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今回は 私が
低脊髄圧症候群(脳脊髄液減少症) になった経緯を
お話します。
かれこれ14年も前のことです。
2004年、転職したばかりの会社で
数日勤務のあと、
上司に同行してお客さんのところへ行くことになりました。
上司の車は日本製の超高級車。(セルシオ)
なんとなく気になって タイヤを確認したら
なんということでしょう?!
4本ともツルッツルの ボウズタイヤ 。
走行していいのは、凹凸のでこぼこがあるタイヤですよ!!!
急いでいるから高速道路で行くって言うし、
雨が強くて
さすがに危険と思い
上司に忠告したけど
「大丈夫 大丈夫」の一点張りで聞き入れてもらえず。
どんどん雨がひどくなる中、高速道路へ。
無事に着くといいんだけど、、、
不安でいっぱいの中、ついにその時が!!
ボウズタイヤなので
グリップ(ぐっと地面をつかんで走ること)しないんです(ノ∀`)アチャー
路面をタイヤがキャッチできない。
その時の道路は大雨のせいで
水溜まりがいっぱい。
で、どうなるかというと
グリップ力がないタイヤが水溜まりの上に乗る next→
ハイドロプレーニング現象
(タイヤと路面の間に水が入り込み、車が水の上を滑るようになりハンドルやブレーキが利かなくなる現象)が
起きて next→
ハンドル操作がタイヤに伝わらない next→
ハイドロプレーニング現象が起きたタイヤが勝手に暴走 next→
車体をもその力に勝てず、振り回される。
高速道路って2車線(いろいろあります)が基本で。
左側が走行車線、右側が追い越し車線と決まっています。
当時、急いでいた上司は
追い越し車線を制限速度を はるかに越えたスピード で走っておりました。
だからなおさら
ハイドロプレーニング現象が起きやすいのだと思います。
そうです、起きました。
ハンドルが勝手に動く。
しかも物凄い力で。
パニックになった上司。
ああ、これはアカンやつや、、、
脳裏にぼんやりと浮かんできました。
その瞬間
(右側を走っていたので) 中央分離帯に激突 !
その反動でクルクルクルクルクルクルクルクル回転し
左側の車線の左側にある ガードレールに激突 !
その反動でクルクルクルクル。
え?止まった?
ちょうど右側車線上に進行方向に頭を向けて停止したんです。
まじ??助かった??
ふっと安堵したその瞬間
後ろからとんでもない衝撃が!
後部座席に乗っていた私は
身動きが取れなくなってしまいました。
なぜかって?
大型トラックが 猛スピードで突っ込んできて
車の半分から後ろ、
つまり 後部座席とトランクルームがグチャグチャ になってしまった。
そりゃ、動けません。当たり前です。
ああ、本当に終わった。。
小学生の娘二人、ごめんね。。。
強烈な痛みのせいか、だんだんと薄れていく意識。
どれくらい時間が経過したのか見当もつかない。
遠くからサイレンの音がする。
ドンドンドン!
車を叩く音がなんとなく分かって
少し意識が戻った気がした。
ドアを必死に開けようとする音。
グチャグチャになってるから当然開くはずもなく。
ガシャン!
窓ガラスが割られ、外から声がする。
「大丈夫ですか? いま開けますよ!頑張ってください!」
というようなことを言われたんだと思うけど
意識が半分飛んでるから
はっきり覚えてないですが。
ヴィーーーーーン
ドアを電気ノコギリで切り落とし
ようやく救出できる準備ができた様子。
すぐさま救急隊員の人が私の傍に来て
ひっきりなしに質問を浴びせてくる。
お名前は?
年齢は?
痛いところは?
動けますか?
大丈夫ですか?
永遠と繰り返す。
それに反応できないでいると
声が一段大きくなる。
うるさいなぁ 寝かせてくれよぉ((+_+))
確かそんなことを思いながら
声が出せるうちは声で。
声が出せなくなってきたら うなづいて。
みたいなのを繰り返してるうちに
いつの間にか救急車のストレッチャーに乗せられてた。
き、き、記憶が飛んでいる(@_@)
それにもかかわらず
とにかく恥ずかしさでいっぱい。
びゅんびゅん通りすぎる車にガン見されてると思うと
いてもたってもいられない(/ω\)
次に気がついたのは病院の中。
救急なのに
外来患者たくさんいる中の廊下を眺めていた覚えがある。
搬送される途中、何度も意識が遠くなって
全てを覚えてはいません。
ただ
この事故がラジオの速報で流れたのを聞いていた
友人達が何人もいるのですが
『即死だな』
と、誰もが疑わず思ったそうです。
まさか私のことだなんて、ね。
あ、生きてました。v( ̄Д ̄)v
つづく・・・
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