※主審はペナルティーエリア内での反則でPKと判断したが、VARの介入によりペナルティーエリア外でのファウルで得点、または、決定的な得点の機会の阻止(DOGSO)で退場
得点、または、決定的な得点の機会の阻止(DOGSO)考慮点
・反則とゴールとの距離
・プレーの方向
・ボールをキープできる、または、コントロールできる可能性
・守備側競技者の位置と数
以上、4点全てが合致した時にしかDOGSOとは判断できず、1点でも欠けていたらDOGSOとは判断しません。
では、実際にDOGSOで判定は合っていたのかと言う議論です。
反則とゴールとの距離は、ペナルティーエリア内か外かギリギリの場所であり抜け出していたらゴールキーパーと1対1の場面と言う事もあり、考慮としては受け入れられると思います。
次にプレーの方向ですが、ロベルト・フィルミーノはゴールに向かってプレーしようと抜け出していたのでこちらも考慮できます。
ボールをキープできる、または、コントロールできる可能性があったかどうかは、万が一バルブエナの接触がなく抜け出していたらロベルト・フィルミーノはドリブルできるチャンスがあったので考慮できます。
そして、守備側競技者の位置と数です。ロベルト・フィルミーノの前にはパラグアイの選手はゴールキーパーしかおらず、抜け出せていたら1対1の状況ですが、私が感じたのはゴールキーパーとロベルト・フィルミーノの距離感に着目しました。ゴールキーパーはロベルト・フィルミーノが抜け出すかもしれないと予測した上である程度前まで出てきて味方DFとゴールキーパーとの距離感は離れておりませんでした。ロベルト・フィルミーノがゴールキーパーと1対1の状況下になった際、ロベルト・フィルミーノはゴールキーパーをドリブルで交わすか、股抜き若しくはループシュートの選択肢が考えられます。よって、私が主審で同じシーンに遭遇したらもしかしたら警告と判断したかもしれません。何故なら考慮点には守備側競技者はゴールキーパーは含まないと一言も書かれていない事を考慮しました。
仮に、守備側競技者の位置と数(ゴールキーパーを含む)と記載されていたら、DOGSOと判断しますよ。
でも、実際にはDOGSOなのかもしれませんね。
競技規則を知ればまた違った視点でサッカーを楽しめる!
サッカーって奥が深くて楽しいですね。
ではっ!
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