朝からビジネスIQを高めたい人にお裾分け。
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ある有名なダイレクトマーケティング業界誌は、
記事の中で、かつて私を
「世界で5本の指に入る企業間マーケター」
と呼びました。
(あなたが気づいているように、
世間一般の通念では、「企業間」というフレーズが
多用されているのです)。
編集者が私に感想を尋ねようと
電話してきました。
私は自分のスキルについて
良心的な記述をしてくれたことに感謝しました。
ただし、私が記事の結論には
賛成できないことを告げると、
彼は非常に驚いていました。
以下に、私が記者に話したことを紹介します。
現実には、企業間マーケティング
というものは存在しない。
マーケティングにおいて存在する唯一のものは、
人とのコミュニケーションです。
企業は何も買いません。
人が買うのです。
⇒ http://bekcs.biz/kf3535/2A1001
マーケティング戦術成功法則大全 p.75より
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私も法人(経営者)相手のサービス、
一般消費者向けのサービス、
両方を提供しているので、
この意見には物凄く共感します。
法人(経営者)相手のサービス、
一般消費者向けのサービス、
あなたはこの二つに
大きな違いを見つけることはできますか?
休日にスーツを脱ぎ、
普段着で近所のコンビニに新聞を買いに行けば、
顧客が経営者なのか一般消費者なのか
違いはありません。
電車や新幹線、タクシーに乗っている時ですら
経営者なのか一般消費者なのか違いはありません。
実際に中小企業の経営者を相手に
仕事をしている方なら
誰しも感じることだと思いますが、
・とても有名な経営者であろうと
・物凄く売上が大きな会社の経営者であろうと
会ってみれば、
驚くほどに彼らは一般的な人間です。
特別頭が良かったり、
オーラがあったり見えるのは
あなたの先入観や
勝手なイメージが先行しているせいです。
何の前知識もなしに話をしたり、
一緒にご飯を食べたりすると
「本当に普通の人間なんだな」
と感じるものです。
そんな相手に対して法人営業がどうとか、
法人向けマーケティングがどうなんていうことは
意味がありませんし、
おそらく通じません。
一般的な個人を相手に仕事をすることと
なんら変わらない誠実で真摯な姿勢が
必要とされるだけです。
法人営業や法人マーケティングというのは、
営業やマーケティングのノウハウを提供する企業が
都合よく設定する枠組みであって、
本質的には本書で述べられているように
法人が相手であっても相対するのはあくまで人であり、
大きな違いはないと思います。
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私が企業の経営者に対する
商品の販売に成功してきた
最大の理由の一つは、
私がそのプロセスを
企業相手の販売とは考えていなかったことです。
ところが、ほとんどのマーケターが
私が言うところの
「退屈なビジネス」アプローチをしています。
一方、私は人に販売しているのです。
心に訴えているのです。
覚えておいてください。
企業経営者は、
何よりもまず人間です。
強い願望、感情と夢を持っています。
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松山シゲル氏メルマガ『朝のビジネスIQ』(抜粋)
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