Rijdt niet
みなさんは、この言葉をご存知ですか?
だってオランダ語だもん。
加えて、オランダの鉄道やバスなど、公共交通機関を使ったことがないと、見る機会なんてない。
しかし、私はオランダ滞在中、
この言葉に振り回されることとなる。
2016年、1月末。
朝10時過ぎ。
アムステルダム中央駅から、デン・ハーグへと向かう。
寒さにこごえるアムステルダム中央駅。
有人窓口で切符を買う。
駅の中は、現地語が分からなくても列車に乗れるように、わかりやすい絵で目的地を案内する看板。
長距離列車とか特急専用の窓口と、オランダ国内へいく切符が買える窓口に分かれてるようで、
どこで買えばいいかいまいちわからなかったので、「デン・ハーグ行きの切符はどこで買えますか」と係員さんに聞く。
そうすると、すぐ近くの窓口を紹介された。
数人並んでたけど、窓口の数も多いので、すんなりと買えた。
時刻表は真っ黄色。それを見て、乗り場へ向かう。
大まかながら、同じ方向に行く、同じところに停車するような列車は同じホームにまとめられている(必ずそういうわけじゃないし、変更もあるけど)。
なんだ、1時間に2~3本は来るじゃん、デン・ハーグに停車するの。
と思ってた矢先のことです。
ホームにある、電光掲示板。というか、ちっさくて高いとこにある画面に、現在の運行状況がずらっと。
それを見ると、並ぶ並ぶ「Rijdt niet」の文字。
…なんだこりゃ?
オランダ語はさっぱり。ですが、なんかただならぬ雰囲気だけは感じ取ることができます。
その列車は、灰色というか、他の列車の文字と違う表示なのです。
私が乗りたいデン・ハーグに停車する列車も「Rijdt niet」。
なんだこりゃ?
ただならぬ雰囲気。
しかも、乗りたい列車、時間になっても来ない。
そこでようやく調べてみる。
「運休」
頭が沸騰しそうになった。
どういうことだ!
しかも、後続の列車も軒並み運休。
チケット買って改札くぐっちゃったよ。
どうしろってんだ!
結局わたしは、
待ちぼうけをくらいました。
朝ごはん替わりのバーガーキング。
コーラとチキンナゲット的な何かをいただく。
前日もバーガーキングに入って、日本ではまず見かけないとってもラージなセットをたらふく食べました。
2日連続のバーガーキング。
日本でもバーガーキングなんて行ったことないのに…
というか、今までいた地域にバーガーキングがなかった。
何オランダでバーガーキングばっかり食べてんのさ。
アムステルダム中央駅のホームにはスタバもあります。乗り場によってバーガーキングがスタバか、はたまた得体のしれないほかのカフェかは違います。
それから1時間ちょっとして、列車は来ました。
よかった。ほんとによかった。
チケット無駄にして、不安なバスに切り替えることだってできた。
だけどチケット代が無駄になるほうが、このときの私にとっては、時間ロスよりも痛かった。
情報収集、大切です。
このRijdt nietを見たら、私みたいにただ待ちぼうけくらうだけじゃなくて、ちゃんと駅の人から情報収集しましょう。
改札くぐる前にちゃんと確認しておこうね!改札前に、おっきな電光掲示板もあることだし!
状況がよくわからないまま、待ちぼうけくらうのってすごく不安です。
ということで、
飯テロします
イギリスへ出発するまであと1週間
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2016年06月05日
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