個人でやっている本屋さんはどんどん廃業している昨今ですが、その本屋さんはがんばっています。
ときどき散歩のついでに立ち寄るのですが、最近そこで見つけた本がこれです。
大迫力!異常存在SCP大百科 2023/11/6
朝里 樹 (監修)
西東社 1430円(税込)
朝里 樹 (監修)
西東社 1430円(税込)
SCPとは、アメリカで生まれた共同創作サイト「SCP財団」の投稿から誕生した創作上の存在です。現代では説明のつかない生物や事象など“異常存在”のことを指します。
「SCP財団は未知の異常存在から人類を守る秘密組織」という設定のもと、世界中のクリエイターが財団と異常存在についての作品を「財団職員による報告書」という形で日々投稿しています。作品はWEB上で誰でも読むことができます。ものすごい数があります。
「大迫力!」シリーズは、この他にも都市伝説や妖怪、危険生物などを図鑑形式で紹介している児童向けの人気単行本です。とうとうSCPに手を出してしまいました。
小学生などに人気が出たので、じつは第2弾も出ています。すごいね。
1巻が2023年10月発売で、2巻目が2024年7月発売。けっこうハイペースだ。
1巻では、特に人気の高いSCP-076「アベル」やSCP-096「シャイガイ」をはじめ、約100件のSCP記事を大迫力のカラ—イラストで紹介しています。
児童向けなので、SCPの内容をかなりざっくりと紹介しています。
立ち読みしただけなのでアレですが、分かりやすいですね。
ただ、オリジナルのペダンチックな雰囲気は失われています。
イラストがメインなので、映像化しにくいものはパスです。
管理人が好きなSCP「ねこです」は1巻に、「終わりなき英雄譚」は2巻に収録されています。
個人的には大人向けのSCP図鑑が欲しいのですが、いずれ刊行されるというか、たぶんコミケで見つかると思います。
できればご近所の本屋さんで買いたいですね。
価格: 1430円
(2024/11/24 10:21時点)
感想(11件)
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