余り話題になりませんが
避難を誘導し、数十人の命を救った山小屋支配人 小寺裕介さんを紹介をします!
御嶽山の山頂から北側に歩いて30分ほどのところにある山小屋「二ノ池本館」の支配人小寺祐介さん(34)は、先月27日の噴火直後に登山者を誘導しながら下山しました。
小寺さんは噴火当時の様子について
「地震などの前兆が何もないなかで突然、噴火が始まりました。最初の噴火から数分の間に3回爆発があり、噴煙が上がって小屋の外は夜のように真っ暗になりました。また、雷とともに今まで経験したことのないお湯のように温かい灰が混じった雨も降ってきました。山小屋には噴石が直撃してトイレの屋根が落下しましたが、小屋にいた人にけがはありませんでした」と話しました。
山小屋には、山頂付近にいた登山者が次々と悲鳴を上げながら駆け込んできたということで、小寺さんは30分余りたったころ、51人の登山者を先導して9合目にある「石室山荘」へと向かいました。
この時の様子について小寺さんは
「避難してきた人には、屋根が二重になっているところで待機してもらっていましたが、少しでも山頂から離れたほうがよいと判断し、下山を開始しました。山小屋に備えていたヘルメットとマスク代わりのタオル、それに飲み物を全員に渡しました。一面、火山灰が積もっていましたが、登山道にあるロープに沿って移動しました」と話しました。
そして、9合目の石室山荘に到着したあとの様子については、「すでにおよそ100人が避難していましたが、中には腕を骨折して添え木をして手当てを受けている人もいました。山岳ガイドの方とも協力して、午後1時20分ごろから黒沢口に向けて登山者に下山してもらいました。週末で人が多い時期に噴火が起きてしまい、本当に残念です」と話していました。
NHKニュースのインタビューの模様
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141001/k10015038321000.html
山小屋支配人だからといって
こんな冷静で的確な判断ができるでしょうか・・・(山男はスゴイ!!)
更にスゴイのは
「避難者がまだ来るかも・・」
と、あえてそこに残った!と言う。
山を愛するが故の山男の責任感は、ハンパなく偉大である。
私も10回程 富士山に登頂していますが
山小屋のオヤジは
「カレーを作り、杖に烙印を押すオヤジ!」程度の認識でした。
が
これからは
「偉大な山男」として尊敬しよう!
富士山の伏流水です!ペットボトルより断然お得です!
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