛行訓練は
日本の原子力発電所を
空爆するオプションがあることを
日本政府に誇示するために
行っていること。
東京が3つの米軍基地で
囲まれているのは
東京を守るためというよりも
いつでも東京を攻撃するオプションを
米軍が失っていないということを
日本の政治家に示すため。
日本の政治家に
頼っていてはおそらく
状況を変えるのは無理だと
知らされます。
本当の民主主義的行動で
日本人がこのような状況に
もう耐えられないことを
訴えていくべきです。
本の最後のほうで
憲法をどのように変えたら
アメリカ軍に出て行ってもらえるのか
書いてあります。
ドイツも
フィリピンも
イラクも
アメリカ軍を撤退させています。
特に、フィリピンの憲法改正を
例にして、どうすべきか
述べているところは
特筆です。
このままでは、
アメリカ軍につき合って
望まない戦争を
国外ですることになってしまいます。
専守防衛の日本国軍を
胸をはって持ちましょう。
決して日本の領土から
軍隊を外へ出さないことを宣言しましょう。
アメリカに依存しすぎて
国として独立した判断ができない今の状況は
他国から軽蔑されるだけだと思います。
そういう意味で憲法改正が必要だと言う
筆者の意見を強く支持したいと
思いました。
フィリピンでも
憲法を改正して
アメリカ軍を撤退させるときには
とても心配したそうです。
アメリカ軍が駐屯していなければ
他国の侵略を受けるのではないか。
しかし、きちんとアメリカとの同盟関係をキープして
諸外国とも本当の意味で対等に
外交を行っています。
もっともっと
沢山の人に
この本の内容を
知ってもらいたいと
強く思いました。
日本の政治家が否定しても
アメリカの公文書に
密約が書いてある。
何だか本当に
馬鹿げています。
政治家にいい加減なことを
言わせないために
学ぼうでは
ありませんか。
戦後の歴史を知りたくて、
この本も同時に買いました。
こちらの方が
元政治家の方の著書なので
トーンが控えめです。
しかし、
その分だけリアルな
アメリカと日本の
力関係がよくわかって
面白いです。
それでも
昔の政治家は
必死で抵抗して
日本の自主性を
守ろうとしたことが
伝わってきます。
親米一辺倒の
一部の今の政治家たちへの
不満が募ってしまいます。
「米国との関係は、その時の状況によって変化する」
「米国は軍事面、経済面で日本より圧倒的に強い国です。
その現実の中でどう生きていくか。
それが日本位与えられた大きな課題です。」
「日本には日本独自の価値がある。
それは米国とはかならずしもいっしょではない。
力の強い米国に対して、
どこまで自分の価値をつらぬけるか,それが外交だ
「日本で原子力開発が始まったのは、
米国の意向を反映したものでした。
その理由は第五福竜丸の被曝によって日本人が、
急速に反原子力、反米に動くのを阻止することでした。」
「裏社会でCIAが『経済的な敵(日本)』に対し
工作しているなか、
表社会では日本政府と米国政府との
厳しい交渉が行われました。」
いくつか気になる部分を抜粋しました。
日本の政治が好むと好まざるに関わらず
いかにアメリカの意向に従ったものであるか。
その事実に目眩がします。
紹介文
日本の戦後史は、
アメリカからの圧力を
前提に考察しなければ、
その本質が見えてこない。
元外務省・国際情報局長という
日本のインテリジェンス(諜報)部門のトップで、
「日本の外務省が生んだ唯一の国家戦略家」と呼ばれる著者が、
これまでのタブーを破り、
日米関係と戦後70年の真実について語る。
著者について
1943年生まれ。
1966年、東京大学法学部中退、外務省入省。
駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、
駐イラン大使をへて、
2009年まで防衛大学校教授。
ツイッター・アカウント(@magosaki_ukeru)は
3万5000人のフォロワーをもつ。
著書に『日米同盟の正体—迷走する安全保障』
(講談社現代新書)、
『日本の国境問題—尖閣・竹島・北方領土』
(ちくま新書905)、
『不愉快な現実—中国の大国化、米国の戦略転換』
(講談社現代新書)など。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
孫崎享
1943年生まれ。1966年、東京大学法学部中退、
外務省入省。駐ウズベキスタン大使、
国際情報局長、駐イラン大使をへて、
2009年まで防衛大学校教授。
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