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2018年09月03日

342.FINAL FANTASY XV

ファイナルファンタジー XV 初回生産特典 武器「正宗/FINAL FANTASY XVオリジナルモデル」アイテムコード同梱&【Amazon.co.jp限定】「ゲイボルグ/FINAL FANTASY XIVモデル」特典セット付 - Xbox One



↑ 全て出揃った今なら、全部入りであるオンデマンドの「ロイヤルエディション」がお勧めです。

 おはようございます。あるへです。
 本日はこちら「ファイナルファンタジー15」のレビューです。

 まだほんの少しやることは残ってるのですが、もう十分堪能したので感想を述べたいと思います。

 ほんとにもー、最高のゲームでした!

 もうね、この四人を見てるとホント落ち着くんですよね。自分の国が滅んでるのにマジで何楽しんでんだ(笑)←重要 って和んだり、かと思えば裏に隠された悲劇を知れば知るほどノクトには途方もない重責がどんどん詰みあがっていくのを知って人知れず戦慄したり。
 そして何より、このゲームの組み立て方が素晴らしく、自分自身が五人目となって一緒に旅をしている感が本当に素晴らしかったです。

 ノクティス、グラディオラス、イグニス、プロンプト、この主要な四人のメンバーは、既に名前の付け方からして非常に繊細な性格付けがなされており、旅の間で交わされるさりげないセリフの端々から各人の個性や考え方がひしひしと伝わってくるんですよね。
 言及はされませんが、たとえばプロンプトは内心グラディオを怖がっているんじゃないかとか、同様にグラディオもプロンプトを疎ましく思っているか、ノクトに付いてきたちょっと邪魔な奴くらいに思ってるんじゃないかとか、かなり妄想が膨らむメンバーでした。
 実際にはそこまでじゃないのかもしれないけれど、なーんか、ノクト—プロンプト、イグニス—プロンプト間の会話に対して、グラディオ—プロンプト間の会話がどうにもよそよそしいというか、会話のバリエーションの絶対数も少ないような……(笑) 気のせいでしょうか。

 イグニスがこの四人の中で精神的に完璧すぎて(だからこそ終盤の展開やDLCも人一倍格好良く見えるんですけど)、もう少し弱みを見せてくれたら他の三人とも釣り合いが取れたのではないでしょうか。
 特にグラディオの精神的成長や考え方、人生観、哲学と言ったものがあまりにリアルで等身大なため、プレイヤーの不興を買ってしまいがちなのが残念ですね。
 旅は楽しいことばかりではないということで、嫌な役を率先して引き受ける父親の役なんですが、なかなか、理想ばかりが先に立って行動に反映されづらい損な役回りです。

 とまぁ、キャラについては言いたいことが山ほどあるんですけど、全体として強く感じたのは、やはり現代における「最高」のゲームの一角ではないかということです。
 戦闘、探索、ミニゲーム、グラフィックの作り込み、派手な演出やムービー、どれをとっても作り込みがすさまじく、そして各要素ときちんと繋がり合い、その親和性にはまったく違和感を感じさせません。
 ここまで自然に惹き込んでくれるゲームというのはそうそうあるものではなく、ホントに開発に時間をかけただけはある、まさしく超大作といっても過言ではありませんでした。
 いつどのタイミングで見ても、世界が変わらずに美しいし、息遣いというかそんな空気感があって、オートドライブで何度同じ道を通っても毎回感動できるんですよね。
 これはゲームとしても勿論のこと、自分自身の体験としても、「ゲームの中で、ノクトたちとリアルに体験した」冒険として、ずーっと記憶に残りそう。

 オルティシエの溜め息のでるような街並みといい、乾燥帯や湿潤な土地の空気感といい、巨鳥ズーの飛来やアダマンタイマイ……初見時に口をぽかんと開けて感動した記憶は枚挙に暇(いとま)がありません。

 まさかDLC如きでモンハンを体験し、数十時間も遊びこめるとは思ってませんでした(笑)

