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2015年08月26日

125.Halo4

Halo 4 (通常版)



 おはようございます。あるへです。


 往年のヘイローファンには申し訳ないですが、個人的な感想としては面白いと言えば面白い、です。マイクロソフトが押し推しな超ビッグタイトル、泣く子も黙るキラーソフトですので、遊んだことはなくともその名を知っている人がほとんどだと思います。
 現在ですと、5の発売が控えていますしね。

公式(Xboxマーケットプレース)
公式(シリーズ)

 ヘイローといえば海外におけるオーソドックスなFPSスタイル、動きがややコミカルでありながら物憂げでシリアスなスペースオペラ、運と腕と奇抜な発想が肝要なストイックな難易度、あたりが特徴でしょうか。
 ヘイローシリーズは「リーチ」を最後に開発はバンジーから343インダストリーへと引き継がれました。
 その結果、昔ながらのヘイローファンには抵抗感が強いようですが、私としてはあまりこだわりはなく、グラフィックはとても綺麗になりましたし、いや、あるいは質そのもの、というより魅せ方が変わったと言った方が正しいのかも。キャラの動きやセリフなどがよりシリアスでリアルな感じになったので、建造物など世界観を形成する要素もより近代的、リアル的なものになりました。
 その結果、「異星人は紫色」のような先入観がなくなり、すっきり目に優しい色使い=綺麗になったと錯覚したのかもしれません。本作のイメージカラーはシルバーとオレンジです。

 さてさて、会社が変わったためか、あらたなヘイロー三部作としての幕開けか、「スパルタン」および「UNSC」というキーワードはそのままに、出現する敵ががらりと変更されました。「フォアランナー」という未知の生命体です。

 ストーリーそのものについては、そこまでぐっと来るようなものではなく、かといってつまらないというわけでもなく、そこまで印象には残りませんでした。
 私はヘイローというと外伝系(ODSTやREACH)がとてもとても好きなので、4のストーリーおよび正式ナンバリングタイトルにはそこまで思い入れはありません。
 ただ、4については主人公である「マスターチーフ」に視点がより近づき、彼の目線でのストーリーになったと思います。
 そのため、彼の活躍が劇的に描かれており、すごくドラマチックだと感じました。クライマックスの演出も賛否両論ありそうですが、新しいヘイローの始まりとしては悪くはないのではないでしょうか。
 こうなるとバンジー時代に無意識のうちに享受していた、この世界観の、仄かなユーモア(言葉ではすごく表し辛いのですが)が懐かしくなります。

 私が本作を遊んでいたころは、ヘイロー4はまだまだ発売されたばかりであり、さらにセールで安売りされた直後ということで、マルチプレイは人で溢れておりました。
 ヘイローのお家芸、一発芸的高難度実績は全てDLCの方に集約されていますので、DLCを買わない私にとっては非常に助かりました。
 サーバーは会社独自のものを使っているようで、驚くべきことにラグをまったく感じずに遊ぶことが出来ました。これは本当にすごいです。
 私の戦績もうなぎ上りです(いやまじで 笑)。「ラグさえなければ勝てるのに」と常々根拠のない自信を持っていましたが、そう思っちゃうくらいスムーズに動いてくれて、初心者もたくさんいましたので面白いように勝てちゃうんですよね。
 現在ではラグも含めどうなっているのか見当もつきませんが、オンライン実績がすごく易しいこともあって非常に楽しんで野良に混ざっていました。

 やはりマルチプレイの楽しさというのは、こうでなくちゃ!
 どんなに凝ったルールでも、それが面白くても、ラグ一つで全てが台無しになってしまうと私は思っていますから、これは本当にありがたい話でした。

 さて、もう一つヘイローについての特徴的な話をするとなればやはり実績。
 それもレジェンド難易度制覇についてでしょうか。
 私は、ヘイロー1および2についてはあまりに古い上に難易度も高い、おまけに正式ナンバリングには興味が薄いので手をつけていませんが、3、ODST、REACH、4についてはレジェンド難易度をクリアしてきました。
 もちろん、そこまでうまくないので動画を見たり攻略を漁ったりしてあの手この手で無理やりですが(笑)。
 他のタイトルについてはその時お話しますが、やはり高難易度になると敵も当然固くなるのでその敵に効果的なアプローチの仕方というのが都度変わってきますね。
 ヘイローの面白いところは、ここにあると思います。
 どことなくパズルのような、じゃんけんのような、RTSのような、手に持てる二種類のストックを適宜切り替えて攻略していく。
 プラズマ系武器でシールドを割って、バトルライフルでヘッドショット。
 この流れが、意外と楽しかったんですよね。
 あるいは敵の持つ盾の欠けている部分を正確に狙って狙撃したり、背後から回り込んだり、本シリーズの乗り物は恐ろしく硬いので闇雲に乱射してもぴんぴんしてますから、うまく無力化したり乗っ取ったりと頭を使う部分もちらほら。
 また本作に限っては、YOUTUBEなどにあがっているウォークスルーを頑張ってトレースし、できる限り敵をスルーして強引に突っ込んでいきましたが、これがまた別ゲーのようで楽しかったです(後から思い返して見ると、ね。プレイ中はなかなかマゾく、リトライの嵐でしたよ)。非常に難しくはあるのですが、何度も何度もプレイして、見事クリアできて、意外となんとかなるじゃん、と自信も付きつつ、達成感も高かったです。

 なんだかんだ言われつつ、自分でもバンジーと343の間でなんだかんだ思いつつ、やはりヘイローだなと、非常に高いクオリティを持っていると感じました。
 興味があってもなくても、上手でも下手でも、プレイすれば何かしら得るもののある懐の広さを感じますね。ご馳走様でした。

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