到着するというアナウンスが入ったので
ホームへ向かいます。
子供はというと
もちろん乗り遅れては大変なので
ダッシュしてホームへ向かっていました(^^;
1両編成の列車は
1人の乗客を乗せて到着しました。
そして、自分たち2人を乗せて
乗客は3人という車内で走り出します。
真っ暗な中をレールだけを頼りに
走っている感じがし、
最後尾から後ろに流れていく景色を眺めても
真っ暗で何も見えないという状態でした。
さて、摩周から乗った子供は
列車の中でもあっちへ行ったり
こっちへ行ったりと落ち着きが無く、
運転手にまで話しかける始末でした。
まぁ運転手も悪い人ではなかったので
怒りはしなかったのですが
やはり運転中に話しかけられるのは
気が散るのでやめるべきでしょう。
実のところ、子供が不安がっていたので、
車内では同じボックス席に座っていました。
なんとか子供を席に座らせたのですが、
しばらくするとまた立ち上がって車内を動き回り、
今度は後ろの方へ遊びに行くようです。
ワンマン運転で運転手の邪魔さえしなければ
良いやくらいに思っていたので
特に気にせずに一緒に最後尾まで
車内を移動し、後方へ流れる真っ暗闇を
眺めていました。
摩周から20分ほどの移動でしたが
子供の面倒も見ていたので、
あっという間に川湯温泉へ
到着したような気がしました。
改札を抜けると
そこにおばあちゃんが待っており、
子供はおばあちゃんを見つけると
一目散に改札を出て行きました。
まるで自分をポイ捨てする感じで(笑)
自分はなんとなく
おばあちゃんとも話しをし
子供(孫)のことを少し聞いて
この場を別れました。
子供は闇の中におばあちゃんと一緒に
消えていきました。
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