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プロフィール

はぴせ
元会社員の後期高齡者。自称平均的な日本人。札幌市出身、東京都在住。「心と体の健康維持・増進」を願い、求める極意は「自然体」で「頑張りすぎない程度に頑張って」日々を暮らすこと。
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2013年06月18日
A287・「見た目」と「血管の老化」は連動する
1、「見た目で老けているならば、血管も老化が進んでいる」

世の中には、実際の年齢よりも老けて見える人もいれば、驚くほど若々しく見える人もいます。単に外観だけではなく、行動面でも物の考え方でも、随分違いがあるようです。

病弱であったり、心ならずも病に取り付かれて療養生活が長引たりするとそれは大きなハンデになるでしょうが、所謂健康体であっても食習慣とか運動習慣その他の生活習慣で、年齢を重ねるに連れて、「老い」の進み具合は随分違ってくるようです。

「実際の年齢よりも顔が老けて見える人は、体の血管の老化も進んでいる」という
学術研究成果を目にしました。

「見た目で老けているならば、血管も老化が進んでいる」とのことです。
いやでも「我が身や如何に!?」と思わされます。


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2、研究成果と解説

以下に研究成果の要点とNHKWEB特集での解説から数点を列記します。

・老化の進み具合を検査する「アンチエイジングドック」を早くから開設し、老化研究の拠点となってきた愛媛大学医学部附属病院で、患者のデータを基に、「見た目の年齢から、体の血管の老化が分かる」という研究成果を発表しました。

・診断の方法は?
まず、専用のソフトで皮膚のたるみやシワ、目元の角度などを解析。
それを100万人分の顔のデータと照らし合わせ、「見た目年齢」を推定します。

・続いて「血管年齢」の検査です。
血管内部の壁は老化とともに厚くなっていきます。
その厚みで血管年齢を割り出します。

・(例)Mさんの検査結果は、見た目が67歳。実年齢93歳、
    血管年齢は見た目と同じように若く、71歳でした。

・一方、見た目が老けている人は、血管も老化している傾向がデータから明らかです。

・血管の老化は命に関わります。
老化の進んだ血管は、壁が厚くなり、動脈硬化になります。

・なぜ、見た目と血管の老化が関連しているのか?
老化は、AGEという物質が原因になっていることが分かってきました。
AGEは、体を構成しているたんぱく質に、体内の余分な糖が結びついたものです。

通常、たんぱく質は柔軟性があり、肌や血管の弾力を支えています。
しかし、血糖値が高い状態が続くと、余分な糖がたんぱく質に結びつき、茶色く固いAGEになってしまい、弾力性が失われ、たるみやシワの原因になります。

血管で作られると、動脈硬化を引き起こし、老化を早めます。

・「血糖値を上げず、体内にAGEを作らないことが、老化を防ぐうえで重要だ」ということになります。

・老化を防ぐには、どのような生活を送ればいいのか?
例示したMさんの暮らしからヒントを探りました。

・食物繊維を多く !
Mさんは、食事は3食とも自分で作り、
献立に必ず入れるのが、海藻と玄米に野菜、きのこ。どれも食物繊維が豊富です。
これがポイントだといえます。

食物繊維は、小腸に長くとどまり糖とくっつくため、小腸から糖が吸収されることを妨げます。そのため血糖値の上昇が抑えられ、AGEが作られにくくなるのです。

さらに「食べる順番は、食物繊維、たんぱく質、最後に炭水化物が基本だ」と言われます。

・運動もポイント
Mさんが日課にしている運動が注目されます。古雑誌を束ねた4キロの重りを足で持ち上げる運動を食事中やテレビを見ながら行います。

「人間にとって最大の筋肉が太ももなので。太ももでグルコース、糖が使われる。AGEができるのも抑えられる」と分析されます。

さらに、食事から1時間後には80歳から始めた趣味の卓球の練習。
摂取した糖が吸収され血糖値が高くなる時間帯に有酸素運動をすることで、余分な糖をしっかり消費しています。

食事も、運動も決して無理はせず、続けられる内容をほどほどに行っていくことが病気やけがを避けるためにも重要です。 と、締めくくられていました。

運動が重要なポイントなのは異論ありませんが、有酸素運動の例示「80歳からの卓球」は誰にでもとは言えないようです。

高齢化して、身体のバランス、硬さは当人の自覚以上に劣化しているのが普通のようです。転倒防止には十分以上の注意が必要と思っています。

身体の硬さをほぐし、バランスを崩し易くなっているのを回復し、ストレッチとかヨガとかで体幹を強くして転倒しにくい身体にしていくことが大切と思っています。

これとウオーキングなど有酸素運動を続けることが出来るなら理想的!なのだろうと思います。

解説文にある様に、「食事も、運動も決して無理はせず、続けられる内容をほどほどに行っていくことが病気やけがを避けるためにも重要です。」 これがポイントだと思います。


(追記)バックナンバータイトルを下記分類で一覧致します。
該当するジャンルの(1)〜(8)をクリックいただくと、そこに分類されているタイトルが一覧され、
タイトルをクリックいただくと本文が開きます。


1、「日記・諸事寸話」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(1)
2-1、「身体の健康」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(2)
2-2、「運動」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(3)
2-3、「食習慣・食生活」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(4)
3、「心・頭脳の健康」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(5)
4-1、「病気・傷害・医療」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(6)
4-2、「糖尿病」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(7)
5、「福祉・介護・看護」
「ジャンルなし」

-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(8)




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