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Akio
はじめまして。 映画が大好きで、現在も続いている午前十時の映画祭の第一回と第二回では上映作品100本全ての映画を鑑賞しました。 映画やテレビはたとえ架空設定のSFであっても、制作当時の時代を映しています。50歳を超えた今、特に邦画と日本のドラマは、過去の世相と風俗を振り返りながら観ていきたいと思っています。
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posted by fanblog

2021年01月09日

「ダメジン」

ササキ
「宇宙かぁ。俺さあ、昔、ブルー・スリーってウチューっているって思っててさあ。
なんか、さすがスケールでかいなぁなんて思ってたんだよ。アチョーじゃなくてウチュー
のほうが良かったのにな。」




「時効警察」の三木聡監督の劇場初監督作品。
2002年の制作であるが、プロデューサーの降板で公開が遅れ、
公開順では「イン・ザ・プール」、「亀は意外と速く泳ぐ」
に次ぐ第3作目となった。



川崎に住むリョウスケ(佐藤隆太)、ヒラジ(緋田康人)、カホル(温水洋一)
の三人組は働きもせずに遊んで暮らしていた。運が良いのか、なんとか食うには
困っていない。(冒頭、猫を捕まえて焼いている)

三人は、猫じじいの家に遊びに行った際、インドに行けば働かずに暮らせると
勧められ、インドへのあこがれを持つ。そして中盤、宇宙人から「インドに行
って世界を救え」と言われたと信じ、非合法な方法で金儲けを企み、インドに
行こうとするが...。




後に時効警察に出演する、緋田康人、ふせえり、岩松了が出演。そして初期の
ワハハ本舗に所属していた村松利史、元プロレス団体パンクラス所属の謙吾と
脇役がバラエティに富んでいます。

ヒロインは、やくざのササキ(篠井英介)の情婦でトルエン常習者のチエミ(市川実日子)。
3年ぶりに出所してきたササキと同棲を始めますが、振り回されっぱなしで気持ちが離れ、
リョウスケに想いを抱くようになります。

ササキは、遊んで暮らしている三人組に感化されたのか、組へのしのぎもそっちのけで子供
の頃に亡くなった母と行くはずだった鍾乳洞へ三人組と連れ立って旅行したり、憎めない感
じでした。(チエミと喧嘩して、みんなを乗せずにひとり車で帰ってしまいますが。)

大人になっても働きたくない、子供のままでいたいという方にお勧めです。

※温水洋一は当時42歳で25歳設定って(笑)。緋田康人は後に「半沢直樹」で人事部次長
 小木曽役で話題になりました。

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2015年08月11日

「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」感想

(2006年公開)

監督:金子文紀
脚本:宮藤官九郎
出演:ぶっさん:岡田准一
   バンビ:櫻井翔
   うっちー:岡田義徳
   マスター:佐藤隆太
   アニ:塚本高史
   猫田:阿部サダヲ
   山口:山口智充
   店長:嶋大輔
   オジー:古田新太
   公助:小日向文世(ぶっさんの父)
   ローズ:森下愛子(ぶっさんの義母)
   ユッケ:ユンソナ(ぶっさんの妻)
   モー子:酒井若菜
   ミー子:平岩紙
   美礼:薬師丸ひろ子(元教師・市長選立候補者)
   市長:高田純二(市長)

ストーリー:

ぶっさんが癌でこの世を去ってから三年。木更津キャッツアイのメンバーは
木更津から去り、バラバラになっていた。

ある日ぶっさんの声を聴いたバンビは仲間を集めて野球場を作り始めた。
そして野球場が完成しぶっさんが姿を現した。





TVシリーズと映画第一作は観てません。いきなりこの映画第二作を観ましたが、
地上波での放送はTVシリーズを見たことの無い人の為にシリーズダイジェストや
名場面などを追加してあったので、違和感無く観ることができました。

ぶっさん復活の方法が「フィールド・オブ・ドリームス」を踏襲していたり,マイ
ケルジャクソンのスリラーに似た曲(笑)にのってゾンビ軍団が登場したり、お遊び
も面白かったです。

ぶっさんが最期を迎えようとするとき、やつれている姿を見られたくなくて見舞い
を断り、仲間たちも同じ理由で最期を看取れなかった。

その寂しさがぶっさんを成仏させずにこの世に留めていたのだと思いました。
(最期を看取った父親にだけはぶっさんの姿が見えない。)

再開を喜んでいたが、これからも生きていかなければならない仲間たちと、亡くなっ
た22歳のままのぶっさんとの間に別れのときがやってくる。

最期の「バイバイ」が良かったです。

劇団「大人計画」の宮藤官九郎脚本の作品って意外と見ていません。TVシリーズで
おもしろかったのは斉藤由貴主演の「我輩は主婦である」でした。

夫が勝手に会社を退職しミュージシャンを目指し始め、お金に困った斉藤由貴が演じ
る主婦がお札をじっと見ていると夏目漱石が乗り移ってしまい騒動が始まるというコ
メディでした。

監督作品の「少年メリケンサック」は観てみたいです。




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