前日にはサッカー男子日本代表がコパアメリカでグループリーグ敗退と連日に渡り、
様々なニュース媒体で「決定力不足」という言葉を目にした方も多い事かと思います。
確かに、「決定力不足」は今に始まった事ではなく長年日本サッカー界の課題でもあり、個の力で試合を決めれるFWの選手の台頭があったかと言うと思い浮かぶ選手が出てこないのも現状。
近年の日本サッカー界は個のレベルも格段に向上し若くして世界に挑戦する選手も出てきており、様々なポジションの選手が海外で活躍されておりますが、DFやMFの活躍が目立ちFWの選手が活躍しているかと言うと疑問に感じます。
確かに、現代サッカーではFWにも守備が要求され一昔のようにFWは点を取れば評価されるだけでなく、守備での貢献度も評価基準としてウェイトを占めている気がします。
全体的に見れば、ディフェンシブゾーンからミドルゾーンでのボールポゼッションは世界とも互角に戦えるレベルに達しているように思えますが、サッカーは点を多く取ったチームが勝つ単純なスポーツです。ミドルゾーンからアタッキングサードへ如何に侵入する機会を90分の中で創出できるかが、ポイント。
2列目は中島翔哉、堂安律、南野拓実、安部裕葵、三好康児、久保建英と言った熾烈なポジション争いを今後繰り広げられるポジションであり非常に楽しみな逸材が揃うポジションでありますが、FWはと言うと大迫勇也にいつまでも頼ってばかりいられないのが現状です。
如何に、「決定力不足」を解消するか、「決定力不足」の前に「決定“機”不足」を解消する事に重きを置いた方が先決なのではと思ってしまいます。
「決定機不足」が解消すれば、自ずと「決定機」は増え、今度は「決定機」を仕留める作業に移行する訳で、「決定機」を決められるか外すかの議論になるのではないかと思います。
まだまだ、日本サッカーは「決定力不足」より「決定機不足」の方が深刻な問題なんじゃないかと思います。
攻撃は最大の防御
ではっ!
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