![]() |
---|
おはようございます。あるへです。
以前、無印バイオショックの記事で「気分が悪くなった」と書きましたが、それはゲーム全体の暗さと閉塞感、そしてアイテムを探すために必然的に目の焦点が寄ることから起因した症状だと推測しました。まぁ、あとは体調(笑)
公式サイト
本作は舞台が大空に浮かぶ都市「コロンビア」であり、ホラー要素ではなく、そこで出会う少女と裏でうごめく陰謀に焦点があてられた作品であり、気持ちよく攻略できた記憶があります。
シーンによってはバイオショックらしい陰鬱なステージもありますが、基本的には広く感じる世界観だったと思います。
また本作ではそのようにホラー要素は鳴りを潜め、少女「エリザベス」と友情を深めていくようなエピソードがあり、これがバイオショックらしい良く練り込まれたストーリーと二つの軸を成しており、非常に惹き込まれるストーリーに仕上がっていると思います。
あとで攻略サイトの考察などを読んだのですが、気づかなかった伏線がたくさん張り巡らされており、感銘を受けた思い出があります。
バイオショックやアランウェイクなど、この手の意味深な世界観にきちんと伏線が張られているゲームは、攻略終了後も余韻を楽しめると二度おいしいゲームですよね。こういうの大好きです。
さて、本作のゲーム部分ですが、こちらもまったく文句のない出来でした。基本はバイオショックの伝統に則り、あちこちのバッグやゴミ箱から現金や回復アイテムを漁り、自販機にポゼッションをかけて安く購入し、スロットを開けつつビガー(=プラスミド)や銃器をアップグレードして進んでいきます。
その中で、本作では「空中都市」のコンセプトらしく、スカイフックという「レンチのようなもの(笑)」を使い、空に飛び出すこともできます。
基本的には移動ツールで島から島へ延びるレールを伝う際に使用するのですが、大部屋の中にレールが設置されていたりすると、これを使って高速移動しながら敵を翻弄したりでき、かなり気持ちよくダイナミックな戦闘を楽しむことも出来ちゃいます。
さらに面白いのが、プレイヤーキャラの基本ステータスを底上げしたり、特殊能力を付加する「ギア」というアイテムで、これらは数ある種類の中からランダムで選ばれ、道中で全て入手することはできないという点ですね。
吟味しやすい地点というのはあり、高難易度ではほぼ必須のギアがあったりするのですが、大半は運に任せるしかなく、これが周回へのモチベーションになる可能性もありますね。
強力なギアが手に入ったときは結構テンションあがります。なんたって、ギア一つで戦略や戦術ががらりと変わってしまうような強力なものもあり、使い辛い武器が大化けすることだってあるのですから。
バイオショックのブランド自体が完成されたゲームシステムにドラマ性があり哲学的でもあるストーリーと非常に面白いのですが、本作はそこにまた一味クセになるシステム(ギアやスカイフックなど)を取り込んでおり、非常に成功していると感じます。
ナンバーのついていない外伝的な扱いではありますが、これぞまさにバイオショックと呼べるほど、遜色のない出来です。
P.S.
ちなみにGwGでゲットしました。大変おいしゅうございました。ご馳走様。
……最近GwGの話題ばっかりだけど、この頃はゲームの購入を控えていた時期でもあるので、しょうがないね(笑)
むしろ積みゲーの消化が捗らないのは半分はGwGのせい。
攻略サイト