おはようございます。あるへです。
昔ちょっと話題になった気がするんですけど、実際遊んでみると、うーん、名前負けしてるなぁと。
たしかに雰囲気は抜群に良かったです。言葉で語らず、見て想像する。結局DLC含め全編通して大した謎は解けませんでしたが、まぁ雰囲気ゲーですし。そこを期待して遊ぶゲームでもありません。
そう、雰囲気ゲー。全てこの言葉に集約されます。
これこそ雰囲気ゲー。所詮、雰囲気ゲー。
このゲームね、遊んでみるとわかりますけど、まっすぐ走れないんです。
歩く、走る、屈む、掴む、跳ぶ。
操作が物凄くシンプルなくせに、操作性がすこぶる悪いです。
まっすぐ歩いてるつもりで、何でもない細い木の板から足を踏み外すんですよ(笑)
本作は雰囲気ゲーですが、死に覚えゲーの初見殺しでもあります。とにかくよく死にます。
私思うんですが、「恐怖」って結局自分が無事であることが前提ですよね?
なんやかんやあったけども、結局自分は無事だった、生き残った、「だから」後になって恐怖を感じるんですよね。もしあの時ああだったならば、死んでいたのは自分だったかもしれない。そしてそれを一番強く感じる瞬間は、初見時です。
何が言いたいかって、ホラーゲームでプレイヤーが簡単にゲームオーバーになっちゃいけないと思うんですよ。
本作は前述の通り、まっすぐ歩くのも困難な操作性の中で、光源を持たないと何も見えないストレスに悩まされながら、当たり判定やら掴み判定の適当さゆえにうまくオブジェクトにアクションを起こせず、死ぬ、捕まる、殺される……。
怖さを感じる前に嘆息が出てしまうのが正直なところです。
暗闇の中での探索や何かに追われながらの作業とか、あるべきはずの機能を封じられた中での攻略、ストレスと共存しながらの行動がホラーゲームの面白さの原理なのだとしたら、やっぱ私には向いてないのかもしれないですね。
INSIDEは面白かったのにな。
とは言いつつも、途中で投げ出さずに実績コンプしたくらいには楽しめたと追記しておきます(爆)
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