 ロイヤルエディションにて追加されたインソムニアの追加マップですが、個人的にはやはり制作陣の英断を感じました。つまりインソムニアの探索は無しでいいと思います。
 というのもノクトが目覚めてからエンディングまでは一直線なのですが、ここからすでに悲壮な覚悟を固めて乾坤一擲の気迫で邁進します。プレイヤーも感覚的には五人目の旅の仲間としてノクトの決意を見届けることになります。
 そうした中で、一度探索という広く自由な時間を持ってしまうと、今までの流れから高まり続けた高揚感がしぼんでいってしまうんですよね。
 だからこそ、あえてインソムニアの探索は簡潔にすまし、さっさと最奥まで行ってほしかったという思いを感じ取りました。
 でもやっぱりプレイヤーとしては、非常に特徴的で親近感の湧くインソムニアを歩いてみたいというのもすごくよくわかります。
 わかるんですが……、欲を言えば壊れていない街並みを歩いてみたかった(笑) ブラザーフッドやキングスグレイブで舞台になった名所を巡ってみたかったんですけどね。

 でも作り込みは素晴らしかったです。たとえば自販機や消化ホースの収納箱とか、そのまま、今の日本で使われている形そのままなんですよね。だからこそ、リアルにあるその機械とCGグラフィックを比較して本物そっくりで、結果的にすごくリアルな風景が出来上がってるんですよね。
 今ある、今まさに使われているモノがゲームの中に再現されている、という感覚がよりリアリティを増していて、たとえば魔法サンダーを使った時の雷光とか、巨大な魔物の皮膚や毛の質感もリアルですけど、そういうんじゃない、心底、心に響くリアリティというもののカタチを、なんだかこの自販機に感じてしまいました(笑)
 これはどちらかというと、高性能なマシンスペックで描く精緻なグラフィックというよりは、動きやしぐさでリアルな様子を表す様に似ています。知ってるものだからこそ余計リアルに感じるんです。

 ストーリーについて印象的な部分を話すとしたら、個人的にはオルティシエ以降の話の展開が良かったと思います。
 ルーナの死をベースに、落ち込み、追悼して心の整理をつけ、最後に死者との決別を経て、王としての自覚が固まっていくのがドラマチックでありながらも心理学的な「死の受容過程」と被るところがあり、とてもしっくりきました。
 ネタバレですけど、だいたい「真の王」ってなんぞやってことですよね。
 レギス王とルーナや六神を除いて、ノクトを含めたほぼ全ての人は「真の王」の役目を誤解しています。
 それは実はプレイヤーにも言えることで、クリスタルの繭の中でバハムートに宣告されるまで、「真の王」とはなんかクリスタルの力でパーっとやって帝国をぶっ潰してルシス王国を再興させる、だとか、超強力な魔法障壁を張ってインソムニアだけじゃなくて世界中を包んでシガイを消滅させるだとか、その程度のことしか考えていない、考えられなかったわけですからね。
 まさか、人として生きる喜びを捨てて星そのものを救えなんて、それが王としての使命だなんて誰が予想したでしょう。
 皆が皆、王が命を捧げるとは夢にも思ってなくて、力を得た後の王、国と世界を統べる王の姿をノクトに見て、不安に思っていたんですよね。
 だからこそ、この旅の大目的は少々漠然としているし、本来王の使命を伝えるべき実父はにこにこしてるだけだったしで、グラディオも王とは民を率いるものだと漠然とした理想から、ついつい言葉がきつくなっちゃうんですよね。
 ノクト自身も王の自覚って具体的に何をすればいいのか、どうすれば王として受け入れてもらえるのか、王様とみなされるのか、よくわからなくてもやもやしてたんじゃないでしょうか。
 ノクトの周りの人間が甘かったり、ルシス王国が自分の殻に籠った弱腰の王国として見られてしまうのも、レギスから見れば帝国の存在よりももっと大きな危機、すなわち星の病のことを考えれば、王として大を救うために小を犠牲にする精神にも頷ける部分があります。

