毎日新聞 11/18(金) 23:56配信
<安倍・トランプ氏会談>「朝貢外交」民進・安住氏が批判
安住淳氏=藤井太郎撮影
民進党の安住淳代表代行は18日の記者会見で、安倍晋三首相とドナルド・トランプ次期米大統領の会談について「当選してすぐ飛んでいく、というのは朝貢外交でもやってるつもりじゃないか。私は評価しない」と批判した。首相がトランプ氏を「信頼できる」としたのにも、「大統領選の時のいろんな発言を聞いて、むしろ懸念を表明している人が多い。どこが信頼できるか、国民に説明する責任がある」と指摘した。
民進党は首相が会談内容を明らかにしないことを「公務で行っている以上、説明責任がある」(安住氏)と問題視しており、首相の帰国後に国会での説明を求める方針。蓮舫代表は党会合で、参院環太平洋パートナーシップ協定(TPP)特別委員会で質問に立つと表明した。
一方、麻生太郎副総理兼財務相は会見で「予定(時間より会談)が延びたのは、波長が合ってうまくいったということだ」と評価した。公明党の井上義久幹事長は会見で「両国首脳の信頼関係を築く重要な一歩と高く評価したい」と述べた。自民党の吉田博美参院幹事長は「安倍首相はプーチン露大統領とも強い信頼関係を築いた。強力なリーダーシップの指導者に親近感を持っているリーダーだと思う」と指摘した。【朝日弘行】
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