同じ症状は以前にも起こって, その時にはリカバリーモードから macOS を再インストールすることで現象は出なくなった.
その現象と関連しているのかと思う.
解決したものと思っていたが, 実はハードウェアが故障していたのがたまたま表われずに済んでいたのか.
調べてみた.
LaTeX ファイルの編集は Emacs で行っている.
PDF ファイルは Preview で表示させている.
Emacs と Preview が同時に起動していて, 2 つのアプリケーションウィンドウが重なり合っている状態で, 双方を切り替えて使っているとそのうちに画面のちらつきが発生する.
アプリケーションウィンドウが重なり合わない場合には画面のちらつきはほぼ (まったくではなく) 発生しない.
最悪の場合には画面がフリーズしてしまう. 再起動しないと直らない.
同様の現象は, ブラウザー (Firefox) と iTunes, ブラウザーと Emacs, iTunes と Emacs など, ある程度の込み入ったグラフィックス表示を行うアプリケーションを切り替えて使っていると必ず発生する.
特に iTunes が表示されているときに画面のちらつきが発生すると使用に堪えないほど画面が乱れてしまう.
故障だろう.
確認した範囲で, Emacs, Terminal, Preview, Firefox は, そのアプリケーションだけが表示されているときには画面の乱れはほとんど発生しない.
iTunes も表示を頻繁に切り替えたりしない限りはそれほど画面は乱れない.
対症療法だが, 使用するアプリケーションだけを画面に表示させるようにして凌いでいる.
Emacs で LaTeX を使って foo.pdf という PDF ファイルを作成したとすると次のようにしてプレビューを行う.
(1) Emacs のシェルバッファーで "sleep 1; open foo.pdf" などと実行する.
(2) command + H で Emacs を非表示にする.
(3) 1 秒立った後に Preview によって foo.pdf が表示される. プレビューを行う.
(4) プレビューが終了したら command + W でプレビュー画面を閉じる.
(5) command + tab で Emacs を選択して画面上に表示させ, ファイルの編集を続ける.
その他のアプリケーションについても適宜 command + H を使って表示/非表示を切り替えている.
今のところ, 普通に作業を行うためのこれ以外のやり方は見つかっていない.
アプリケーションのウィンドウが重なり合わないようタイル状に配置すればいいのだろうが, 実用性を考えると無理である.
適当な時期に修理に出すしか無いなあ.
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