 件の最後のキャンプ……声優さんのうますぎる声のせいで涙を禁じ得ません。写真のシステムも、遊ぶ前、このゲームを知る前までは、自分は写真嫌いだしセーブの容量無駄に食うしでいらないだろと思ってたのですが……いやこの使い方は卑怯でしょ……。

 DLCの中ではエピソード・イグニスが群を抜いて好きでした。理由は言わずもがな。

 欲というか、不満を言うなら、たとえばエピソード・プロンプト。私の場合、デフォルトのキーセッティングが合わないのでC型のコンフィグ(RTで攻撃)にしていつも遊んでいるのですが、このプロンプト編に限ってはキーコンフィグが存在せず、非常にやりにくいキー設定で遊ばざるを得ませんでした。
 唯一銃を使うキャラの魅せ場のエピソードなのに、なんでこの時に限ってRTで銃撃てないんですか!!!?

 それからもう一つは戦友DLC。
 モンハンスタイルのゲームプレイはすごく楽しかったのですが、レスタルムの街の作り込みが本編と大差ないお陰で、毎回クエストから戻ってくると途方もないロード時間が発生します。これが地味にきつかったですね。
 経験値の稼げるおいしいクエストとかも、なかなか回すのは精神的に厳しかったです。
 また、キャラそのものは豊富な回復手段や仲間の数のお陰で「討伐系」のクエストに関してはとても楽しめるのですが、「護衛」特に建物を守る系のクエストは非常にストレスが溜まりました。
 敵の誘導も難しく、攻撃範囲や判定も分かり難くて、建物の耐久値がどうしてごりごり減っていくのかさっぱりわからないので、全体的な殲滅力、基礎力が足りないと一瞬でゲームオーバーなのが、討伐系のクエストとの落差が酷く、楽しめませんでした。
 自分を蘇生してくれる存在、肉壁としては優秀なAIですけど、こういった防衛や攻撃、連携に関しては本編のAIはどこへいったと言わんばかりの馬鹿の極みです。
 加えて推奨レベルが非常に高い強敵になるほど、自分が今まで組み立ててきたビルド(盾を装備して敵の注意を引きつけるタンク役、とか魔法に特化した魔術師プレイとか)の意味がなくなっていくのがちょっとどうかなぁ、と。
 やはりその辺はモンハンではなくFFでした。
 ちなみに戦友DLCに人はまったくいません。また、部屋を作っても一分で自動的に退出してしまうので、待ち合わせもなかなか難しいと思います。

 FFシリーズは毎回毎回異質で、にわかには受け入れられないような非常に挑戦的なスタイルで世に出てきますが、遊んでみればわかる、やはりこれもまたFFでしたね。
 私もまたずっとずっとFF最新作を待ち続けてきた一人です。そして、待った甲斐がありました。
 ずーっとこの四人と遊んでいたいです。
 ご馳走様でした。
 XVIも期待してるぜ!!

↓まだまだ(レベルが)若い頃の初々しいノクト一行。ムービーの迫力にハラハラします。


↓ベヒーモスを討伐した後のキャンプの様子。この和やかな雰囲気がたまらん。


↓ノクトは大の釣りマニア。


↓夜はシガイが湧いてとても危険な時間帯。そこに強力(すぎる)な助っ人が!?


