エイベックス子会社のエイベックス・ミュージック・パブリッシング(AMP)は28日、音楽著作権の管理向上など目的に、著作権管理業務を行なうイーライセンスとジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)の株式を取得すると発表した。
株式取得は9月30日の予定で、イーライセンスとJRCの事業統合に向けて協議を進める。
イーライセンスはエイベックスの持分法適用関連会社で、現在AMPが発行済株式の16.8%を保有している。
今回、既存株主からの譲り受けと第三者割当増資の引き受けによる株式の取得で、所有割合が34.4%となり、AMPの阿南雅浩社長が10月1日付でイーライセンスの代表取締役社長に就任する予定。
JRCはエイベックスと資本関係は無かったが、第三者割当増資の引き受けにより46.6%の株式を取得。9月30日付でJRCはエイベックスの持分法適用関連会社となる予定。
株式取得の理由についてエイベックスは「音楽著作権の管理向上及び利用促進」と説明。
AMP、イーライセンス、JRCの3社は、「楽曲の権利者及び利用者双方に、よりよいサービスを提供し、著作権管理事業者として音楽産業・文化のさらなる発展に寄与することを目的として、イーライセンスとJRCの事業統合に向けて協議を開始する」としている。
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