「雪道のドライブ、路面状況を見極める。」 では、雪道の種類を大きく分けてみました。
実際は、いろんな路面状況は刻々と変化し、場所や時間、昼と夜、天候などにより、まったく同じ状況は一つとしてありません。
場所によって変わる路面
橋の上
よく取り上げられるのは橋の上です。一般の道路、アスファルト路面の下はもちろん土が踏み固められています。
ところが橋の下となると、コンクリートや鉄骨、そらにその下は川や鉄道、道路などですが、冷たい風も吹き抜けます。
そんな状況のため、橋以外は融雪して濡れていても、橋の上はツルツルなんてことはよくあることです。
橋が直線なら、焦らずそのまま通過すれば良いだけですが、特に橋の上のカーブでのブレーキは禁物です。
したがって、土手が周りより一段高かったり、橋を渡った後に信号機がある状況はよくあることですから、先を見越した運転がも重要です。
トンネル
トンネルでの注意は、トンネルの周囲がどうなっているのか、同じ直線でも入口と出口では状況が変わってきます。トンネルの入り口手前は圧雪や新雪で、比較的スタッドレスの効きも良い路面状況だったのが、トンネルの入り口は、風雪の吹込みにより、薄っすら吹き込んだ雪や水分が、温度低下によりアイスバーンなんてことがよくあることです。
一方トンネル出口は、トンネル内からの温かい空気が雪を溶かしシャーベットに。
溶けた雪がアイスバーンになることもあります。
横風や吹き溜まりなどもでき、細心の注意が必要です。
さらに、トンネルの路盤の継ぎ目による段差で、車からの落雪などで、凸凹もあり注意が必要です。
いずれ、どんな状況においても、急ブレーキ、急ハンドルは禁物です。
日向から日陰へ
一言で書いても、都会や山間部など色々あります。はじめに、ビルや建物の陰、街中ではよくあることですが、冷え込みが厳しく薄っすら路面に積もるような場合は特に注意です。
日当たりの良い所は、溶けていても交差点に近づいら、日陰でアイスバーンだった、なんていう状況もあります。
山間部も谷あいや、切り通しで、日向から日陰になんてよくあることです。
特に注意が必要なのは、カーブの途中で日陰に入るような、入ったような場合です。
とにかくカーブの手前で十分減速すればいいことですが、見通しが効かず侵入する場合もあります。
そんな時は、ブレーキは極力避け、急ハンドルも禁物です。できることは少しづつ多少アクセルを戻す程度です。
上り坂と下り坂
雪道の上り坂下り坂は無い、あるいは迂回できればいいのですが、そおいうわけにはいきません。上り坂は無理だと思ったら、自信がなかったら、別な道を選ぶことです。
停止したら、もはや戻るほかありませんので、どうしても坂の途中で停止せざるおえない場合は、バックしてUターンすることを想定して停止することです。
下り坂は、車間距離を大きくとることはもちろんですが、信号手前のアイスバーンなどでは特に停止が困難ですから、常に車間を開けて停止するようにすることです。
刻々変わる雪道まとめ
雪道の運転はいつでも止まれる車間距離で。雪道は、常に先を見越して止まれるスピードで運転することが、とっても大事じゃないかと思います。
さらに、積雪は思わぬもらい事故も多発する時季でもあります。
よって、雪が降ってきたら、スモールランプ、雪が強くなったらフォグランプやヘッドライトを点灯したほうが良いとおもいます。
最近は、自己発光メーターが増え、暗くなってもライトを点灯しない人も見かけますが、もっての外ですよね。
ポンピングブレーキは、路面状況の滑り具合の把握や、後続車からの認知も有効かと思います。
自分の場合は、夏冬、強弱はありますが、ポンピングブレーキを使います。
渋滞等で停止するような場合は、ハザードランプの点灯など後続車に知らせることも大事です。
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