こんにちは (*・ω・)/
今回から、 実際の取引について少しずつお話していこうと思います。
「ようやく」ですね (;^ω^)ゞ
「そもそもFXって何?」 の回では、
「通貨の売買を行い、その売買差額で利益を生み出す」
また、
「売りから始めるって なに?どゆこと?!」 の回では、
「買いから入る」と「売りから入る」
この「2種類の取引の始め方がある」
と、すごく簡単な説明にとどめました。
それはなぜか?
FXって、初めて見ると「本当に訳が分からない言葉だらけ」なんですもの!
なんと難解な専門用語よ!
実際にFXで外貨取引を始めようと思い、口座を開設してみるも。。。
わけのわからない専門用語がずらり!
はじめてFXの世界に入って面食らった方、多いのではないでしょうか?
例えば、自分のFX口座で「口座情報」を確認すると、こんな感じのイメージで実績などが表示されます。
※あくまでもイメージです。
いきなりこんなの見せられてもなあ、、、
意味が分かりませ〜ん!!!!!
特に、
「建玉可能額」
「建玉評価損益」
「注文証拠金」
「ポジション必要証拠金」
「預託証拠金残高」
「証拠金維持率」
「追加証拠金額」
このあたりの言葉なんか、素人がいきなり見てわかるものじゃないですよね。
日本語のいいところは、漢字を見ると何となく想像がつくところだと思ってたんですが、、、
FXの場合は、その期待を見事に裏切られた感じになります。
これでは、「FXって何なのか」を理解する前に気持ちがなえちゃいますよね。
「証拠金」とはなんぞ?
FXを日本語で言うと「外国為替証拠金取引」でしたね。
FXには、「証拠金制度」というものがあり、この制度があるおかげで「レバレッジ」が使えるんですが、最初は、それさえもイマイチ ピンと来ません。
まず、「証拠金とはなにか」というと、「皆さんが開設したFX口座に入金する資金」の事です。
な~んだぁ。簡単じゃないですか~!
ところがですよ。
この、「証拠金」の意味がちゃんと理解できているかどうかが、まずは重要なんです。
「証拠金」というのは、いわゆる「担保」のようなもので、実際の売買取引の代金としては使われないお金なんです。おまけに、貯金という扱いではないので、どんなに長く預けても利息は付きません。
実際に「証拠金」を使うときはどんな時かというと、「通貨取引で損失が出た時」です。損失分を補填するための「担保」という事で、損失分が口座から引かれます。
だから、
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「レバレッジ25倍で」
「米ドル/円(USD/JPY)の通貨ペアを」
「買いから入る」
は、
「証拠金を担保に」
「証拠金の25倍の日本円を借りて」
「その日本円で米ドルを買う」
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また、同じように、
────────────────────
「レバレッジ25倍で」
「米ドル/円(USD/JPY)の通貨ペアを」
「売りから入る」
は、
「証拠金を担保に」
「証拠金の25倍相当の米ドルを借りて」
「その米ドルを売って日本円に換える」
────────────────────
というように、「証拠金のレバレッジ倍だけ借金して運用するイメージ」で、とらえてみてください。
そうすると、いろんなことがスッキリと理解できるようになってくるはずです。
例えば、 スワップポイントでメリットをだすとは? のお話の時に、
「オーストラリアの金利が2%
日本の金利が0.1%
だと仮定すると、この場合、
2%−0.1%=1.9% が金利差」
というように、わざわざ2国間の金利差を考えてシミュレーションしましたよね。
うーん。どうして日本の金利分を引かなきゃならないの?って、疑問に感じたのではないでしょうか?
いまなら、「なぜ金利差を考える必要があったのか」が分かりますよね?
「ううむ。この場合だったら、オーストラリアドルを入手するために、資金として日本円を借りているって考えるのか。。。ああ、借金だから当然その金利が発生するもんねー!」
って感じです。
これは余談になってしまうかもしれませんが、以下に、証拠金に関しての注意書きの例を載せておきますね。
証拠金は預金ではなく、元本が保証されているものではありません。また、金利も付されません。さらに、差し入れた金額が全額損失となる場合もあるほか、追加で支払が必要となる(不足金が発生する)リスクがあることが預金とは大きく異なります。
やり方を間違えると、最初に預けた証拠金以上の損失が出ることがあるとはっきり言ってますね。
専門用語は疲れますよね、、今回はこの辺でやめときましょう。
今回の内容はお役に立てましたか?
ではまた次回 (@^^)/~~~