7 時半起床.
今日は作業療法の日で, 絵を描きに行くつもりである.
しかし, 外出に対する緊張と恐怖で動悸が激しく結局頓服を飲んで何とか起きることができた.
作業療法に行くのは 1 か月振りである. 久々に弁当を作る.
秋刀魚の蒲焼きの缶詰を汁と一緒に箸で細かく崩して温めたご飯にまぶす. 今日はここで練り山葵を混ぜてみた. それからキャベツのスパイス炒め, 目玉焼き, 沢庵.
お昼に食べたらご飯に山葵の風味が良く合ってとても美味しかった. これは成功例.
アトリエに着いても人と接する恐怖がまだ少し残っている. 懸命に絵に集中してどうにか振り払った.
午後から抑鬱感が強くなってくる. 久し振りに来た自分の存在がそれまでの場の雰囲気を悪くしてしまっているのではないか? いつ休むかもわからない. いつ来るかもわからない. そういう自分の身勝手さがスタッフの方々に余計な気を遣わせてしまっているのではないか?
本来なら, 今日は体調が悪いので休みますとか, きちんと電話で連絡すべきだろうし, それが社会の中で生活する者としての最低限の常識だろうと思う. それすら自分はできないのだ. 申し訳無くて消えてしまいたくなる.
帰り道はひたすら苦しく, てんぱっていた.
帰宅して布団に潜り込む. 完全な現実社会からの逃避だ.
とにかく布団の中で丸まって休むのだ.