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貴生川での眺鉄 by 坂本 理恵 (12/05)
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2020年08月14日

なんだか焦ってしまいます

【海峡】は長い編成のため奥内では後ろの車両は
ドアを開くことができないなど
苦難もありますが、
青函トンネルへ突入し、
真っ暗な中をひた走って海底駅へ到着しました。



先頭車では何かしら動きがあるのでしょうが、
8両も間にあると何が何だか分からず
ただ停車しているだけに感じました。



50キロ以上もある海底トンネルなので
しばらく景色など全く考えることも
できない状況です。



そしてやっと外へ出ると
そこはもう北海道だ!



初めて見る景色に
そして本州とは明らかに季節が違う景色に
しばらくはボッーとしていました。
いわゆる圧倒されていたということですかね(^^;



高架線を走りますが
雄大な北海道を早くも
感じることができました。



というのも
山に囲まれていて平地が見えても
その先は何も無く
はるか先に小山があって、
広いというイメージがぴったりだったからです。



同じ日本なのに全く違う土地と感じた
北海道へ入って一つ目の停車駅
知内へ到着します。



ここでは前の車両方しかドアが開かないため
降りる人は車両を移動するようです。


といっても降りる人は
ほとんどいないので
車内の移動を心配する事は無さそうですね。



周りはというと駅ホームがあるくらいで
雄大な北海道の自然だけが
残っているといった感じでした。



定刻よりかなり遅れていますが
【海峡】は慌てるそぶりも見せずに
知内を出発しました。



次の停車駅木古内まで
特に車窓は変化が無く、
右側には津軽海峡が顔を覗かせる程度で
山の中を走っていきます。



木古内到着は17時25分の予定でしたが
明らかに遅れが目立っています。



しかも自分の乗る江差線は
木古内を17時29分に出発します。



間に合うかどうかかなり厳しいですが
とにかく急いでもらいたいと
いう思いだけで列車に揺られていました。


次の木古内はホームが長く
全ての車両のドアが開くようで
自分の乗っている9号車もドアが開きます。



しかしドアが開いて
いざ江差線に乗換えようと思っていても
ホームの移動距離が長いと
これまた間に合わない可能性があります。



不安になりながら
降りる準備をしていると
左側から単線が見え始め木古内へ到着しました。






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