冒頭でいきなり雅な短歌を披露してくれた一万田さん。以前は世界一かっこいい中腰の火川君が好きだったはずですが、感性が豊かな子なんですね。
お馴染みの「潮が舞い子が舞い」も7巻です。阿部センセイの作品の中では最長ですね。
その分、登場人物が多くて、ざっくり54人います。多い。多すぎる。全員もれなく出すのは至難のワザ。
だから今回は雨窪さんの出番が無いんですよ。ああ、会いたい子に会えなかったこの悔しさをどうしよう。
という人も多いかと思います。誰がお好みか、いろいろ分かれるマンガです。嗜好とか性癖とか、試されますね。
管理人がいちばんお友達になりたいのはバーグマンかな。
謎めいている。ダントツで美人。ロングスカートが似合いすぎる。情緒が不安定。意外とツッコミ。
彼我の境界の大きな子ですが、そこを越えることで見えてくる彼女の内面がなんか魅力的に思える。
刀禰君とか百々瀬がうらやましい。
バーグマンと共通項が多いのが1年生の氷室さん。
クール系美人でロングスカート派。外見と内面のギャップがでかい。この子も管理人のお気に入りだ。
今回は校内でやらかしているエピソードが面白い。
氷室さんは後谷に対してはけっこうツッコミ入れてますが、基本的にスルーされます。
自分で必死に考えた「下ネタ」はおもいきり不発に終わり、残念美人の面目躍如です。
残念な美人は希少なので、大切にしたいですね。
氷室さんとよくつるんでいる後谷さんは今回も大活躍。
後谷さんは先輩にあたる右佐君が大好き。好きすぎて色々と挙動がおかしい。
その右佐君がイキリ倒す69話でも挙動不審が過ぎる。
犀賀ちゃんが右佐にイキってもらって喜んでいる後ろで、文字通り目を丸くしている後谷。
このページはすべて同じ顔してます。
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自分も右佐君にイキってもらいたすぎて、右佐君を追い詰める後谷。
最後は悪夢のような展開に。
保護者のように優しいはずの柚下と、大好きな犀賀から、後谷に対して最大火力のイキリを見せつけるよう
圧をかけられる右佐君。オレだったら死んでるね。
圧をかけられる右佐君。オレだったら死んでるね。
みんなのアイドル犀賀ちゃんは、今回もちょっとせつないエピソードを見せてくれます。
第74話では、冒頭、高台で犀賀と水木がお話をします。
街を見下ろしながら、後ろ向きの絵でちょっと大事なことを言ってみたりします。
そのすぐ後で、虎美と狐塚と、もうひとり、百々瀬がやって来ます。
合流した3人と別れて、水木は百々瀬と自然に並んで帰っていきます。
水木はいい奴なんだが、うん、まだ子供だな。今度会ったら説教しておこう。
大人も子供も男子も女子も、あかんたれで愛しい日常です。
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