↓ここから下は写真です。貴重なイリスとの五人旅風景。
342.5.png


↓インソムニアの街のある一角。……んーどこかで見た気が……(笑)
342.6.png


↓夏のこの時期にぴったり! 背筋がぞくりとする一枚でした。
342.7.png




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この記事へのコメント
レビューはあくまで(私のも含めて)鵜呑みにせず参考程度に。
数が多いということはそれだけたくさんの人が興味を持ったとか、「自分は面白そうだと思うけどな」とあえて反論や持論を用意したり、または自分の気に入ったレビューだけを支持してみたり、いろいろな利用の仕方がありますよ。
(話題は逸れますが、レビューやアンケートを集めて何らかの製品や作品の改良を図る場合も、「お客様のご意見」をそのまま取り入れていては良いモノは作れないのです。ただ、不満を持ったことは確実なので、無下にもできないんですけどね)

奴らはどこにでも乗りたがるし、入りたがりますよね。明らかに居心地悪いだろってところにも。
うちにも二匹の猫がいるんですが、一匹は絶好の日向ぼっこポイントを探す達人で、もう一匹は虫取りハントの達人です。
寒くなると暖気アンテナ持ちの方が勝手にドアを開けて膝に乗ってきます。
さらに寒くなるとハンターの方も乗ってきて身動きが取れなくなります……。

XboxもXタイプなら乗られても安心(?)ですが、Sタイプだと上部に排気口があるのでちょっと心配ですね。

私は絶対に乗せませんが(笑)


なるほどなるほど、めいちゃんは猫派ですか。むふふふふー
Posted by あるへ at 2018年09月07日 10:43
こんにちはあるへさん。いろんな評価があるのはシリーズ物の宿命ですよね。冬に遊んでみたいと思います暖房も兼ねて(笑)飼猫が乗ってきそうですが。
Posted by めい at 2018年09月06日 12:15
めいちゃんお久です!

酷評されるのはFFが一筋縄のゲームではないという証左にもなります。FF1から15までの歴史の中で、同じプレイリズム(このシリーズはこうするとボスを瞬殺できる、楽にクリアできる、とか、毎回このミニゲームは面倒くさい、とか、またこのシステムか……などなど)であるタイトルは一つとしてありません。

それは、FF制作陣が次のタイトルを考える際に、今回のタイトルよりも更にハイクオリティで、さらに面白く、独自性を持ち、そして「今の時代に合ったモノ」を、というスタンスで毎回、一から作り直しているからです。……と、私は思っています。

FFといえば国民的かつ世界的大作ゲームなので、プレイする人口も桁違いに多い一方、レビュー、もっと言えばプレゼンに慣れていない若い世代は、とかく狭量な意見になりがちで、自身の意見も満足に伝えきれていない状況だと思います。

FF信者みたいな物言いですが、まぁ、私はFF信者ですし(笑)
酷評のほとんどの原因は、「自分の考えていたFFではなかった」というのが多い気がします。

遡って13や12や10も当時の人たちの反応は「こんなのFFじゃない」って感じでしたし。でも蓋を開けてみればちゃんとFFでしたし。
パルスがルシでパージとか言うのも、随時追加されるオートクリップを読めばきちんと世界観が理解できる作りですし、私は好きですよ。

ちなみにFFはネトゲタイトルである11と14を除いて(11は半年ほどプレイ、14はスペックについていけず断念)全てプレイ済みです。
12なんかダメージ限界突破のない初期ROMで、4時間かけてヤズマットを倒しましたさ。

ちなみに15のロイヤルエディションは今セール中だった気がします。ぎりぎり、もう終わっちゃったかな。
ただ、遊ぶのは冬まで待った方が個人的にお勧めです。
Oneちゃんが持てる力の全てを出し切るハイクオリティゲームなので、暑いと室温とファン音がとんでもないことになります。
せっかくの下村BGM(キンハーとかのBGM担当さん)も聞こえづらくなっちゃうのは勿体ない。


直感に従うのです。そして損するのもまた一興なのです(笑)
Posted by あるへ at 2018年09月06日 10:28
お久ぶりですあるへさん。FFシリーズですが、Xまでは全シリーズ遊んだことがあるのですが、ここ最近は見逃していました。感想を拝見してかなり良いゲームなんだなと感じました。ネットで酷評されていたので、興味が沸かなかったのですが、いつか遊んでみたいと思います。
Posted by めい at 2018年09月05日 12:11
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